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イベント集客の落とし穴【キンコン西野】

このnoteは2021年9月18日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

お知らせ!親子で学ぶ投資の話、講師は藤原和博さん!


連日、お伝えしておりますが…僕が尊敬している教育改革実践家の「藤原和博さん」を講師にお招きして、僕が「生徒代表」という形でおこなうオンライン勉強会『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』の参加者が、3400名を突破しました。

ありがとうございます。

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日本に住んでいると基本的には、「消費」と「浪費」と「貯金」しか学ばず、「投資」に関しては一切学ばないので、お父さんもお母さんも、「子供に教えられない」という背景があると思うんですね。
 
これって、シンプルにメチャクチャ危険な状態なので、今回は『親子で学ぶ!とっても大切な投資の話』を開催します。
 
日程は、10月10日の夜7時からです。
 
アーカイブも1週間ぐらい残るので、時間が合わない方も、お楽しみいただけます。
チケットは800円です。
 
参加ご希望の方は『CHIMNEY TOWN BASE』で検索してみてください。

宜しくお願いします。


お知らせ!『サーカス』予約開始、テーマはVIP戦略


そして、もう一点。
 
11月8日に日本武道館で開催する学校イベント『サーカス ~世界で一番楽しい学校~』のローソンチケットの抽選予約がスタートしました。

《※エントリーは9月23日までです》

  
『サーカス ~世界で一番楽しい学校~』は、各業界のトップランナーが先生となって、一人あたり持ち時間20分で、とびっきり面白くて、学びある授業をするイベントでございます。
 
ちなみに、今回の僕の授業のテーマは「生き延びる為のVIP戦略」です。
 
「VIPのサービスを満たす条件とは一体何なのか?」
「どうすれば、僕たち私達のサービスの中に、VIP向けの商品を混ぜることができるのか?」
 
という具体的な話しかしません。
 
イベント料金は西野の20分だけでモトが取れます。言い切ります。
 
出演は、
私、キングコング西野と、
オリエンタルラジオの中田君。
OWNDAYS代表の田中さん、
ROLANDさん、
そして、堀江貴文さん…となっております。

もう、どう考えたって面白いイベントになるので、この機会をお見逃しなく。
 
チケットの詳細等は『OWNDAYS サーカス』で検索してみてください。

宜しくお願いします。 


人がいるイベント集客には「やり方」がある


そんなこんなで本題です。

今日は「イベント集客の落とし穴」というテーマでお話ししたいと思います。

10月27日〜10月31日まで、Voicyさんが、『Voicyフェス』という声の祭典をやられるらしく、僕も、そこにゲストでお声がけいただいた関係で、Voicy代表の緒方さんと「イベント集客」についてのお話を少しさせていただいたんです。

僕、エンタメ屋なので、四六時中集客をしていて、それでキチンと飯が食えている「集客のプロ」でして、それこそ藤原先生とのオンライン勉強会や、日本武道館での学校イベント、はたまたミュージカルなどなど、オンライン・オフライン関係なく、「集客」をしています。

最近、一番大きかったのは、やっぱり映画で、これは170万人ぐらいを動員しました。

ただ、今日の話は「集客」の中でも、「イベント集客のキャスティング(ブッキング)」をメインに喋りたいので、映画は例外とさせていただきます。

「人がいるイベント」の話ですね。

僕は、僕が仕掛けるオンライン勉強会を過去3回ほど開催していて、大体、毎回1万1000人〜1万3000人ぐらいの方にご参加いただいております。

おそらく、藤原先生とのオンライン勉強会も、最終的には1万人弱ぐらいの方にご参加いただけるんじゃないかなぁと見ています。

いずれにしても、かなりの数のお客さんにご参加いただいているわけですが、ここには、ちゃんと「やり方」があるんですね。

あと、サクッと「武道館で学校イベントをやります」とか言っちゃってますが、武道館での学校イベントなんて、他の人がやっちゃうと、多分、地獄的な事故が起きると思います。

