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【フォロワー数30万人突破!】音声メディアは食っていけるのか? 【キンコン西野】

このnoteは2021年9月25日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は、「【フォロワー数30万人突破!】音声メディアは食っていけるのか?」というテーマでお話ししたいと思います。

お知らせ!『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』開催


本題に入る前にお知らせです。
 
連日、お伝えしておりますが…僕が尊敬している教育改革実践家の「藤原和博さん」を講師にお招きして、僕が「生徒代表」という形でおこなうオンライン勉強会『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』の参加者が、4700名を突破しました。
 
ありがとうございます。

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日本に住んでいると基本的には、「消費」と「浪費」と「貯金」しか学ばず、「投資」に関しては一切学ばないので、お父さんもお母さんも、「子供に教えられない」という背景があると思うんですね。

これって、シンプルにメチャクチャ危険な状態なので、今回は『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』を開催します。

日程は、10月10日の夜7時からです。

アーカイブも1週間ぐらい残るので、時間が合わない方も、お楽しみいただけます。
 
チケットは800円です。

参加ご希望の方は『CHIMNEY TOWN BASE』で検索してみてください。


お知らせ!『映画 えんとつ町のプペル』限定上映 & DVD&Blu-ray発売!


そして、もう一点。
 
映画 えんとつ町のプペル』に関するお知らせです。
 
10月22日〜10月31日に『映画 えんとつ町のプペル』が劇場に帰ってきます。
ハロウィン限定復活上映でございます。

 
HELLO MOVIE」というアプリをダウンロードしていただけると、劇場で、キングコングの副音声なんかも聴けちゃいます。
 
映画の映像を見ながら、キングコングが二人で1時間40分喋り倒しています。
 
多分、映画の内容は入ってこないと思いますので、くれぐれも、もう何度も観た方にオススメします。
 
そして「映画館に行けないよ〜」という方に向けて、『映画 えんとつ町のプペル』のDVD&Blu-rayの発売が決定しました。

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https://www.amazon.co.jp/s?hidden-keywords=B09GNX2HZD%7CB09GNWR6JR%7CB09GNYHR4Y%7CB09GNXQQ62

Loppi &HMVさん、Amazonさん、楽天ブックスさん等で販売していますが、それぞれ特典が違いますので、詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。

宜しくお願いします。

フォロワー数30万人を突破して何が見えたか?


そんなこんなで本題です。

今日のタイトルにもありますとおり、僕のVoicyのチャンネルのフォロワー数が『30万人』を突破しました。

他の音声プラットフォームの事情に明るくないので、よく知りませんが、たぶん、国内の音声プラットフォームのチャンネル登録者数でいうと、『30万人』というのは結構多い方だと思います。

もしかすると、日本最大かもしれません。

今日は、音声プラットフォームで30万人のフォロワーを獲得すると、「そこから何が見えるのか?」みたいな話をしたいと思います。

たぶん、皆さんが気になっているのは、「音声メディアのパーソナリティーって、食っていけるの?」というところだと思います。

というのも、その職業の「認知度」と、「食っていけるか否か?」は、まったく別なんですね。

たとえば、『YouTuber』は、メチャクチャ上手くやれば食っていけることが証明されたじゃないですか?

ただ、『絵本作家』なんかは、ほぼ食っていけないです。

「ほぼ」です。

日本で、『絵本作家』で食えている人は、10人もいないんじゃないですかね?

