見出し画像

キンコン西野が今でも時間を割いてやっていること【キンコン西野】

このnoteは2022年7月6日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。


キンコン西野は今でも『会食』に時間を割いている


今日は『キンコン西野が今でも時間を割いてやっていること』というテーマでお話ししたいと思います。

もう面倒臭いので先に結論から言うと、今でも時間を割いてやっていることは、『会食』です。

『飲み会』ですね。

とにかく僕、『会食』にしっかりとコスト(時間)を支払っています。

ちなみに僕、人前に出ていないので、よく行くお蕎麦屋さんからは「暇人」認定されているのですが、こう見えて、少しだけ忙しい男なんです。

まぁ、もしかすると仕事の要領が悪いだけなのかもしれませんが、1年365日で「休みの日」というのは基本的にはありません。

何かしら「やらなきゃいけないこと」が毎日朝から晩まで入っています。

なので、「会食」なんかを入れてしまうと、当然、その分、スケジュールが圧迫されて、まぁまぁ大変なんです。

しかし、まぁ、それは「会食」に参加されるお相手の方も同じで、やはり、お忙しい中(何かを犠牲にして)参加されている。

お互い、そこそこダメージを受けながら、「会食」をしてるんです。

エンタメは口コミの世界なので、『会食』から始まることがある


何故、そんなことをやるかというと、(時代的には、そういう風潮じゃないことは百も承知ですが)、泣いても笑っても、「会食」から始まることって、あるんですね。

僕が知っている限り、ある一定の基準をクリアした人達は、時間の重要性もよくよく分かっていますから、何かを持って帰ろうとするし、何かを持って帰ってもらおうと考えるんです。

タダでは帰らないし、タダでは帰さない。

で、最近、とくに感じるのが、皆、ホームページを作るのが上手くなったし、SNSの発信もお上手だし、インスタグラムも整っている。

つまり、「着飾る技術」を全員が身につけてしまっている。

たとえば、この状況で「美容クリニック」とか選べなくないっすか?

どれだけ検索しても「結局、どこが良いの?」となるのがオチです。

これ、経営者からすると「仕事をお願いする相手」もまったくそれで、「結局、誰に頼むのがイイの?」というところに陥っている。

なので、エンタメ業界なんて、完全に関係者の「クチコミ」の世界です。

僕が、映画や舞台で、ずっとご一緒させていただいている美術の「佐藤さん」なんて、まともに発信してないハズです。

佐藤さんも人伝いに知り合ったし、舞台の照明演出をしてくださっている「イジツさん」も、たしか佐藤さんが紹介してくださいました。

このご時世に「数珠繋ぎ」「芋づる式的」なんです。

飲みの席の受け答えとかって、意外と嘘つけなくて、「こいつ、ビジネス用語を並べてるだけの、中身の無いヤツだな」とか筒抜けなんです。

逆に、打ったら響く人もいる。

そういう人は、どんな球を投げても、面白い受けとり方をしてくださる。「ああ、この人は信用できるなぁ」となるんですね。

なので、その場で何かが決まらなくても、どこかのタイミングで、「そういえば、この件は、あの人に相談してみよう」となる。

飲まなくてもいいから、「飲み会に行け」


「いやいや、『飲み会』とかしょっちゅうやってるけど、何も始まったことないよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、それは、そういう人が集まる飲み会をしているからだと思います。


ここで言っているのは、そういう飲み会じゃないです。

ただ、何かが始まるような飲み会…つまり、決定権を持っている人達が集まるような飲み会に参加するには、もちろん自分も「それなりの人間」じゃないとダメなんですね。

だって、相手の時給は高いわけだから。

その人の2時間〜3時間をいただくのは、やっぱり大変なことです。

「じゃあ、まだ何者でもない人は、そこに参加できないのか?」というと、それもまた違って、「まだ何者でもない人」が支払えるものって、「言われたことをやる」なんですね。

よく、飲みの席で見かける「上手いこと立ち回っている、まだ何者でもない人」がやっているのが、たとえば、ある経営者が「こういうことすると、面白いと思うんだよなぁ」と呟いた時に、「僕、ソレ、やっていいですか?」とすかさずカットインしてくるんです。

「アイデアとお金は持っているけど、時間がないからできない」みたいな経営者っていて、そこに上手く入りこむんですね。

今なんて、「飲み会とか古い」という風潮じゃないですか?

もちろん、そういう方もたくさんいらっしゃる。

ただ、「飲み会で決める層」って確実にいるんです。

地方なんて、特にそうだし、僕が知っているニューヨーク・ブロードウェイのコミュニティーもそう。「ランチ」と「会食」は外せないです。

また10月にもありますが、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演の演出のウィルも、「会食」の席で出会って、そこでたくさん話して盛り上がって、演出をすることが決まって、そして、ウィルの知り合いのブロードウェイの皆さんが協力してくれることになった。

この運動は、SNSで始まってないんです。

僕、仕事柄、大学生とかとご一緒させていただく機会が少なくなくて、「何をしたらいいですか?」と相談された時に、必ず言うのが、「Facebookをしろ」と「飲み会に参加しろ」です。

つまり「オジサンの巣窟に飛び込め」です。

あの人達は、決定権を持っているので。

踏み込んだ話をすると「価値」って、「希少価値」じゃないですか?

ダイヤモンドは綺麗なのは勿論ですが、少ないから価値があるわけじゃないですか?

そう考えると「少ない人」になった方がいいですよね?

「Facebookは若者はやってない」というのであれば、尚更、チャンスです。

「飲み会に若者は参加しない」というのであれば、尚更、チャンスです。

長々と喋ってますが、今日のメッセージはシンプルです。


「飲み会に行け」です。

昨今、あんまり、耳にしないアドバイスですよね(笑)

ただ、現実問題、「飲み会で決まること」は確実にあって、「飲み会で決める人」は確実にいるので、飲まなくてもいいから、飲み会に行ってみてください。

====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================

★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓

\海外発行のカードが利用できるようになりました/

▼Instagram版はコチラ↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?