【会員4万人】キンコン西野のオンラインサロン会員が増える理由
このnoteは2020年3月7日のvoicyの内容を文字起こししたものです。
voicyの提供:犬飼 光晴 さん
どうも。キングコングの西野亮廣です。
お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。
今日はですね、
【会員4万人】キンコン西野のオンラインサロン会員が増える理由
というテーマでお話したいと思います。
会員数4万人突破!キンコン西野のオンラインサロン会員は なぜ増え続けるのか?
僕のオンラインサロンの会員数が、まもなく4万人を突破するか突破しそうです。(2020年6月現在6万人)
たぶん、国内最大だと思います。
というようなことを言っていたら、昨日、ツイッターで知らない人から「西野のサロンは国内最大じゃない」みたいな絡まれ方をしました。
その方はオーナーご本人なのか、ファンなのかわからないですが「無料会員を含めたら○○さんのほうが多い、国内最大だ」みたいなことを言われました。
こういうセコい話に時間を使うのも恥ずかしいし、申し訳なくてイヤなのですが、一応、僕の言う「4万人」は、月額1000円をお支払いいただいてる有料会員様の数ということです。
無料のfacebookグループのメンバーを入れたらもうキリがなくて、それこそ全都道府県に『えんとつ町』のグループを組んでいて、加えてサロンメンバーの方ならご存知と思いますが、『西野コンサル部』だのなんだのと、枝分かれしているグループがたくさんある。
そんなものを含めていくともう、14~15万人となってくるので、ここはもう無料の数を含めていないという話です。
ただそうやってバーって言ってきた人に対して論破するのも可哀想だし、数でマウントを取るような人間にはなりたくないし、
そもそも「国内最大である」みたいなところには一ミリも興味がありません。
なので、昨日のツイートに対しては「あそうなんですね、すみません」とだけ返しておきました。
でね、改めてお伝えしますと、僕のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の有料会員が間もなく4万人を突破します。
これを受けて「どんな特別なことしてるの?」と聞かれます。
「なにか裏ワザがあるんじゃないか」って思われているのですが、今日はこの話をします。
サロンメンバーならご存知だと思いますが、サロンがどんどん大きくなっている背景には、裏技もなければ、ドーピングもなければ、抜け道もないんです。
シンプルに、僕が一番努力してるっていうだけです。
僕は毎朝、2000文字〜3000文字の記事をメルマガとして投稿して、1日33円の読み物として成立させています。
この3000文字はだらだら書いた3000文字ではありません。
「年末に仕掛ける映画『えんとつ町のプペル』の広告戦略どうしていくか」とか、「建設費15億円の美術館をつくります、どうやって資金を工面してどう設計していくか」みたいな、ずいぶん踏み込んだ2000~3000文字だとお思いください。
これは、数字で結果が出ていることなので、事実としてお伝えしますが、僕、ビジネス書を出すとけっこう売れるんです。意外とベストセラー作家で。毎回20万部位はコンスタントに売れるんです。
昨今の出版業界からすると、コンスタントに20万部が売れるコンテンツって結構なことですが、にもかかわらず、それを出さなくなった理由は、間違いなくオンラインサロンです。
サロン内で毎朝記事を投稿することで、僕の中ではもうガス抜きが済んでしまっているんです。
しかも書籍にするとなれば、紙に印刷して流通させないといけないので、書いた文章がみなさまのもとに届くまでに、最速でも2ヶ月近くかかってしまう。
今、ものすごいスピードで時代がうねうねうねうね変化しているじゃないですか。
つまり、情報が腐るスピードもどんどん上がっていて、取り扱うのが普遍的な情報じゃない限り、2ヶ月前の情報ってもう古いんです。
なので、昨日学んだことを翌朝、メンバーに共有できるオンラインサロンのスピード感が心地よくなってしまっていて、そういう理由から、僕の文章が書籍からサロンの方に移ってきています。
一発逆転の抜け道なんてない
では、このへんから、今日の本題に入ります。
よくない傾向だなぁと思うことがあります。
今、世の中にノウハウが溢れてるじゃないですか。
youtubeを見たら、色んなことを教えてもらえますよね。
それ自体はすごくいいことだと思います。ユーチューバーの方が経験されたこと学ばれたことをカジュアルに吸収できるっていう環境は素晴らしいことだと思います。
ただ気をつけなきゃいけないのは、その恩恵を受けすぎてしまうと、全ての事柄に裏技や抜け道があると捉えるようになってしまって、成功している人を見ては、「あの人はどういう方法であそこに行ったんだろう」って、その方法を考える頭になっちゃう。
これは以前もお伝えしましたが、やっぱりその道で結果出してる人っていうのは、そもそも、めちゃくちゃな量をこなしている。
僕の周りの成功している人は、全員そもそもめちゃくちゃな量をこなしている。
ただ、みなさんが望んでいる答えは「めちゃくちゃな量をやる」じゃなくて「裏技」なんですよね。
なので、成功者はめちゃくちゃな量をやった上で、味付け程度のエッセンスをノウハウとして発信するのですが、くれぐれもそれはめちゃくちゃの量をやったという前提のもとでの話なので。
そこだけを鵜呑みにしない方がいいと思います。
これは僕が発信していることも同じです。
僕が発信していることの上澄みだけを取って「こうやりゃいいんだね。成功するんだね」って鵜呑みにしない方がいいと思います。
これは、宣伝とかじゃなく、本当のところ、パッと入ってすぐやめてもらっていいので、一度オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を覗いてみてください。
たぶん、僕の努力量に絶望すると思います。
そして、巷に溢れている「オンラインサロン立ち上げ説明会」みたいな「オンラインサロンで楽して稼ぐ方法」みたいなものが、いかに薄っぺらいものなのかを知ると思います。
あと、びっくりされるかもしれませんが、その調子で1日2000~3000文字の記事を投稿して育てたサロンの売り上げは、全部サロンに使っています。
だいたい4万人で月1000円で、年間どれくらいサロンに使ってるか、計算できると思いますが、それぐらいの額をサロンに使っています。
自分が贅沢することに一切興味がないので。サロンのネタになることにすべて使っています。
ときどき、「サロンやったら稼げるのは分かっているるけど俺はあえてやらない」「俺はサロンいつでもできるし、俺がサロンしたら数稼げる」みたいなスタンスをとっている方がいらっしゃいますが、
本当?
ここはそんな生ヌルい世界じゃないですよ。
僕が相手なんで。
こういうことを言ったら、ちょっと怖く聞こえちゃいますね、ごめんなさい。
ただ、言いたいことは、一発逆転の抜け道があると思うなよ、です。
これはくれぐれも、オンラインサロンに限った話じゃありません。
みなさんがっかりの理由かもしれませんが、
今日のテーマの答えは、努力です。圧倒的な努力。
そこに裏技もなければ抜け道もなければドーピングもありません。
それが今日の結論です。ここと向き合わないと何も始まらないです。
一度向き合ってみてください。
というわけで、
【会員4万人】キンコン西野のオンラインサロン会員が増える理由
というテーマでお話させていただきました。
それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。
※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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