トゥキュディデス『戦史』における疫病の描写

2020-07-23

紀元前431年に始まったペロポネソス戦争を記録したトゥキュディデスの『戦史』に残る疫病の描写。トゥキュディデス自身も罹患したので経過はリアル。戦争で人が移動したことでグローバルに疫病が広がったとも言える。また疫病に対する知識も現代ほどはないので感染速度は速く、当然毒性の強いものがそのまま生き残るため、重症化しやすい。(感染速度を落とすだけで毒性が落ちる、というようなロジックもなかなか今日においても理解されづらい。)

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