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音声メディアから、「1億円プレイヤー」は生まれるのか?【キンコン西野】

このnoteは2021年9月27日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は、「音声メディアから、1億円プレイヤーは出るのか?」というテーマでお話しさせていただきます。
 
 
本題に入る前にお知らせです。
 
 

お知らせ!4900名突破!『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』
 

連日、お伝えしておりますが…僕が尊敬している教育改革実践家の「藤原和博さん」を講師にお招きして、僕が「生徒代表」という形でおこなうオンライン勉強会『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』の参加者が、4900名を突破しました。
 
ありがとうございます。

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日本に住んでいると基本的には、「消費」と「浪費」と「貯金」しか学ばず、「投資」に関しては一切学ばないので、お父さんもお母さんも、「子供に教えられない」という背景があると思うんですね。
 
これって、シンプルにメチャクチャ危険な状態なので、今回は『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』を開催します。
 
日程は、10月10日の夜7時からです。
 
アーカイブも1週間ぐらい残るので、時間が合わない方も、お楽しみいただけます。
 
チケットは800円です。
 
参加ご希望の方は『CHIMNEY TOWN BASE』で検索してみてください。
 


  
お知らせ!『映画 えんとつ町のプペル』限定上映 & DVD&Blu-ray発売!
 

そして、もう一点。
 
『映画 えんとつ町のプペル』に関するお知らせです。
 
10月22日〜10月31日に『映画 えんとつ町のプペル』が劇場に帰ってきます。
 
ハロウィン限定復活上映でございます。
 

  
HELLO MOVIE」というアプリをダウンロードしていただけると、劇場で、キングコングの副音声なんかも聴けちゃいます。
 
映画の映像を見ながら、キングコングが二人で1時間40分喋り倒しています。
 
多分、映画の内容は入ってこないと思いますので、くれぐれも、もう何度も観た方にオススメします。
 
 
 
映画であり、ハロウィンイベントなので、泣いても笑っても上映は10月31日にキッパリと終了します。
 
そして「映画館に行けないよ〜」という方に向けて、『映画 えんとつ町のプペル』のDVD&Blu-rayの発売が決定しました。
 

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Loppi &HMVさん、Amazonさん、楽天ブックスさん等で販売していますが、それぞれ特典が違いますので、詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。

 
宜しくお願いします。
 
 

食っていける、その日は来るか?
 

そんなこんなで、本題です。
 
 
今日は、「音声メディアから、億プレイヤーは出るのか?」というテーマでお話しさせていただきます。
 
先日、「音声メディアは食っていけるのか?」という投稿をさせていただいたところ、大変な反響がありました。

 
最近、「次は音声だ」「音声の時代だ〜」とはよく耳にしますが、たしかに、「ぶっちゃけ音声だけで食っていけているの?」というのは気になるところです。
 
その疑問について、僕は、「上手くやれば、食っていけるようになってきた」という結論を出しました。
 
その時僕は、「食っていける」の定義を、僕の場合だと「40代男性の平均年収」としたのですが、その僕の投稿を見て、いろんな方が、いろんなご意見をくださって、その中で、「食える業界か否か?」を、「その業界のトップが1億円プレイヤーになっているかどうか?」というところで線引きされている方がいて、「なるほどな」と思いました。
 
 
TVも、YouTubeも、野球も、サッカーも、そこはクリアしていて、皆がそのことを知っているから、次の才能が、その業界に集まってきて、才能に釣られる形で、お客さんも集まってくる。
 
「その業界のトップが1億円プレイヤーになっているかどうか?」というのは、非常に面白いラインだと思っていました。
 
そうこうしていたら、今度は、Voicy代表の緒方さんが「来年末までに年収1億円のVoicyプレイヤーを作るつもりで頑張ってます!『食っていける』を遥かに超えるレベルを目指しますよ」とツイートされていて、これまた面白いなぁと思いました。
 
