YouTube講演家・鴨頭善人さんと対談を終えて… byキンコン西野
このnoteは2020年9月19日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:石の絵本徹底解析カラコンハンナ さん
どうも。キングコングの西野亮廣です。
お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。
今日は、
「YouTube講演家・鴨頭善人さんと対談を終えて…」
というテーマでお話しします。
昨日、鴨頭さんのYouTubeチャンネルの方でアップされましたが、YouTube講演家・鴨頭善人さんと対談させていただきました。
もちろん鴨頭さんの存在は存じ上げていたのですが、…ただ、これまで接点は無かったんですね。
印象としては「勢いのある方だなぁ」というのと、「『YouTube講演家』という一つのジャンルを築いた人である」ということ。
特に後者は凄いですよね。
ご本人もおっしゃっていましたが、「講演」というのは、大抵、オリンピックの金メダリストや上場企業の社長といった、「何か大きなコトを成した方が、その経験談を語って聞かせる」というのが世の常だったのに、鴨頭さんに至っては、「『講演すること』でコトを成した」という、これまで聞いたことがないケースです。
彼を批判しようと思ったらいくらでもできると思うんです。
「随分と堂々と語っているけど、お前、何を成し遂げた人間なの?」といった調子で。
ただ、「何を成し遂げたの?」も何も、『伝える』ということに特化して、成し遂げちゃってる(笑)。
結果を出しちゃっている。
「これまでに無かったものを作った」というのは、垣根無しに凄いですね。
いやぁ、降参です。
今回、初めてお会いして、お話を聞かせていただいたんんですけど、(僕なんかが言うのもおこがましい話ですが)やっぱり圧倒的に場数を踏んで来られた方のお喋りで、安定感が本物のソレなんですね。
一応、僕は国内最大の芸能事務所にいる人間ですから、まぁ、いろんな芸人さんと御一緒させていただくんですが、「面白い人」というのは総じて安定感がある。
「一回、二回、スベろうが、あとでいくらでも取り返せるから痛くも痒くもない」というのが滲み出ている感じって、あるじゃないですか?
ノブシコブシの吉村君が滑っても、まったく痛々しく見えないですよね? 「滑ったら滑ったで、どうせこれをネタにして、笑いを取るんだろうな」という感じで、僕らは彼を安心して見ている。
逆にいうと、そういった芸人さんしか生き残っていないのですが、鴨頭さんには、それがあって、そこが本当に凄いなぁと思いました。
間違いなく、芸事で生きている人のオーラがあった。
で、今回、御一緒させていただくことになった理由なんですが、なんと、鴨頭さんの方から「映画『えんとつ町のプペル』を正式に応援させて欲しい」という御相談だったんですね。
なんですか、その相談(笑)
本来、逆じゃないですか。映画『えんとつ町のプペル』を作って、広めたいと思っているのは僕の方で、お願い・御相談に上がるのは僕の方です。
にも関わらず、「プペルを応援させてもらえないですかね?」と。
「与えよ、さらば与えられん」という新訳聖書の言葉がありますが、まさにそれを地で行く人で……そんなコトされると、何とかしてお返ししたくなっちゃうじゃないですか。
……ただ、お話を伺っているうちに、「お返し必ずさせていただくけど、今じゃないな」と思いました。
今、僕がやらなきゃいけないことは、こうして応援していただいた以上、キチンと結果を出すことで、今回の勝負で勝つ事が「一つ目の恩返し」であると。
僕が彼に本腰を入れてお返しするのは、今回の戦いが終わってからです。
そんなこんなで、「今回のエールはキチンをいただこう」と思いました。
対談の中でも鴨頭さんに言われたのですが、もともとネットによる監視社会が加速していた中、わをかけて「新型コロナウイルス」というものがやってきて、僕らは今、死んだように生きるコトを求められてしまっている。
こんな世界は、あまりにも息苦しすぎるから、「今回の挑戦をキッカケに応援しあう文化が始まって欲しい」と。
これは本当に同感で、僕もカッコつけてる場合じゃないので、頭を下げれるチャンスがあったら、片っ端から下げて、「今回は僕を応援してください」と言ってまわろうと思いました。
「今回だけは僕に勝たせてください。とりあえず僕が先陣切って、このモヤモヤした煙を取っ払った後、必ず返すので」と。
なので、「西野、ウチのYouTubeチャンネルにきて」という方がいらっしゃったら、教えてください。
さすがに全てに顔を出すことは物理的に不可能ですが、可能な限り参加させていただきます。
夢や希望を持つことすらままならないこの世界を、もう今回で終わりにしたいです。
「こんな状況でも、やればできるんだ」というところをお見せします。
鴨頭さんとの対談動画では、そのへんのことも、もう少し詳しく掘り下げているので、まだご覧になられていない方は、是非、御覧ください。鴨頭さんのYouTubeチャンネルの方で上がっておりますので。
最後に。
時々、「映画『えんとつ町のプペル』を応援したいのですが、どの応援が一番嬉しいですか?」と聞かれるので、正直に答えさせていただくと、あなたの職場や学校に、映画『えんとつ町のプペル』のポスターを貼っていただけるのが一番嬉しいです。
ポスターデータは、僕のツイッターの固定ツイートにありますので、そこからダウンロードしてください。
https://twitter.com/nishinoakihiro/status/1298626863590305792?s=19
映画『えんとつ町のプペル』のポスターデータです。
お好きにプリントアウトしてください。
お店や学校に貼っていただけると、西野が猫のようになつきます。
【A面】https://t.co/45R1AsiVnu
【B面】https://t.co/7iHClhcC3I#えんとつ町のプペル pic.twitter.com/GPfDWPFanI
— 西野えほん(キングコング) (@nishinoakihiro) 2020年8月26日
で、もし、本当に職場や学校にポスターを貼ってくださったのなら、ツイッターで僕にメンションを飛ばしてツイートしてください。喜んでシェアさせていただきます。
ま、そんな感じで、応援していただけると嬉しいです。必ず期待に応えてみせます。
何卒、よろしくお願いいたします。
今日は【YouTube講演家・鴨頭善人さんと対談を終えて…】について、お話しさせていただきました。
それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。
※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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