映画『えんとつ町のプペル』の主題歌
このnoteは2019年12月22日のvoicyの内容を文字起こししたものです。
voicyの提供:ホアシ タツノリ さん
どうも。キングコングの西野亮廣です。
お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。
今回はですね、
映画『えんとつ町のプペル』の主題歌
というテーマで主題歌のご説明をさせていただきたいなと思います。
制作過程を積極的に共有していくね
先日、東宝さんから『えんとつ町のプペル』の公開が正式に発表されました。東宝さんと吉本興業で2020年末に、大々的にアニメーション映画『えんとつ町のプペル』を公開します。
ずいぶん前からアニメーション映画の制作はスタートしていて、けっこう進んでいるんですね。
ここで、改めて映画『えんとつ町のプペル』とはなんぞや?ってところをご説明したいと思います。
厳密に言うと、絵本の映画化ではないんですよ。
先に映画の脚本があったんですね。
全10章くらいのすっごいすっごい長いストーリーがあって、いきなり映画をバッと出してもほとんどの方が興味ないと思うんで、そのうちの3章と4章だけを切り取って絵本として世に出したんですね。
なので、まだ世の中は物語の全体像を知らないんですね。
なんであんなところにあんなへんぴな町ができたのか?とか、絵本では町が出来ているところからスタートしているんですけど、もちろんあそこには町をつくった人がいて、なんらかの意図があってえんとつだらけの町にしたわけです。
そういったことは絵本では描かれていなくて、映画でぜんぶ描くんですよ。
つまり、絵本『えんとつ町のプペル』っていうのは、映画『えんとつ町のプペル』のチラシなんですね。
映画をみてもらうためのチラシとして、まずは絵本を40万部売ったっていうかんじです。
もっと言うと、まだ絵本『えんとつ町のプペル』では主人公がでていない。
ここがいちばんびっくりされるんですけど。主人公はだれかというとですね、絵本にでてくるゴミ人間とえんとつ掃除屋の少年がいるんですけど、主人公はえんとつ掃除屋の少年のお父さんなんです。ブルーノさんっていう人。
その人が映画『えんとつ町のプペル』の中心にいる人です。
この人の物語なんです。
なので、絵本と映画では若干どころか大きく内容がちがうんですね。
そして、絵本にも『えんとつ町のプペル』の主題歌はあるんですが、映画『えんとつ町のプペル』とメロディーは一緒なんですが歌詞はぜんぜんちがうんです。
それをいまつくっているんですけど、映画をつくっている時間を共有できるって同じ時代を生きた人の特権だなと思ったので、まだ完成していない映画『えんとつ町のプペル』の主題歌をむちゃくちゃふわふわした状態でみなさんに届けたいと思います。
(歌は、こちらのvoicyの3:50あたりから聴けます↓)
これが映画『えんとつ町のプペル』の主題歌のラフですね。
まだ曲は完成していなくて、このラフを音楽家さんに投げます。
いつもそうです。僕が作詞作曲でギターひいて、この下手くそな曲を音楽さんに投げて、音楽家さんにすごいいいかんじに編曲してもらって、つぎにプロの方に歌っていただくって流れですね。
さきほども申し上げましたが、こういう制作過程は同じ時代を生きた人にしか共有できないものだなと思ったので、映画の公開まではこういったことを音声なのか画像なのか動画なのか、いろいろ使ってどんどん公開していこうと思います。
そして2020年は映画『えんとつ町のプペル』のストーリーを口頭で喋るライブを全都道府県の映画館でやろうと思っております。
そこでストーリー全部喋ってもアニメーションをみたら全然ちがうものになるから、そこに関してはネタバレとかどうだっていいと思っているので、やっていこうと思います。
とにかく、制作過程とバンバン共有していこうと思っていますっていうご報告でございました。
映画『えんとつ町のプペル』2020年末に公開となっております。
あと1年、一生懸命がんばりますので応援のほどよろしくお願いします。
それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。
※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
興味がある方はコチラ↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?