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『Silent』第3話ー湊斗回。全てが繋がった。

3話見終わった感想は、湊斗も良すぎる。ただそれに尽きる。

今までは主人公2人に焦点を当てていて、やっぱりどうしても湊斗はサブ的な役割でこれからもそういう立ち位置は変わらないと思っていた。
なのに私は今湊斗にすごく惹かれている。
恋人としても友達としても素敵すぎる。
そういう事かって。特に2話からの紬との関係性の積み重ねが3話ではっきりわかって随所随所のそのようなシーンに何回も胸が熱くなった。

※以下ネタバレ有。


例えば 犬と猫 スペース 仲良し
とか
メロンソーダとオレンジどっちがいい?
コンポタ
とか
ファミレスでハンバーグ食べる所とか
紬と湊斗が3年という月日の中で絆を深めていった課程が丁寧に描かれていて、それらが全て今に繋がっているんだと。
紬はちゃんと湊斗が好きだとわかったし、
本当に湊斗は主成分が優しさでできているという事がよく理解できた。


そしてこの3話で最も伝えたい事は後半10分に込められた湊斗の想に対する『思い』だろう。
このシーンは本当に切なかった。

隠すとか別れるとかそういう風に決めちゃう感じ
紬に迷惑かけたくないとか
わかるけど わかるけどさ
なんで俺に言ってくれなかったの
なんか力に
なれないけど
なれないのわかってるけど
言ってくれないならさ

このシーンは本当に胸が苦しくなった。
1番の親友だと思ってた友達が頼ってくれなかった事。
急に連絡を一方的に切られた悲しさ。
寂しさ。悔しさ。もどかしさ。
湊斗の感情がストレートに伝わってきた。

そしてこの時の想の表情も切なすぎた。
湊斗がすごく必死に伝えてくれてる。しかも泣きながら。
でも今の想にはわからないんだ。

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最後の紬と湊斗が想について話すシーン。
湊斗の本音が心に突き刺さった。

(紬と想が最近頻繁に会ってる事とか)
そんな事怒ってない。全然気にしてない。
気にしてるけど大した事ない。
気にしてるって程じゃない。
取られるんじゃないかってイライラしてる方が楽で
想の事悪く思う方が楽で
友達の病気受け入れられるよりずっと楽だったから

名前を呼んで振り返って欲しかっただけなのに

この一言が全てを物語っていると思った。


想との楽しかった思い出は湊斗の中では高校時代で止まったままで
理屈じゃなくて頭ではわかっていても信じられなくて
信じたくなくて
高校の時みたいに名前呼んだら振り返ってくれて楽しく話がしたいだけなのに。
そんな当たり前にできていた小さな願いさえも叶わないなんて。

特に湊斗と想には深い友情があって。簡単に受け入れられないし、1番の親友にも言ってくれなかった悲しさは計り知れないだろう。

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今回も泣いたよね。うん。
端々から感じる優しさに溢れてて
セリフ全部文字起こししたいと思うほどで。
人がみんな優しくて
言葉も優しくて
思いやりが優しくて
そしてとても切ない3話でした。

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