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声は『資産化』できるのか?【キンコン西野】

このnoteは2021年8月2日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は「声は『資産化』できるのか?」というテーマでお話ししたいと思います。
少しだけ未来の面白い話です。
 
 
 
本題に入る前に、お知らせです。

お知らせ!『サーカス!』の抽選先行予約!


11月8日に日本武道館で開催する学校イベント『サーカス!』の抽選先行チケットの予約がスタートしました。
 
現在、受け付けているのは、「アリーナSS席」と、一階スタンドの「すっごい見やすい席」の二つです。
 
「すっごい見やすい席」というのは、その名の通り“すっごい見やすい席”なのですが、ぶっちゃけ日本武道館なので、どの席も見やすいっちゃあ、見やすいんです。
 
ただ、今回は、照明・美術を含めて、なるべく楽しい空間にしようと思っておりまして、どちらかというと「空間も含めて見やすい席」みたいな感じです。
 
このへんは、また追ってお話ししますね。
 
今回のサーカスの先生(出演者)は…
 
キングコング西野、
堀江貴文さん
オリエンタルラジオ中田君、
OWNDAYS代表の田中さん、
ROLANDさん
 
…となっております。
 
僕以外、変な人ばっかりが先生の学校です。
 
チケットや、イベントの詳細に関しては、「OWNDAYS サーカス」で検索してみてくださ〜い。
 
世界で一番楽しい学校 サーカス! × OWNDAYS | メガネ通販のオンデーズオンラインストア (眼鏡・めがね)
よろしくお願いします。


お知らせ!夏休みのドライブ・イン・シアター

そして、『映画 えんとつ町のプペル』の「ドライブ・イン・シアター」のお知らせです。
 
夏休みに入ったということと、あとは「コロナ」の影響もあるんでしょうね?
 
コロナの影響を全く受けない「非接触エンタメ」である『ドライブインシアター』の会場がドドっと追加されました。
 
現在決まっているのは…
 
・8/6(金)  イオンレイクタウン 19:30~
・8/7(土)  イオン市川妙典 19:15~
・8/8(日)  イオンノア 19:15~
・8/14(土) イオン大井 19:00~
・8/14(土) イオンノア 19:00~
 
となっております。
 
ドライブインシアターのチケットは「イオンシネマ ドライブインシアター」のHPでご確認ください。

そんなこんなで本題でございます。
 

やっぱり、新しい選択肢に興味がある

 
詳しくは昨日のサロンの記事で書かせていただきましたが、やっぱり僕は「どこに価値があるのか?」ということを探して、共有するのが好きなんですね。
 
たとえば、YouTubeでもそうだし、テレビもそうだし、ラジオもそうですが……そもそも、なぜ多くの人に届けなきゃいけないかというと、「広告費」で回しているからじゃないですか?
 
「50人しか見ていない」というところには、広告費は発生しないんてすね。
 
だから、なるべくたくさんの方に観られるような、聴かれるような建て付けになり、内容にせざるをえないわけですが……でも、「一人の人間が50人を楽しませている」って、すごいことじゃないですか?
 
これで食っていけないことの方がおかしいぞ…と思って、「どうすれば、たとえお客さんが少なくても食っていけるのかな?」を考えた結果、クラウドファンディングとか、オンラインサロンといった『制作過程を見せる×ダイレクト課金』に辿り着くわけですが、そこで「こういう生き方もあるよ」と提案したら、そんな生き方をしてこなかった方々が否定された気になっちゃうのか、バッシングも起きるわけですが、しかし同時に、後世の人達の選択肢になるわけじゃないですか?
 
