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時代の成長痛に立ち会う人と、逃げる人【キンコン西野】

このnoteは2022年2月18日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は、「時代の成長痛に立ち会う人と、逃げる人」というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前にお知らせでございます。


お知らせ!最初で最後の『毎週キングコングin日本武道館』


2月28日に日本武道館で我々キングコングの単独トークライブ『毎週キングコングin日本武道館』がございます。

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いつもYouTubeでやっている「毎週キングコング」を、ライブでやっちゃおうというもので、最初から最後までキングコングしか出てこない極めてシンプルなイベントです。
  
チケットは、オフライン(劇場で見れる)チケットとオンラインチケットの両方をご用意させていただいています。
 
オフラインチケットは、ローチケ他、各プレイガイドでチェックしてください↓
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=621218
 
そして、オンライン配信チケットをお求めの方は↓
『ローチケ 毎週キングコング 配信』で検索してください。
https://l-tike.com/kingkong/
 
キングコングが武道館でライブをするのは今回が最初で最後なので、この機会に、是非!
 
よろしくお願いします。


お知らせ!「キンコン西野と学ぶ!仮想通貨勉強会『DAOって何?』」参加者3900名突破!


そして、もう一点。
 
3月2日に開催する、オンライン勉強会「キンコン西野と学ぶ!仮想通貨勉強会『DAOって何?』※儲け話はありません」の参加者が「3900名」を突破しました。
 
ZOOM画面を共有する形で、Facebookグループで生配信します。
(※アーカイブは4月末まで残ります)
 
こちらは、ブロックチェーンに詳しいエンジニアが、技術に詳しくないスタッフ、そしてお客さんにわかりやすく説明するビットコインやブロックチェーンの初心者に優しい勉強会です。
 
「仕組み」を学ぶための勉強会ですので、儲かるとかそういう話は一切ありません。
 
この配信では、ビットコインをはじめとして、
ブロックチェーンやNFTについて簡単にまとめたあと、
「DAO(自律分散型組織)」について勉強します。

プログラムは、
=====
・ビットコイン、ブロックチェーン、NFTについてまとめ
・DAOって何?
・DAOで何ができる?
=====
といった感じです。

興味がある方は、「キンコン西野 DAO」で検索してみてください。

【3/2 19:30〜配信】キンコン西野と学ぶ!仮想通貨勉強会「DAOって何?」※儲け話はありません


チケットは800円です。
 
よろしくお願いします。


法や道徳が成熟する前の挑戦には「時代の成長痛」が伴う


昨日、すっごい素敵だなぁと思った先輩の話を今日はしたいと思います。

個人名ウンヌンカンヌンは控えさせていただきますが、その先輩は、とあるチャレンジをしたんですけども、結論から言うと、そのチャレンジは上手くいかなかったんです。

「誰かとモメた」とか「お金が無くなった」という理由で終わってしまったわけじゃなくて、「日本の今の法律だと、このまま突っ走るのは無理だよね」という判断です。

なので、法を犯したわけでもありません。

こういうのって、「時代の成長痛」なんです。

たとえば、10年前のクラウドファンディングなんて、皆、手探りでやってたもんですから、まだまだルールブックがちゃんとできてなかったんですね。

だから、当時のクラウドファンディングのリターン(返礼品)って、もう本当にメチャクチャで、「これをリターンで出しちゃうのはアウトでしょ」みたいなものも、普通にあったんです。

それをプラットフォーム側が一つずつ一つずつ、「これはイイ、これはダメ」をやっていたんですね。

『ふるさと納税』の返礼品も、一時期、返礼品合戦になって、ついには『amazonギフト券』が出たりして、総務省かどこからか「流石にそれはダメじゃね?」みたいな注意がありましたよね。