簡単にいうと、「客席がガラガラ」という状態になる。

つまり、ここにも、ちゃんと「やり方」があるんですね。

正直に言うと、「こうやれば集客に成功する」という話はできないのですが、「これをすると確実に集客に失敗する」という話ならできるので、今日は、そんな話です。


ファンは好きな人をできるだけ長く見ていたい


まず、「この人は人気があるから、この人を入れておけば大丈夫」みたいな考えは最初に捨てた方がイイと思います。

「人気」というものが、最も顕著に反映されるのは、やっぱり「ソロライブ」なんですね。

これは、以前、お話ししたのですが、僕もライブ・イベントが好きなもんだから、毎週、いろんなものを観に行くのですが、ファンであればあるほど、好きな人を、より長い間、見たいんですね。

そして、ここが大事ですね。

ソロのイベントであろうと、本人が主催しているイベントか、本人がゲスト出演しているイベントか?でも大きく違う。

プロイベンターであり、プロお客から言わせていただくと、本人が「ゲスト出演」する時って、大体、主催者発信の「求めてもいない演出」が入ってくるんです。

場合によっちゃ、「主催者の挨拶」みたいなのが、頭に10分ぐらい差し込まれたりする。

「このイベントを開催するまでの苦労と、スタッフへの感謝」みたいな(笑)

ここで世界中のファンの気持ちを代弁させていただきます。

「そんなのは、スタッフ打ち上げの乾杯の挨拶でやってくれ」

まぁ、そういった無駄な時間、無駄な演出が入ってくることをファンは知っているから、ファンが一番望んでいるのは「本人主催の、ソロライブ」です。

その次にファンが望んでいるのは、「本人以外が主催するソロライブ」です。

念を押しておきますが、この「本人」というのは、「人気がある人」のことです。

ファン求めている順番でいうと、

① 「本人主催の、ソロライブ」
② 「本人以外が主催するソロライブ」

その次にファンが求めているのは…

③ 「本人主催のフェス」です。

これは「藤原先生との勉強会」や「サーカス」みたいなやつですね。

その次にファンが求めているのは…

④ 「本人以外が主催するフェス」です。

『Voicyフェス』というのは、ここに入るんですね。

順番でいうと4番目ですから、一見、分が悪いように見えますが、「フジロック」だって、ここに分類されるわけで、勝ち目がないことはないんです。


ファンの目的を邪魔したら「集客」できない


ただ、この次が地獄で、結構な人がやってしまいがちな失敗なのですが、それが何かというと、

⑤ 「本人が主催する、バラエティーに飛んだラインナップのフェス」
⑥ 「本人以外が主催する、バラエティーに飛んだラインナップのフェス」

です。

ここに、「ゲストがたくさん出ます」が乗っかってくると、完全に事故案件です。

断言してイイです。絶対に「集客」できません。

まずファンは、お目当ての人を少しでも長く見たいので、そこを邪魔しちゃったらダメなんですね。

つまり、いくらファンであろうと「お目当てじゃない人が出る時間が長いイベント」には参加しない。

それでも、ゲストの人数を出す場合はですね、「近いジャンルの人でまとめる」というのがすっごく大切です。

僕ら世代の例えで申し訳ないですが、僕、ブランキージェットシティーのファンだったのですが、なるべくソロライブに行きたいですが、ただ、ミッシェル・ガン・エレファントとの対バンだったら、ちょっと行きたいんです。

アイドルとの対バンだったら、行きません。

ただ、ここが難しいところで、理念で繋がっていたらジャンルを飛び越える場合もあって、たとえば「氣志團✖️ももクロ」だったら行きたいんです(笑)

まとめると、なるべくソロがいいし、それが叶わないなら、少人数がいいし、それが叶わないなら、ジャンルや理念を合わせて欲しい…というのがファン心理です。

素人イベント主催者がやりがちな、「あの人も、この人も、見れます」は一番行きたくないイベントです。参考にしてみてください。


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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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