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ところでキンコン西野は『音声』で稼いでいるの?

このnoteは2021年3月16日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:コロナ禍で苦しむ飲食店をITの力で助けたい サトウヒデキ さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。


本題に入る前にお知らせをさせてください。
今年5月に発売予定の新作絵本『みにくいマルコ』の予約がAmazon、楽天等でスタートしております。

(※こちら↓)

こちらは『映画 えんとつ町のプペル』から3年後の「えんとつ町」が舞台となっておりますが、ストーリーが繋がっているわけではないので、映画をご覧になられていない方でもお楽しみいただける内容となっております。

あらすじを少しだけお話しすると、映画のラストで煙に覆われた「えんとつ町」は大きく形を変えるんですね。

もちろん時代は前に進んではいるのですが、それによって職を失う人もいて、今回の主人公がまさに、その人です。

これまでは日の当たらない場所で働けていたのですが、職を奪われて、日の当たる場所に出てきた瞬間に、これまで隠し続けてきた「みにくい顔」が露わになるわけですが、「はたして、どうなる?」というのが今回の物語です。

こちら、サイン本の予約も承っておりまして、サイン本をお求めの方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。よろしくお願いします。


(※こちら↓)

こちらは『映画 えんとつ町のプペル』から3年後の「えんとつ町」が舞台となっておりますが、ストーリーが繋がっているわけではないので、映画をご覧になられていない方でもお楽しみいただける内容となっております。

あらすじを少しだけお話しすると、映画のラストで煙に覆われた「えんとつ町」は大きく形を変えるんですね。

もちろん時代は前に進んではいるのですが、それによって職を失う人もいて、今回の主人公がまさに、その人です。

これまでは日の当たらない場所で働けていたのですが、職を奪われて、日の当たる場所に出てきた瞬間に、これまで隠し続けてきた「みにくい顔」が露わになるわけですが、「はたして、どうなる?」というのが今回の物語です。

こちら、サイン本の予約も承っておりまして、サイン本をお求めの方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。よろしくお願いします。


(※こちら↓)

あと、もう一点。

僕の新しいプロジェクトとして「宿作り」があるのですが、そのガチンコ会議が明日あります。

そちらの会議の模様を17時半から生配信しようと思っておりまして、そちらの参加チケットの発売が今日(3月16日)が締め切りです。

チケットは300円。
現在、参加者が【2826名】となっております。
すごい人数ですね。

こちら、購入者の方には、配信のリンクをメールで送らせていただいているので、必ずメールをチェックしてください。
チケットはオンラインショップ『CHIMNEY TOWN 』で販売しております。

(※こちら↓)

販売締め切りは、今日の23時59分です。
よろしくお願いします。

そんなこんなで、今日の本題です。

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「期待されているほど稼いでいないかも(笑)」

ところでキンコン西野って「音声メディア」で稼げているの?

by 西野亮廣エンタメ研究所


時々、芸人の先輩方から「西野って音声で稼いでるの?」と聞かれるのですが、もしかしたら、同じように疑問をもたれている方もいらっしゃるかもしれないので、今日は、そちらにお答えしたいと思います。


たぶん、この質問って、「音声メディアが稼げるかどうか?」のリサーチだと思うんですね。


まず、仕事のジャンルを指して「○○って稼げるの?」というような質問があると思うんですけど、その答えはちょっと難しくて……「野球選手って稼げるの?」と訊かれたら、「そりゃ、稼げる人もいるし、稼げない人もいる」とフワフワした回答になると思うんですね。

もちろん、断言できるものもありますよ。

たとえば、「電話BOXを作る仕事って稼げるの?」という質問には、「稼げない」と答えられる。

こんな感じで、個人のスキルの問題と、その時代の職業の問題が複雑に絡まっていたりするので、気持ちの良い答えができなかったりします。


じゃあ、「音声はどうなんだ?」というところですよね。

これはあくまで「僕の場合は」という言い方になってしまいますが、僕はVoicyを毎朝配信していて、フォロワーさんは15万人。
一回のOAで平均して【35000人〜38000人】の方に聴いていただいています。

