結局、音声パーソナリティーって、食っていけるの?【キンコン西野】
音声パーソナリティーの収益源は?
今は誰でも音声パーソナリティーになれる時代になって、やっぱり皆が気になっていることの一つには「音声パーソナリティーで食っていけるの?」というところだと思います。
結論を言うと「メチャクチャ頑張れば、いける」というところなんですけども、まずは、自分が音声パーソナリティーになった場合、どんな収益源があるのか?
Voicyの場合だと以下の3つです。
①スポンサー
②有料放送
③商品販売
スポンサーに関しては、現状、「ほぼ自分で引っ張ってこないといけない」という感じです。
僕のチャンネルでも、今のスポンサーさんも、これまでのスポンサーさんも、もともと西野を応援していたサロンメンバーさんがほとんどで、ときどき、オンラインサロンの中でスボンサーを募集していたりしています。
普通の人はそんなにポンポンとスポンサーを引っ張ってはこれないと思うので、スポンサー収入は、あまり期待しない方が良いと思います。
可能性があるのは有料放送と商品販売です。
有料放送は「月額いくら」のサブスクと、あとは「一放送ごとの販売」や「過去のバックナンバーの販売」など。
西野のVoicyの売り上げは今月が過去最高
「それで西野さんの場合は一体どれぐらいになるの?」というところが聞きたい人もいると思うのですが、Voicyの有料会員数とYouTubeの有料会員数に関しては隠しているので、お伝えすることはできません。
ただ、一つ興味深い結果が出ていて、Voicyの有料会員数に関しては、基本、ずっと右肩上がりで、僕のVoicyの売り上げは今月が過去最高です。
そうなんです。
意外と世間の皆様は「音声チャンネルの有料放送」に目を向けていないのですが、ここは、ずっと伸びてるんです。
Voicyのリスナーさんはビジネスマンが多めなので、ここは強いんだと思います。
まだ正確に答えは見えていないですが、3日に一回ぐらいのペースで有料放送をするのが良いかなぁと思っています。
それ以上やってしまうと、次は「食べきれない問題」が出てくるので、サービス過多には要注意です。
あとは、「商品販売」ですね。
これはVoicyから入ってくるお金じゃないですが、Voicyで自分の商品を宣伝することで、多くの人に商品を届けることができる。
自分の商品を持っている人からすると「音声メディアで宣伝し続けられる」というのは、本当に強くて、ここは味方にした方が良いと思います。
ここは別に隠すところでもないので言っちゃいますが、僕のVoicyチャンネルで宣伝した商品の売り上げは2023年だけでも1億円は軽く超えていると思います。
#クラファンのリターンなどを含む
なので、やっぱり、ここは大きい。
毎日喋るネタを探すのがメチャクチャ大変
んでもって、冒頭申し上げた「メチャクチャ頑張れば、音声で食っていける」の「メチャクチャ頑張る」の部分なんですけども、やっぱり何が大変って、毎日喋るネタを探す(毎日続ける)のがメチャクチャ大変なんです。
こんなことを言うとVoicyさんから怒られちゃうんですけど、音声コンテンツって「動画みたいに加工とかしないから、生産性が高い」が売り文句になっていたりするんですけども、素人の無計画&無加工のトークって聴いてられないんです。
なので、無加工は良しとして、やっぱり、他人が聴きたくなるような話をしなきゃいけない(計画を立てなきゃいけない)のですが、それを毎日やるのがメチャクチャ大変です。
毎日ネタを作るような感じなので。
なので、皆、続かないんですよね。
ここに関しては、前日の夕方ぐらいから「明日のVoicyは何を喋ろうかなあ」とネタを拾い集める習慣をつけて、死ぬほど頑張るしかないです。
なので、最初の結論に戻りますが、音声パーソナリティーはメチャクチャ頑張れば、食っていける…といったところです。
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