絵本は市場が小さいので、「印税」だけだと、確実に食っていけない。

なので、絵本作家を続けようと思ったら、基本的には、他のお仕事をして、そこで生計を立てなきゃいけない。


「じゃあ、音声メディアはどうなんだ?」と。


結論を言うと、「上手くやれば食っていける」といったところだと思います。

個人的な感想としては「絵本作家ほど、食っていけない仕事じゃない」といった感じです。

「有料メディア」という、空間の価値の向上


これは、やっぱり、この1年ぐらいで、急激に「頑張れば食っていけるメディア」に成長しましたよね。

当然、プラットフォーム側の努力が一番で、あとは、世の中の雰囲気ですね。

一昔前は、オンラインでお客さんからお金をいただくのは詐欺師扱いされて、YouTubeでも、メンバーシップは炎上していたし、Noteも「ここから先は有料です」としたら、炎上していたのですが、今は、そういうこともなくなった。

オンラインのお仕事が「実業」として認められ始めたというのもあるし、あとは、昨今の「罵り合い文化」「あげ足の取り合い文化」「コールアウトカルチャー」が実は後押しになっていて、「普通に話し合いができる人同士の空間」に価値が出てきて、入場料が付くようになった…というのがありますね。

僕、オンラインサロンも、YouTubeのメンバーシップも、Voicyのプレミアム放送もやっていますが、それぞれの有料メディアで発信していることの「途中だけ」を切り取られると炎上すると思います。

ただ、有料のメディアなので、それは無いんですね。

ちゃんと前後の文章をセットで読み取ってもらえる。

これはすごい変化だなぁと思います。

「放火魔がいるから、放火魔が立ち入れない場所に価値が生まれた」という。

「泥棒がいるおかげで、金庫が売れる」みたいな話です。

そんなこんなで、音声メディアも、「話を聞く気がある人達しかいない空間」が売れるようになってきたので、かなり「食えるメディア」に近づいた。

音声メディアでのスポンサーコールの効果


あとは、「番組スポンサー」さんです。

これは「どうなるんだろうなぁ」とテスト的に始めたのですが、僕の番組でいうと、『焼肉薩摩』さんですね。

すごく喜んでもらえていて、実際に、「番組スポンサーをして、オンラインの売上がグンと伸びた」という実績が残った。

これに関しては、以前もお話しさせていただきましたが……番組内で、スポンサーさんの意味をキチンと説明して、リスナーさんと一緒になってスポンサーさんに「あざす!」とできるのが大きくて、映像だと、このノリはなかなか作れない。

テレビ番組でアナウンサーさんがスポンサーコールをしたところで、用意された台本を読み上げている感がどうしても出ちゃう。

パーソナリティーと、企業スポンサーさんの間に、人が入りすぎているのが原因だと思います。

分かります?

たぶん、音声メディアのスポンサーコールって、キチンとやれば、僕たちが最も信用している『友達の口コミ』に近くなるんだと思います。

「こないだ、焼肉薩摩の肉食ったけど、マジで旨かったっすよ」みたいな。

これも、やっぱり、番組パーソナリティーが、番組スポンサーの意味をキチンとリスナーに説明して、番組スポンサーとリスナーとガッツリとスクラムを組むことが前提になっているので、「上手くやれば”食っていける」というところだと思います。

二階建てを大事にすれば、音声メディアは食っていける!


「フォロワー数」に関しては、「どうでもいい」ということは無いのですが、YouTubeみたいに「再生回数に応じて」みたいなモデルじゃないので、実は、そこまで重要じゃなくて、やっぱり音声メディアで大事になってくるのは、「有料の話を聴きたくなるのか?」というところと、「スポンサーさんに感謝する文化を構築できているのか?」というところですね。

僕のチャンネルの場合だと、3〜4日に一度『白熱教室』と題しまして、オンライン講演会をやっていて、それが聴けるプレミアム放送(有料放送)があって、そして、番組スポンサーがある。

収益モデルでいうと、この二階建てです。

前までだったら、ここで、プレミアムリスナーの人数や、あるいはスポンサー収益を公表することで、「食っていく選択肢」を具体的に提案していたのですが、先ほども申し上げたとおり、放火魔が大量発生している昨今ですから、ここで公表することは控えさせていただきます。

それこそ、プレミアム放送で話します。

ただ言えることは、「ちゃんとやれば、音声メディアのパーソナリティーだけで、食っていける」というところです。

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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