YouTubeの再生回数とチョット違うのが、ほぼ100%の方が最初から最後まで聴いてくださっています。

その上で、僕は企業さんからいくらか貰っていたりしません。

おそらく話を持ちかけたらスポンサーさんになってくださる企業さんがいるのかもしれませんが(いるんですかね?)、今のところ、それはやっていなくて、その代わりに、1万5000円で「個人スポンサー枠」を『煙突屋』というオンラインショップで販売していて、冒頭で名前を読ませていただいております。

【煙突屋】

時々、連日、同じ名前を読み上げることがありますが、ミスをしているわけではなくて、まとめて買っていただいているんです。
ありがとうございます。

1万5000円で個人スポンサー枠を販売していて、オンラインショップの手数料などが引かれて、残ったお金が僕のギャラになります。

なので、1回の放送で1万円チョットですね。


で、この音源をYouTubeにコピペしているので、+アルファでYouTubeの広告料が少し入るぐらいですかね。

皆さんが思っているほど、派手なマネタイズはしておりません。

ただ、Voicyの場合だと「プレミアム放送」という有料会員のシステムがあったりしますよね。
「なんで、プレミアム放送をやらないんですか?」と訊かれるんですけど、有料で何を喋ったらいいのか全然思いつかないんです(笑)。

僕がグラビアアイドルだったら、お風呂場から配信して童貞男子を殺しにかかるのですが、40のオッサンの風呂場配信は流石に厳しいじゃないですか?

プレミアム放送の為に別で時間を作るもの今はチョット難しいので、なんか攻めあぐねています(笑)

もし、プレミアム放送をしたら、売り上げは全額寄付するので、なんか「こういうのやったらいいんじゃないの?」というのを思いついたら教えてください。

で、どちらかというと、ここからが本題なのですが…


なんか、質問に対して「ハシゴ」を外しているみたいになっちゃって申し訳ないんですが、個人的には(あくまで僕の場合は)「すぐに売り上げを作りにいかなくてもいいのかなぁ」と思っていたりします。

僕、YouTubeでライブ配信する時も、スパチャとかやってないんです。

もちろん、やっている人を否定しているわけではないですよ。
今の僕が「できない」というだけです。
気が向いたら、やります。


これは、昔から一貫しているんですけど、「稼げる/稼げない」はいつも後回しにしていて、僕は「応援してもらえるか否か」というところに重きをおいています。


対極にあるのが「迷惑系YouTuberさん」だったりすると思うんですけど、あの形で動画をバズらせて、売り上げを作っても、ファンが増えていないから、ずっと、あれをやり続けなきゃいけないじゃないですか?

さらに、「ファンがいない」と、新しいメディアに引っ越した時に、またゼロから市場を開拓しなきゃいけないじゃないですか?
僕には、そんなことをやり続ける体力はありません。

僕は競争するのが苦手なのと、たぶん、根が、ダラシナイんだと思います。

なので、ファンの方と膝を付き合わせて喋って、コツコツと信頼を得て、どのメディアに出ようが、どんな発信をしようが、「とりあえずチェックしてくださるファン」を作るということに注力しています。

その点でいうと、「音声メディア」というのは、メチャクチャいいと思います。
「稼げる/稼げない」は人それぞれかもしれませんが、「濃いファンを作りやすい」というのは間違いない。

今のところは、「音声メディア」でファンを作って、マネタイズは外でやるイメージです。
本を出すにも、ライブをするにも、映画をするにも、支えてくれるのは「ファン」なので、西野のVoicyの売り上げは1日1万円チョットですが、すっごい満足しています。

「ラジオ」はYouTubeのように単体で成立するものではなく、ラジオでファンを作って、そのあと、何かとの「掛け算」になるので、商品を持っているパーソナリティーは強いのかなぁと思っています。



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