キンコン西野がオススメするサロンとは?
このnoteは2019年10月10日のvoicyの内容を文字起こししたものです。
voicyの提供:柳澤 功さん
どうも、こんばんは。
キングコングの西野亮廣です。
お笑い芸人をやったり、絵本作家をやっ たり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。
さあ、今夜はですね。『キンコン西野おすすめのサロンとは』、というテーマでお話ししたいと思います。
オンラインサロンってね、よく耳にされると思うんですけれども、僕もやっていて。
一応、国内最大のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」っていうのを、提供していると。
そんな自分がですね、お勧めするサロンって何だ?っていうことをお話したいんですけど。
まずですね、嘘がないように、ちゃんと自分がですね、普段どういったことにお金を出しているのかっていうのは、ちょっと明確にしておいた方がいいんですけど。
僕がお金を出しているもの、お金を払っているものが、嘘がないと思うので。
例えば、自分の収入っていうのは、だいたいエンタメのコンテンツ制作に使うか、海外の子どもたち、国内外の子どもたちに寄付する。
最近だと、自己投資として自分のアトリエを充実させる照明だとか、インテリアとか。
アトリエの中が有意義になった方がいいから、そういうことにお金を使ったりだとか。
蜷川実花さんの写真を買いました。アトリエに飾る用の。
やっぱ、仕事中テンションが上がったほうがいいので。
あと、オンラインサロン。
僕自身もですね、誰かのオンラインサロンに入っているんですけれども、そのオンラインサロンを、今日お勧めしたい。
これが本当に、今いちばん熱いんじゃないかな、と思っているのがですね、
尾原和啓さんの『尾原のオンラインサロンハック』
っていオンラインサロン。
これが本当にすばらしいので、リンクを貼っておきます。
今日はちょっと、そちらのお話をしたいと思います。
さあ、尾原和啓さんのですね、
『オンラインサロンハック』
についてお話ししたいんですけれども、
その前にですね、ふだん自分たちがどういったことをしているか?を先に説明したほうが、わかりやすいと思うのでお話するとですね。
ふだん自分たちが、エンタメを作りながら考えているのは、『意味を考える』。
『意味を考える』ということを、よくやるんですね。
商品とかサービスの意味を考える。
最近よくやってるのは、『意味をずらす』っていうこともやってますね。
これ、なにかっていうと、たとえば、1990年代後半にですね、CDがやたら売れたんですね。
この理由・原因を、やっぱ僕たちエンタメを提供する人間は考えなきゃいけないと。
いろいろ要因はあると思うんですけど、たとえば、配信がそれほど充実してなかった、だとか。
そういった要因はあったと思うんですけれども、それで言うと1990年代も配信になってなかった。でも、CDはあった。
条件でいうと、1990年代前半と1990年代後半は一緒なんですけれども、1990年代後半だけCDがやたら売れたと。
それはどうしてなんだ?なんで1990年代後半に、そんなCDが売れたのか?っていうの、答えを出さなきゃいけないんですね。僕たちは。
おそらくここだろうって思ったのが、CDラックですね。
僕ら世代は共感していただけると思うんですけど。
CDラックにCDがたくさん埋まっているのがオシャレだったんですよ。
友達のお兄ちゃんとかお姉ちゃんのCDラックがそんな感じだと、「オシャレで真似したい!」と思ってた。
つまり、CDがインテリアとして機能してたんですね。
CDの意味は「音を出す」ってことなんですけど、1990年代後半だけは、「インテリア」のほうに意味がズレてたんです。
意味をズラしたことによって価値が生まれたってことです。
「意味をズラして価値を生む」っていうのは、いろんなところで起きていて、
たとえば、ビックリマンチョコ。
ビックリマンチョコってチョコレートだから、意味は「チョコレート」なんですけど、ビックリマンチョコの意味っていうのは「シール」だったんですよ。
「シール」にした瞬間に、競合他社との圧倒的な差がでて、ビックリマンチョコに価値が生まれた。
あとは、AKBのCD。
これはもう、説明するまでもなく「握手券」ですね。
意味をズラして価値を生むっていうのは、みんなけっこうやるんですね。
僕たちも、絵本だとか、サービスとかでやるんですけど。
この「意味」っていうのが、いまほんとに「大きな意味」を持っていて、
なにかっていうと、
機能で差別化をはかることが極めてむずかしくなってきてる。
技術のコピーが簡単になってしまったから。
あとどこで差別化をはかるか?っていうと、「意味」しかないんですよ。
で、尾原さんの「オンラインハック」の話になるんですけど、
この「オンラインサロンハック」のなかで10分動画がよく配信されているんですけど、この話がすごいおもしろくて。
昨日、今日で配信されていた動画のなかで
「キックスターターの悲劇」っていうタイトルでお話されていたんですけど、これが非常におもしろくて。
「キックスターター」ってなにかっていうと、海外のオンラインサロン、プラットフォームですね。
そこで、いろんなアイデアを持ち寄って、お金集めて、こういうサービス作りたい!こういう商品つくりたい!ってところにアイデアがたくさん集まって、お金も集まって。
クラウドファンディングの典型的な形ですよね。
じゃあ、そこにアイデアが集まってるわけじゃないですか。
そうすると、すっごいでかい資本もってる中国とかが、そこを見るんですよ。
で、いいアイデアがあったら先に作っちゃう。
お金を集めてる途中に、大資本がですね、お金をもってるから、「このアイデアいいね」っていうのを形にしちゃう。
つまり、アイデアには価値がないって話です。
もう、機能、アイデアみたいなものはコピーされてしまうから、
コピー不可能なものを、僕たちはやっていかなきゃいけない。
そうなったときに、
「意味しかないよね」
っていう
「キックスターターの悲劇」から、
「役に立つもの」の価値が落ちてきて、「意味」の価値があがってきてますよ
って話を10分くらいされているんですけど、これが非常におもしろいので、ぜひのぞいていただきたいなと思います。
話をまとめますね。
小原和啓さんの「尾原のオンラインサロンハック」というオンラインサロンが、いま異常におもしろいんです。
僕もサロンメンバーとして入っています。
ビジネスマンの方はもちろん。これからビジネスを仕掛ける形ですね、まあ覗いてみて損はないと思います。
月々980円で、「ちがうな」と思ったらすぐ辞めればいいので。
たぶん、980円さえ払えば過去記事ぜんぶ読めるので。
で、記事もそうですけど、10分の動画配信が異常におもしろいですね。
ちょっと飛び抜けておもしろいです。
「オンライサロンっていうものになんで人が集まっているのか?」とか、
「なんであそこにあんな価値が生まれるの?何でこれがうまく行ってないのか?」っていうのをですね、
すごく懇切丁寧に分析されているんです。
その説明が異常に面白いのでおすすめです。
僕はですね、自分の信用みたいなものを非常に重要視しているので、
何百万円積まれても、何千万円積まれても、自分が「ちがうな」と思ったらお断りするんですけど、これは別にお金を積まれてるわけじゃないですよ。
でも、これは本当におもしろいと思ったのでおすすめさせていただきました。
小原和啓さんの「尾原のオンラインサロンハック」。
本当におもしろいです。
入会のリンクを張っておきますので、ぜひ一度のぞいてみて ください。
ちょっと早くて駆け足になってしまいまして申し訳ございません。
それでは、素敵な夜をお過ごしください。西野亮廣でした。
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