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キングコングのYouTubeチャンネルがBANされるかもしれません【キンコン西野】

このnoteは2024年8月19日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。


 
 

目的地のない活動は現状維持どころか、緩やかな停滞

 
キングコングが毎週日曜日の22時からやっている『毎週キングコング』というYouTubeチャンネルがあるのですが、そちらの方で昨日配信された回をご覧になられた方は御存知だと思いますが、先週の『毎週キングコング』で梶原さんがポコチンを出されまして、もちろんモザイクはかけたのですが、やはりよろしくなかったみたいで、その回の収益は運営の方から止められたそうです。

ポコチンにはキチンとモザイク(半透明のヤツじゃなくて、番組ロゴ!)をかけていたのですが、やっぱりダメだったみたいで…考えられる理由は二つあって、一つは「モザイクをかけていたとはいえ、サムネイルでポコチンを出していた」ということ。
 
そして二つ目は、梶原さんがポコチンを出した時に、目の前にガラスのテーブルがあって、ガラスにポコチンが映っておりまして、もちろんガラスの方にもモザイクをかけたのですが、おかげで画面上にモザイクが二つになってしまい、YouTubeの運営サイドの高性能なAI様が「ポコチンを2本出している」と判断された説。
 
いずれにせよ、YouTubeの運営サイドの正しい判断だったと言わざるをえないのですが、YouTubeのあの手の警告って「スリーアウトで終わり」みたいなことが、まことしやかに言われておりまして、昨日は「『毎週キングコング』も、そろそろリーチかもね」という話になりました。
 
もちろん、スリーアウトを狙いにいくようなことは無いのですが、番組内でもお話しさせていただきましたが、もし万が一スリーアウトでチャンネルがBANになり、「また一から出直し」となっても、僕は結構笑えると思う…というか、今のキングコングの二人なら笑えるなぁという感想を持ちました。
 
強がりでも、ハッタリでもなく、本当に「そうなったらそうなったで面白がれるよな」と思ったんです。
 
たぶん、それぐらい今はお互いの活動が充実していて、そしてコンビのバランスが良いのだと思います。
 
ただ、上手くいっているからこその懸念もありまして、ここ最近ずっと考えていたのですが、やはり応援シロの計算式は「応援シロ=目的地ー現在地」であり、目的地と現在地の差分がないことには応援しようがないわけですが…それでいうとキングコングとしては「次は○○に向います!」が発信できていません。
 
目的地のない活動は現状維持どころか、緩やかな停滞で、これは課題だと感じていました。
 
やはり、武道館や幕張メッセのようなチャレンジを要所要所で挟んでいかなきゃいけないと思っていて、そんな矢先、昨日、梶原さんの方から「カジサックチャンネルの6周年イベントのチケットは完売したんだけれど、今回、ライブビューイングをやることになって、そちらのチケットが苦戦しているんです」という相談を受けたんです。
 
 

ライブビューイングで特典映像プレゼント

 
ライブビューイングのチケットの苦戦は「人気」が原因ではなくて、「ライブビューイングの会場まで足を運ばなきゃいけない」という物理的な問題と、「配信にはなくて、ライブビューイングにはあるベネフィット」が今現在曖昧であることと、そもそもカジサックのお客さんの中に「ライブビューイング」という文化が根付いていないのが問題なんだと思います。
 
タレントが急にクラウドファンディングをやっても支援が集まらないのは、そのタレントに人気がないからではなくて、そのタレントのファンの中で「支援」の文化が根付いていないことが原因だったりするのですが、今回の「ライブビューイング」はそれに近いのかなぁと。
 
ただ、ここでチームカジサックの中で「ライブビューイング」という選択肢が確立されたら、チームカジサックが次に挑戦する時に今よりも戦いやすくなるし、なにより、「今の自分ではできないことに挑戦している姿」を打ち出せているのはキングコングとしてもどう考えたってプラスなので、梶原さんからの相談は変に茶化したりせずに、真正面から全力で答えようと思いました。
 
結果、カジサックの6周年イベントのライブビューイングに足を運んでくださったお客様には、特典として、カジサックチームと西野がはじめて膝を付き合わせて酒を呑みながら、ガチで今後のYouTubeのことや、今後のカジサックチームの運営について話す動画をプレゼントさせていただくことが決まりました。
 
YouTuberさんだと、ヒカルさんや朝倉未来さんとかは、その影響力を使って上手く事業に繋げていて、最悪、ヒカルさんや朝倉未来さん個人の人気が落ちても、次の面白いネタが出てくるまでの間、食いっぱぐれない状況は作れていますが、多くのYouTuberさんは、そこはなかなか構築できていないどころか、「老い」による「お客さん離れ」問題は見ないようにしているキライがある。
  
チームカジサックがそのあたりをどう考えているか?は是非聞いてみたいし、あと、チームカジサックが今後迎える未来として「チームが大きすぎる(人が多すぎる)問題」は、とくにYouTubeのプレイヤーが増えて、ショート動画のプレイヤーが増えて、パイの奪い合いが激化してくると、重くのしかかってくる(そこそこ再生回数が回っているのに、チームとして赤字スレスレになる)のは間違いなくて、ここをどう捉え、どう対応していくのか?は聞いてみたい。
 
こういう話って、カジサックチャンネルではなかなかできないし、毎週キングコングでもなかなかできない。
 
まさに特典映像だからできると思っていて、この手の話になると、たぶん20〜30分では終わらなくて「特典映像が1時間まわる」というのは全然あると思います。
 
このへんの踏み込んだ話って、なんか面白そうでしょ?
 
10月6日(日)にあるカジサック6周年イベントのライブビューイングは…
 
イオンシネマ江別(北海道)
イオンシネマ名取(宮城県)
イオンシネマ浦和美園みその(埼玉県)
イオンシネマ幕張新都心(千葉県)
イオンシネマ板橋(東京都)
イオンシネマ シアタス調布(東京都)
イオンシネマみなとみらい(神奈川県)
イオンシネマワンダー(愛知県)
シアタス心斎橋(大阪府)
イオンシネマ茨木(大阪府)
 
でありますので、よかったら是非、足を運んでください。
 
※チケットはコチラから→https://yoshimoto.funity.jp/kglist/?kw=%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF6%E5%91%A8%E5%B9%B4%E7%A5%AD%E3%82%8A+%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0
 
 
こうして、手が届かない場所に、コンビで肩車をして手を伸ばすことができているという状況は奇跡みたいな話で、梶原さんとはこれからもこの関係でいたいなぁと思いました。
 
 

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