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『Silent』第6話ー奈々とハンドバッグ

6話は完全に奈々にスポットが当てられてて、奈々の心情が伝わりすぎて今回も切なく苦しい回でした。


※以下、ネタバレあります。


特に、

私が想君に手話教えたの
プレゼント使い回された気持ち。
好きな人にあげたプレゼント包み直して他人に渡された感じ

奈々と紬のシーン

これは言われた側はかなりキツイけど、脚本のセリフとしては見事すぎる。表現が絶妙だと感じた。


そして奈々がウィンドウに飾ってあるハンドバッグを眺めているシーンからの回想で『もし~だったら』っていう妄想が夢に繋がっていて
手話は両手を用いる為、片手だと不便だからかいつもリュックサックで
本当は片手に可愛い小さな鞄(乙女心)で、もう片方には好きな人と手を繋いで歩きたい。という思いが痛いほど伝わった。

そして泣きながら夢にまでみた好きな人の声が聴きたい。
その一心で携帯電話を耳にあてるシーンに
思わず息を呑んだ。
本当に言葉はいらない演出が秀逸でした。


いつも抜群のタイミングでOfficial髭男dismさんの『Subtitle』

「凍りついた心には太陽を」
そして「僕が君にとってそのポジションを」
そんなだいぶ傲慢な思い込みを拗らせていたんだよ
ごめんねー(ごめんね)笑って(笑って)やって

Subtitle

何回も頭の中でこだまする。

これって湊斗の心情歌ってるのかな?って思ったり
でも奈々の心情でもあるなって思ったり、
いろんな人の心情に当てはまるこの歌詞がピッタリすぎてすごすぎる。


次回予告のピアノの音が切なかった。
演出が毎回うますぎて
その世界観に浸れるのって素敵だなぁ。


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