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東京03 FROLIC A HOLIC feat.CreepyNuts in日本武道館 なんと括っていいかまだ分からない

3月4日5日の2daysで行われたこのイベント。
そもそもFROLIC A HOLIC というイベントは東京03が別ジャンルとのコラボレーションで新しいコントの形を表現するという試み。
(敬称略)

これまでも様々な芸人さんや星野源の弟子(オークラさんの本で書いてあった)でSAKEROCKメンバーだったハマケン。
今回も参加しているジェントルフォレストジャズバンドとコントを作ってきた。
ここまでが前回の内容。正直前回も笑いも音楽とこ融合も上手くいっていて03ファンにはたまらない内容だった。

↑前回公演の内容

私はday2を現地で観劇し、翌日にday1をオンラインで観劇しました。
WOWOWでの配信も終え、ある程度ネタバレした感想が書いても良さそうなので濃いめに書いていこうと思います。




まず、今回はCreepyNutsという天才ヒップホップユニットが加わった事でコントの幅が広がっていた。R指定が天才で力はあるのに燻り、人気が出なかった。しかし毒舌ラップで人気になり、そこでもまた悩み苦しむ。本当は売れたかったはずなのに売れ方のミスで思っていた自分に慣れなかったのだ。

これはCreepyNutsに言える事というか、2020〜2022年あたりのCreepyは本当にやばかった。
毎週のオールナイトニッポン2部という深夜放送に沢山のバラエティー出演、コロナでフェスは無かったにしろコンサートや音楽番組には引っ張りだこだった。
楽曲もちゃんと作り続けていたし「のびしろ」なんかは本当に知らない人がいない位の人気楽曲になった。
そして、私の目標が明確にテレビプロデューサーとなったイベントの佐久間宣行freedom FanfareにもDJ松永は出ていた。彼らはそういったイベントにも無数に出ていただろう。
彼らが売れた時に想定していた世界と現実の違いは分からないし、悩んでいたかも想像出来ないが、とりあえず忙しかったのは間違いない。

ニッポン放送主催と言うこともあり、その彼らのラジオを聴いているリスナーからすれば少しはコントキャラと現実の彼らを重ねてしまうのは仕方がないと思うし、オークラさんも少しは狙ったのかなと感じた。
そういったストーリー性に重ねてDJ松永の馬鹿DJプレイやR指定と東京03の即興ラップコントは大衆が分かりやすく彼らの凄さが伝わる仕組みが完成していて凄く良かったし、凄さを再確認させられた。

Creepy以外に吉住や百田、佐倉のWキャストの素晴らしさとアイドル力の部分は半端なかったし、オードリーは別々の面白さを発揮していて作品に厚みが出ていた。
これに関しても無限に話せる内容なので、円盤化されたらサークルで一度鑑賞会をしたい。吉住に関しては単独の感想を書くタイミングでこの時の話も書きたい。

最後に03とジェントルフォレスト

過去作も含めてジェントルフォレストジャズバンドがコントを一気にオシャレにして、大きい箱でも音が伝わる、迫力が出る仕事をしているというのが良く分かる。というか音楽の人がコントに全振りして力を貸してくれる、楽しそうに演奏しているというのが固定概念を覆られたと同時にこういった他ジャンルとのコラボは面白いし新しい次元の作品が完成するのだと勉強になる。
これからもジェントルフォレストには色々な世界を見せてほしいし、見せてくれると確信しています。

東京03がコロナ禍にリモート公演をしていたがそこでもジェントルのメンバーが活躍しているのでそれも見てほしいですね。


浅い感想ですが本当に最高のライブでした。

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