 
つまり、
 
僕はVoicyの自分のチャンネルの売り上げを公開していませんが、少なくとも、「まだ1億円は超えていない」という結果です。
 
当然、僕以外のプレイヤーも、まだ1億円は超えていないと思います。
 
ここは非常に面白いラインで、緒方さんは「来年末までに…」と呟かれていましたが、たぶん、それって「手が届かない目標」ではなくて、可能性は全然あるんですね。
 
僕はオンラインサロンで一度体験しているのですが、そのラインを超えた瞬間に、伝わった瞬間に、本当に一気にプレイヤーが増えるんです。
 
それまでは「怪しい!」とか「宗教!」みたいな感じだったのに、気がつきゃタレントさんやスポーツ選手が始めて、そのファンの方も始めて、一晩で一般化しました。
 
 
その日というのは突然やってくるんですね。
 
来年末までに、音声メディアにその日が来る可能性は全然あると思います。
 
 

これから音声メディアを始める人の戦い方
 

当たり前ですが「先発優位」や「先行者利益」というのはあるので、もし今、音声パーソナリティーに興味がある方は、とりあえず始めてみるとイイと思います。
 
一方で、「たいして興味もないし、好きでもないけど、なんか音声が熱いらしいし…」という方には、あまりオススメできません。
 
ここからは才能が集まってくる段階に入るので、時間だけ食われて終わると思います。
 
やっぱ、「食えない時代」に始められて、今の今まで続けてこられたパーソナリティーさんって強くて、「食えない前提」で発信を続けて来られて、「お金にならないのに続けられる体力」があるわけで、ここの牙城というのはチョットやそっとじゃ崩せない。
 
ちょっとモノが違うんです。
 
人気パーソナリティーさんって「インプットし続けられる生活スタイル」を送っているんですけど、これって、なかなか真似できないですよね?
 
「インプットし続けられる」ということは、毎日やっていることが違うんですよ?
 
多くの人は安定を求めて、「レギュラー仕事」に落ち着くじゃないですか?
 
タレントだって、「レギュラー番組」を欲しがります。
 
でも、それだと、発信するネタが無くなってしまって、行き着くのは「時事ネタを切る」なんですけど、どうも、音声メディアに関しては、「時事ネタを切る系」「もの申す系」に、ダイレクト課金( Voicyの場合だとプレミアムリスナー)がつくとは思えない。

 

応援したいと思う人がいるかどうかが重要
 

「お金を払ってまで聞きたくない」というか、むしろ、普通に生きていたら、どのメディアをつけても、そんな情報ばっかりだから、「そこから逃げたい」と思っている人すらいる。
 
どうも、相性が良いとは思えないのと、あとは、めちゃくちゃ踏み込んだ話をすると…たとえば、「他人の家庭の色恋問題をつついて、それを面白がって集まってきているリスナーさんに向けて広告を出しても、売り上げに繋がるのか?」というスポンサーさん側の事情がある。
 
ここって、「再生回数」とか「チャンネル登録者数」といった分かりやすい数字に隠れてしまっている部分ですが、やっぱりメチャクチャ大事で、「揚げ足を取ることを面白がるリスナーが集まっている5万人のチャンネル」と、「応援する文化ができている1万人のチャンネル」があったら、僕が企業スポンサーなら、迷わず後者に広告を出します。
 
だって、その方が自分の会社も、商品も応援してもらえるので。
 
音声メディアで食っていく為には、そういった感じで、スポンサーさんを一人の「人間」として捉えることが重要で、スポンサーさんの事情に寄り添うことが重要で、そう考えると、「時事ネタ」に頼らざるをえない生活をしているうちは、音声メディアでは食っていけないと思います。
 
「広告代理店が入っているか否か」みたいなところもあって、目に見える数字が重視されるテレビや、YouTubeとは、また違うルールで回っているんですね。
 
この辺は面白いテーマなので、また、あらためて掘り下げたいと思います。


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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 

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