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【映画館の音量問題と解決方法】byキンコン西野

このnoteは2021年1月12日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:えんとつ町のプペルの開始すぐにブルーノの後ろに広告が表示されてうれしすぎたので感謝の気持ちでスポンサー枠を購入した かわたしんや さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。


本題に入る前にお知らせを二つさせてください。

『映画 えんとつ町のプペル』のストーリーは、僕の経験がベースになっていて、すでに作品をご覧になられた方もおられるかとは思いますが、まぁ、あんな目に遭っていたんですね。

以前、鈴木おさむサンのラジオに出させていただいた時に、「プペルを書いた頃は世間に対する怒りはあった?」と訊かれて、一瞬、ドキっとしたんですけども、正直に白状しようと思って「ありました」と答えました。

「なんで芸人が絵本を描いちゃダメなんだよ」と思っていたし、
「なんでクラウドファンディングをしたら批判されるんだよ」と思っていたし、
「なんで作り手が自分の作品を必死に届けようとしたら、銭ゲバ扱いされるんだよ」
と思っていたし、
「なんで、自分の時間を使って、自分の夢を追いかけているだけなのに、いちいち邪魔してくるんだよ」
と思っていました。

これも正直に言うと、今はそういったことに対する個人的な怒りは本当に無くて、そんなことよりも、このままだと、この国は本当にマズイことになっちゃうなぁという危機感が、個人的な怒りと入れ替わるようにあります。

でも、世の中に対して怒っていた時期はたしかにあって、言葉選びを間違った日もありました。
それによって、誰かを傷つけちゃったかもしれません。ごめんなさい。

ただ、擁護するつもりは一切ありませんが、言葉選びを間違うほど(その冷静さを失うほど)、毎日、日本中から攻撃を受けていたことは確かで、今考えても、異常な日々だったんです。

その当時のことをよく知る後輩二人が、『誰も知らない あの日の西野亮廣』というオンライントークイベントを開催します。
参加チケットは、1月10日〜13日の『映画 えんとつ町のプペル』のチケットの半券です。

1月10日〜13日までのチケットの半券をお持ちの方は、『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページの応募フォームから是非、ご参加ください。

配信は15日の18時からとなりますが、その日の24時まではアーカイブが残りますので、配信時間に間に合わない方も是非。

西野の近くにいた人間が、あの日の西野をどう見ていたのか?

結構、面白いイベントになると思います。


※参加はコチラから↓
https://poupelle.com/news/?p=652


そして、お知らせの二つ目です。

こちらは毎日お知らせしていることなので、サクッとお知らせします。

今月15日から『映画 えんとつ町のプペル』の副音声付き上映が始まります。

専用のアプリをダウンロードしていただいて、イヤホンで聴いていただく形になるのですが、映画上映中、ずっと、私、キングコング西野亮廣が『映画 えんとつ町のプペル』のウンチクを耳元で語り続けるというものです。

制作秘話や、えんとつ町の秘密なんかを、タラタラ喋ってしまうので、もう何度も観られた方向けのコンテンツとなっております。

ご参加方法は、こちらも公式ホームページの方で、ご確認ください。


※コチラから↓
https://poupelle.com/news/?p=625


そんなこんなで今日の本題です。

先日、「映画館によって映画の音量が全然違う」という話をさせていただきました。

こういう話をすると、どうしても途中が切り取られてしまうので、くれぐれもお伝えしておきますが、これは映画館の良し悪しの話ではなくて、映画館との「相性」の話です。

ただ事実として、音量の違いは存在していて、僕が好きなのは、たとえば嵐のシーンなどは、実際の嵐の中ぐらいの音が欲しいんです。
爆発のシーンの、爆発音は、やっぱり実際の爆発音ぐらい欲しいんです。

それって、家のテレビでも味わえないし、スマホでも味わえないし、映画館でしか味わえないので、僕は映画館にそういう体験を求めています。

ただ、「そんなに大きな音を出されると怖い」という人もいるので、あらためて、これは「相性」の問題だと思っています。

問題はミスマッチが起きてしまうことだと思うんです。

つまり、大きな音を求めて行った映画館の方針が、「ウチは小さい音で流します」となった時に、ストレスが発生する。

逆もまた然りで、小さい音を求めて行った映画館が、「映画は体験だから!」と大きな音を流していたら、それはそれでストレスが発生する。

誰が悪いわけではなくて、事前に情報が共有できていないことが問題だと思うんです。

そんな中、先日、「TOHOシネマズなんば」さんに行ったのですが、とにかく音がメチャクチャ良かったんですね。

ここでの「良かった」というのは、あくまで「西野亮廣個人が映画館に求めているものだった」ということです。「これこれ〜」となったんです。

僕は『映画 えんとつ町のプペル』の製作総指揮なので、普通にしていても、「どの映画館の音が良かったよ〜」という話って入ってくるんです。

東京だと「新宿バルト9」さんとか「TジョイPRINCE品川」さんとか、「音が大きくて良かった~」と、よく聞くんです。

で、「TOHOシネマズなんば」さんの話って、映画公開時期とかは、実はあまり聞かなかったのですが、ここ最近、メチャクチャ評判を聞くようになって、調べてみたら、どうやら音量を上げられたそうです。

つまり、「TOHOシネマズなんば」に来られるお客さんは、大きい音を求めていて、劇場側がそれに応えた形です。

エンタメはお客さんと完成させるものだから、そういうライブ感って、メチャクチャいいなぁと思っています。

そして僕自身、なるべくなら、大きい音を流してくれる映画館で『映画 えんとつ町のプペル』を観て欲しいという気持ちがあります。

今、お客さんと一緒に映画を観る企画をしているのですが、選ばせていただくのは、そういう映画館になってくるんですね。

今日も、このあと13時から「TOHOシネマズなんば」で映画を観ます、
チケットは完売しちゃっているので、また週末にでも「TOHOシネマズなんば」さんに行こうかと思います。

スタッフとは、各劇場の音量の話を共有していて、「もう少し大きくしてもらえませんか?」という打診をさせていただいています。

そんな矢先、世界最速上映をさせていただいた「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」さんが、あの時よりも音を大きくしてくださったという情報を聞きつけまして……だとしたら僕は絶対そこで観たいし、観て欲しいので、明日(13日)の15時15分の回を観に行きます。

▼TOHOシネマズ六本木ヒルズ

感染症対策で、握手は、サインや、写真撮影や、お手紙の受け取りや、お喋りはできませんが、全力で、それはもう120%の会釈をさせていただきます。

同じ空間で、しかも大きなスクリーンで、『映画 えんとつ町のプペル』が観れるのも、もうあと僅かなので、お時間がある方は是非、ご参加ください。

TOHOシネマズ六本木ヒルズで、明日(13日)の15時15分の回です。
チケットは「当日販売のみ」なので、今夜24時から発売します。↓

で、先々の話。

少しご協力いただきたいのですが、ツイッターでも何でもいいので、「ここの映画館の音、大きかったですよ」ということを教えてもらえないでしょうか?

今後は、そこで教えていただいた映画館に観に行きます。それだとミスマッチがないので。

こういった感じで、もっと密にコミュニケーションをとりあえば、大きな音を求めている人も、小さな音を求めている人も、誰一人傷つかないと思うので、「ここの映画館の音、大きかったですよ」ということを教えていただけると嬉しいです。

キチンと感染症対策をしながら、キチンとルールを守りながら、エンターテイメントを守り続けたいと思います。

明日はTOHOシネマズ六本木ヒルズに行きます。

引き続きよろしくお願いします。

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