音声メディア「Voicy」の株主になった話byキンコン西野
このnoteは2020年7月3日のvoicyの内容を文字起こししたものです。
voicyの提供: 西野亮廣さん2020年7月3日40歳の誕生日おめでとう矢田真 さん
どうも。キングコングの西野亮廣です。
お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。
今日は、
「音声メディア「Voicy」の株主になった話」
というテーマでお話しします。
キンコン西野が出資する際のルール
今日で40歳になりました。
両親が踏ん張ってくれた日であって、僕が何か成し遂げた日でもないので、誕生日というのは立ち振る舞いに少し困るというか、なんかもじもじしちゃいます。
おめでとうって言われても何もやってないしな、という感じになってしまうんですよね。まぁでも、ありがとうございます。40代でもそれなりに頑張っていけたらなと思っております。
先日ニュースになったのですが、今日は「音声メディアVoicyの株主になった」話です。
込み入った話は一昨日のオンラインサロンの記事に書かせていただいているので、ここでは「自分が出資や支援をさせていただく時のルール」をお話させていただきたいと思います。
僕はいままで株主になったり、支援させて頂いたり、とある映画に出資したり、協賛したり、様々な方法で挑戦の金銭的な投資をして後押しをさせていただきました。
今回は、金銭的なものについてお話しをします。
金銭的な後押しについては見返りを求めてやっているわけではなくて、どちらかというとクラウドファンディング的なノリで、素敵なプロジェクトだなと思うものを選ばせていただいています。
今朝、 YouTube『西野亮廣エンタメ研究所ラジオ』に動画が上がりましたが、インターステラテクノロジズのホリエモンロケットの支援もそのうちの一つです。あれには1000万円くらい支援させていただきました。
安くはないのですが、コロナでみんな下を向いていたので、ロケットが飛ぶと物理的に上向くのでいいのではと思ったんですよね。
ちょっと明るいニュースの一つでも欲しいし、そういう事にお金を使うのはなんかよくないみたいな雰囲気でちょっとまずい流れだなと思ったので、インターステラテクノロジズのホリエモンの系統の支援もさせていただきました。
オンラインサロンの収益は、自分たちが仕掛けるプロジェクトの予算(制作費)に回していますが、時々、そういった形で僕たち以外の挑戦者の応援にもあてさせていただいております。
それで、Voicyも挑戦しているので応援したいなと思って。
音声メディアがここからどうなっていくのかは、まだ答えが見えていない。その「どうなっていくか分からないところ」に取り込んでいく姿が美しいなと思って応援したいので、Voicyの株主にならせていただきました。
それで、今日はここをきちんとお話ししておきたいのですが、僕が支援する以上は宣伝の意味合いが出てくると思うのです。要するに、「西野が良しとしたものである」という風に見られてしまう。
この「西野さんがいいと言ってるんだからいいに違いない。私もこのサービスを使ってみよう!」という流れが生まれてしまうことに関しては、百も承知で、自覚した上で支援、出資させていただいています。
なので、そこは安心していただいていいです。
「このサービスに出資したら儲かる」という理由で出資していることは1ミリもないです。
お金よりも信用の方がはるかに高いことを一応よく知っている男なので、お客さんが損するようなことはやらないようにしています。
サロン内でも支援をしています
今、サロンメンバーさんがブロードウェイミュージカルの制作に挑戦していて、実は毎月50万円ずつ支援させていただいています。
もちろんこれも「サロンメンバーさんだから」ということもあるのですが、サロンメンバーさんであれば誰でも支援するわけではなくて、支援することで宣伝をしてしまっている責任がとれる内容のものに支援させていただいております。
簡単な言葉で言うと『クオリティを満たしているもの』に支援させていただいているということです。
今後、西野が出資や支援をしたニュースを見かけることもあると思うのですが、一応そういう線引きで「責任が取れるというものに関してだけ支援させていただいている」ことを覚えておいていただけると嬉しいです。
つまり、もしつまらなかったら宣伝した僕の責任なので、その罰は甘んじて受けます。その代わり、それが面白かったら褒めてください。
ここからはお知らせになってくるのですが、実は、そのブロードウェイミュージカルの挑戦もオンラインサロンのコメント欄で知ったんです。
もともと劇団四季で働かれていた小野さんという方なのですが、「ブロードウェイに行ってミュージカルをゼロから作る挑戦をしたいんです」というコメントでした。
本当に素敵だなと思いました。結構デタラメで難しそうじゃないですか。
そのコメントに対して、「面白そうだから今から会えますか?」的なノリで返信させていただいて、五反田で飲みに行きました。居酒屋で飲んで、2軒目スナックキャンディに行ったのかな。それで、その場で毎月50万円支援させていただくことを決めました。
小野さんの作られるミュージカルのチームクオリティは確かなものです。
YouTubeなどにいろいろ楽曲が上がっておりますが、本当にクオリティは間違いないものなので支援させていただいています。
この調子で、オンラインサロンメンバーの挑戦には、クオリティが確かなものであれば、どんどん支援させていただこうと思っております。
面白い挑戦をされている方は、サロンのコメント欄までどしどしご連絡ください。
今日お話ししておきたかったことは、一点だけです。
西野が支援する場合は、別に儲けとかそういうことではなくて「本当にいいよ!」と西野が胸を張って言えるもののみ支援させていただいているということです。
それがつまらなかったら、僕が全ての責任を背負います。そういうお話でございました。なので、それなりに信用してもらって大丈夫だと思います。
というわけで、
「音声メディア「Voicy」の株主になった話」
というテーマでお話しさせていただきました。
YouTube の方に、先程申し上げましたが、オンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所ラジオの方にホリエモンロケットのドキュメンタリーの 映像が今日イレギュラーで上がっておりますので良かったら覗いてみてください。
それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。
※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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