あれも、『ふるさと納税』のルールブックが出来上がる前の出来事です。

他にも、僕ら世代は今じゃ当たり前になっている「ライブ配信の投げ銭」の誕生に立ち会ったのですが、あれも、当時はいろいろあったんです。

「投げ銭」って普通にありますが、あれって、要するに「送金」なので、為替取引にあたる可能性があるんです。

「送金」をやろうと思ったら、そのプラットフォームを運営している会社は「資金移動業」の登録をしなきゃいけないんですけど、資金移動業の登録のハードルって、死ぬほど高いんです。

簡単にできないんです。

だから、いろんな会社があの手この手で「間接的に投げ銭をできる方法」を探って、その結果、「アイテムを買って、アイテムを配信者に贈る」という落とし所を見つけたんですね。

「お金のやりとりは、アイテムを買った時で済ませています」という建て付けです。
「視聴者と配信者の間でお金は移動させていませんよ」ですね。

それもこれも、「これなら資金移動業にあたりませんか?」と、お伺いを立てて、ようやく導き出した答えで、そこに至るまでには、サービスを作ったはいいものの、「それ資金移動業になるよ。はいアウト!」みたいなことがいっぱいあったんです。

これもまた、日本と海外で法律が違ったりして、「海外だったらOKなんだけど…」みたいなこともいっぱいあるんです。

新しい時代が始まれば、新しいサービスが立ち上がるわけですが、同時に法規制も進められて、サービスが軌道に乗り始めた頃にルールが変わって、それこそVALUというサービスなんかは、一時期ものすごい盛り上がっていましたがビットコインをベースに作られたものだったので、仮想通貨の規制の強化の煽りをもろに受けました。

法や道徳やノリが成熟する前の時代に挑戦したもの(いわゆるファーストペンギン)がすべからく受ける罰というものがあって、今回、僕の先輩が受けたのはそれだったんですね。


叱られて、失敗して、それでも道を切り開いていく人の美しさ


でも、それって、ファーストペンギンじゃないと、そんな目には遭わないんです。

それを20代の企業家じゃなくて、僕よりも1回り以上も上の先輩が、その目にあって、「ああぁ」と頭を抱えている姿が、なんか本当にカッコ良かったんです。

わりと、ガチで落ち込んでいたので(笑)

よくSoftBankの孫さんが「いかがわしいことをする」という話をされていますが、それって、もちろん「悪いことをする」とか「誰かを騙す」という話ではなくて、時代の始発列車に乗ると、その車両は法や道徳やノリがまだまだ整備されていないので、どうしても「いかがわしい」とされてしまうんですね。

そういう場所に軸足を置いて、理解が追いついていない世間の皆様に理不尽に叱られながら、時に、シンプルに失敗しながら、それでも道を切り開いていく人の美しさがあって、なんか自分もそうでありたいなぁと思いました。

今は少しでも粗を見せてしまうと、再起不能になるまで叩かれてしまう時代なので、なかなかそういった挑戦も難しいとは思うのですが、数日前のVoicyでお話しさせていただきましたが、そういった挑戦はもちろんのこと、失敗も全て受け止めてくれるコミュニティーがあるので、そういうコミュニティーを探して、是非、仕掛けていって欲しいなぁと思います。

僕は世代的にはちょうど中間管理職なんんですけど、なんか今、イケてる50代とか60代の人って、すんごい規模とスピードで挑戦してるんですね。

20代30代は、そういった先輩方に負けてる場合じゃない。

怒られないように立ち振る舞うなんてバカでもできるんだから、そんな簡単なところに逃げ込まずに挑戦して欲しいし、当然、そんなことを言うからには僕も誰よりも挑戦します。

昨日はちょっと「人として負けたな」と思ったので、忘れないようにココに残しておくことにしました。

ちなみに、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、次は、NFT関連のプロジェクトと、リアルな町作りをスタートさせます。というか、もう始まっています。

一棟貸しの飛行機のホテルも作ります。

「なんか一緒にやってみたい」とか「覗いてみたい」という方は、是非、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を覗いてみてください。

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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