僕自身は、先日もお伝えしたとおり、「提案しては、否定されて、まもやく否定していた人達が何食わぬ顔でやり始める」という地獄ループを何回も繰り返しいるわけですが、でも、まぁ、それで救われる人がいるのであれば、それでいいなぁと思っています。
 
そんなこんなで、「どこに価値があるんだ?」ということは常日頃考えているんですね。
 
 
これも、今日の(このあとに更新する)サロン記事で深掘りしますが…先日、『絵本のページオーナー』をNFTで出したんです。
 
 
そこで、それなりの結果が出たわけですが…そもそも『1ページごとにオーナーを設ける』という制度を人類が経験したがないので、ほとんどの方にまだ理解されないかもしれませんが、これはまぁ、大変なことなんですね。
 
「絵本のページオーナーのNFTが一定の金額で落札するのであれば、作家は、絵本の印税を全て広告費に回して、その絵本の認知度の獲得に舵を切った方がいいんじゃね?」という仮説が生まれるからです。
 
実際、『みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~』は、作家印税よりも、ページオーナーのNFTの方が実入りは大きいと思います。
 
 
個人的には、そこに価値があることが確認できれば満足なので、NFTの売り上げは全額会社に入れて、エンタメ投資か、支援活動に回しますが。
 
 
朝っぱらから随分と踏み込んだ話をしていますが、まぁ、ザックリ言うと、「新しい選択肢に興味がある」という話です。
 
昨日のサロン記事で詳しく書いたので、そちらをご覧ください。
 

「あ、そんな食っていき方があるんだ」という選択肢

 
そんな僕が今、興味を持っているのが、『声は資産になるのか?』というテーマです。
 
これは、まぁ、Voicyはじめ、音声メディアを運営されている方なら、皆、考えていることだと思います。
 
すっごく分かりやすく言うと、「その日喋った分のギャラが○○円」という世界線じゃなくて、「3年前に喋ったこと(3年前の声)が、稼いでくれる」ということは、はたして本当に成り立つのか?というテーマですね。
 
音楽だとイメージしやすいですよね。
 
10年前のヒット曲が、今でもカラオケで歌われて、カラオケ印税が入って……とか。
音楽業界は、音楽をキチンと資産化できています。
 
じゃあ、「お喋り」はどうなんだ? と。
 
 
アート業界の切り口で言うと、一番高い値段がつくのって、『技術』じゃなくて、『意味』とか『物語』なんですね。
 
たとえヘタクソでも「世界最古の文字」にはすごく価値がつくし、「この絵が誕生した背景には…」みたいなところに、下手すりゃウン十億円という価値がつく。
 
映像でも、値段こそついていないものの、僕世代や、僕より少し上の世代の方は共感いただけると思うのですが、尾崎豊がオーディションを受けたときの映像って、メチャクチャ価値が高い。
 
あれこそNFTにできると個人的には思っているのですが。
 
音楽やアートは「価値」をキチンと資産化(あるいは現金化)できているのですが、映像や声って、まだ、そのあたりがフワフワしているんですね。
 
でも、たぶん、たとえば『映画 えんとつ町のプペル』の公開日の朝に録ったVoicyの音源って、限定1個で(特典を付けて)NFTとして出せば、値段が付くと思います。
 
そして、それは『えんとつ町のプペル』という作品が大きくなればなるほど、値段が上がる。
 
こういった「声の資産化」って、まだまだ開拓されてなくて、Voicyだとプレミアム放送で「バックナンバーを1ヶ月ごとに販売」という形で、「声の資産化」をジワジワと進めていますよね。
 
 
これが当たり前になれば、長く続けたパーソナリティーさんの苦労が報われるので、そのお手伝いはしたいなぁと今、考えています。
 
なんかVoicyとかだと、僕が参入するよりも、もっともっと前から、それこそ無償でずーっとやってこられたパーソナリティーさんがいて、その方々のおかげで、今、いろんなことができているのは間違いないので、そういう人達が正しく報われる世界がいいですね。
 
 
「声の資産化」は結構積極的に推し進めて、なんとか形にして、「あ、そんな食っていき方があるんだ」という選択肢を提供できればいいなぁと思っております。
 
 
頑張ります。
 
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【注意】
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