見出し画像

知名度0からのYouTube登録者数1000万人を目指す戦い⑦マネ虎社長と初コラボ

知名度0なら、相手のチカラを借りればいい!

放送作家である私の知名度は0であるがゆえに芸能人YouTuberのような発射台がない。一気に収益化のラインにたどり着くにはそれなりの時間が掛かる。しかし、自分の知名度がなければ知名度のある人の力を借りるのが手っ取り早い。テリー伊藤さんの言葉を借りればこれは「合気道理論」だ。(相手の力を借りて自分の技にする)もちろん、相手からの了承を得ないと成立しないために、自分のこれまで仕事ぶりや関係性が認められないと、おいそれとマネすることは出来ない。そんな中、コラボのOKしてくれたのは元マネーの虎でおなじみの南原竜樹さんである。

スクリーンショット 2021-01-30 132835

虎になる前の「南原3000万」との出会い

南原さんとの縁はもう、かれこれ20年以上になるかもしれない。当時、テレビ朝日で「快速!通勤仮面」というサラリーマン応援バラエティーをやっていた。リクルートの提供で出演者には、当時フェロー役員であり、「さだまさし似」をつかみのトークにしていた藤原和博さん(後に民間企業から、杉並区の中学校の校長を務めた方としても有名。)バブル崩壊王の小島さん、そして南原さんという、30手前の私には学ぶべきことが山ほどある一方、笑いもある番組だった。その中で南原さんは、冷静沈着なしゃべりと一般のサラリーマンとは違う圧倒的なビジネスセンス、社長目線の発想は面白く、たちどころに番組の準レギュラーに昇格。「南原3000万」というニックネームで番組では紹介していた。当時の南原さんは、まだテレビへの出演が多いわけではなく、作家で現場にいた私に対し、「プロデューサーって何?」「ディレクターって何?」「どっちが偉いの?」「どうやって収益が出てるの?」そんなテレビ業界の仕組みを懸命に盗もうとする姿は私の記憶に焼き付いていた。(後に南原さんが出版業、旅館業、人材派遣業、レンタカー事業など他分野にも進出したが、業界モデルを学ぶ姿勢は当時からあったと言える。)それだけではない。収録の合間に、テーブルに向ってイヤホンを差していた。何をしているのか?と覗いてみたら、イタリア語の勉強をしていた。社長という立場に一切の胡坐をかかない姿勢と時間の有効活用、ビジネスマンの教科書がここにいると感じた。また、その反面、「僕はマルシンハンバーグが好きなんです。」というクールさの中にあるお茶目さにすっかり、私はやられてしまった。

画像3

「虎の生みの親」になる

「この人はすごい!」気づいたら、私は南原さんを徹底的にウォッチし始めていた。残念ながら2クールほどで番組は終了した。(一応、断っておくが視聴率が悪かったわけではない。)その後、私がお世話になっている放送作家であり、番組の生みの親である先輩が日本テレビ「マネーの虎」でしゃべりの立つ社長を探しているという話を耳にし、私はすかさず、南原さんを紹介した。その後の活躍はご承知の通りだろう。さらに、会社も大変にはなるが。。。もちろん、私には一銭も入ってきてないが、南原さんの知名度アップにおいて、広告効果と考えれば、数十億円と言っても過言ではないくらいの効果をもたらした自負はある。(それは南原さん自身が手繰り寄せた結果でもある。)

画像2

そのようなこともあり、もう20年近くの付き合いになる。たびたび、パーティーにも呼ばれ、別世界の人たちとの出会いも数々、経験させていただいた。

満を持しての「Crazy for food」のシェアの願い

そして、昨年10月30日にCrazy for foodの1回目の配信を迎えようとする中、なんとかしてスタートダッシュをしたい!そのためには南原さんのFacebookの知り合い3000人に知って欲しいと考えた。たまたま食事会をやるというので、何とか承諾を得たいと考えた。もし断れたらどうしようか?と頭が過った。言いたくはないが、「マネーの虎に紹介したのは僕ですよね、今度は僕を、Facebookで紹介してくれませんか?」この言葉を言うしかないと腹積もりをした。

スタートダッシュの成功!

私は、20年の付き合いにおいて満を持してのお願いをした。「今度、YouTubeで新しい企画をやるのでシェアしてもらえないでしょうか?」その返事は・・・「いいよ。どうしたらいいの?」身構えていた自分が拍子抜けするほど、あっさり承諾してくれた。そうだ、懐の広い人ほど、他人の成功を応援してくれる。私のチャンネル内容などの確認もすることなく、二つ返事でOKをしてくれた。その後、私の知人に何人も頼み込み、シェアをしていただいた。そのおかげもあって登録者数200人にも満たない弱小チャンネルが1万2千回の再生回数をたたき出すことに成功した。

記念すべき1発目の配信

今見直すと、まだまだアバターの操作になれておらず、粗削り感が満載だが内容は今でも面白いと思う。まだ、数か月前の話だが随分、時間が経ったような気もする。どういうことか、視聴者は世界60か国以上にまで広がった。

YouTuberとしての南原竜樹をサポート

実は、この時のお願いの際、南原さんがやっているYoutubeの再生回数が伸び悩んでいる話を聞いた。シェアしていただいたお礼にと、いろいろと放送作家の立場としてアドバイスをした。「セーターのようなものを着ていては説得力がない。」「タイをテーマにしても身近じゃないから誰も見ませんよ。」「テーマはもっと下世話に。」etc.そして一時期、南原さんのチャンネルの登録者数は一気に伸びる。だが、また、今停滞期に来ているようだ。そこでこの度の私の出番となった。foodots.のチャンネルもやるが、南原さんのチャンネルで腕を振るうことになった。もちろん、foodots.の連動も考えている。知名度0からスタートしたが、ようやくコラボしてくれる方が現れた。これをラッキーと思うかどうかだ。私から言えば、ラッキーではない。長年、掛けて少しずつ、積み上げてきただけである。やるからにはどちらも成功させる。まだまだ、戦いは続く。
Crazy for foodの最新回はこちらから。
ぜひ、チャンネル登録をお願いします。

P.S この記事を書いているさなか、南原さんが音声SNS「Club house」で使い方のレクチャーを受けていた。本当に動きの早さと学びの姿勢が凄まじい。

ぜひ、あなた様のサポート、お気遣いいただけたら幸いです。

宜しければサポートをお願いします。あなたの応援を、私のエンジンにさせてください。