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【「ものづくり」と、とっても大切な「お金」と「集客」の話】byキンコン西野


このnoteは2021年1月26日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:長野県小諸市はなおかりゅうた さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。


本題に入る前に近況報告をさせてください。

コロナ期間中の劇場芸人支援として立ち上げた「プペル寄席」の第一回目が昨日、さっそくおこなわれました。

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映画の宣伝をしてもらっているのでギャランティーをお渡しさせてもらっていて、先輩も後輩も関係なく一律10万円です。

初回はダンソンでお馴染みの「バンビーノ」さんでした。
アーカイブに残っておりますので、お時間あれば是非、ご覧ください。

そして、続々と「プペル寄席」の参加の手が挙がっておりまして、スケジュールを調整しながら、随時、開催していきたいと思います。

ちなみに明日は、吉本新喜劇の佐藤太一郎君です。
新喜劇の役者さんがどうやら一人芝居を披露してくださるそうです。楽しみっす。

とにかく、コロナ期間中の劇場芸人さんの支援を今後も続けていきたいと思います。
引き続き宜しくお願いします。

そして、お知らせの二つ目。

キングコング西野亮廣と一緒に『映画 えんとつ町のプペル』を観る企画を、全国各地で今日も明日も明後日も細々と続けさせていただいております。

昨日、「演歌の売れ方」と言われました(笑)。まったく、おっしゃる通りでございます。

ちなみに、今日は朝の10時20分から、静岡のシネシティーザートさんで観て、そのあとは東京に移動しまして、15時55分から「TジョイPRINCE品川」で観ます。

お時間ある方は是非、ご参加ください。

【26日】

シネシティ ザート静岡(10時20分)↓

T・ジョイ PRINCE品川(15時55分)↓

そして、明日は「茨城県」に行きまして、18時半から「ユナイテッドシネマ水戸」で『映画 えんとつ町のプペル』を観ます。

【27日】
ユナイテッド・シネマ水戸(18時半)↓

緊急事態宣言が出る前は「トークショー」で、出た後は「一緒に映画を観る」に切り替えて、そうして、かれこれ一ヶ月以上、毎日、いろんな劇場に行かせてもらっているのですが、一ヶ月もすると、お客さんがたくさん来てくれそうな東京と大阪を外して、「普段、なかなか行けないところに行こう」という変なスイッチが入るんです。

で、今見て見ると、茨城県の「ユナイテッドシネマ水戸」の更に奥の、福島県いわき市に「ポレポレシネマズいわき小名浜」という映画館がありまして、ここで「96席」のスクリーンですが、『映画 えんとつ町のプペル』を上映してくださっているんです。

こういうのを見ると、そそる身体になっておりまして、どこかのタイミングで狙いたいと思っています。

宜しくお願いします。

ちなみに先々のスケジュールをお伝えすると30日(土)は神奈川県の「チネチッタ川崎」で15時5分の回を観ます。

そして、31日(日)はまだ時間は決まっておりませんが大阪「TOHOシネマズ梅田」で観ますので、大阪界隈の方は31日のスケジュールは空けておいてください。

そんなこんなで、本題に入りたいと思います。

1月25日〜1月31日(日)までの『映画 えんとつ町のプペル』のチケットの半券が参加券となるオンライン講演会『教えて!西野先生!モノづくりと、とっても大切な『お金』と『集客』の話」が、来週(2月3日19時)開催されます。

先にお伝えしておくと、僕の書籍を読んでくださっている方や、サロンメンバーさんからすると、すでに知っているような内容です。

学校で教えてもらえず、「お金」と「集客」に関する知識を一つも持たないまま、これから社会に出て行く事になるクリエイターさん達に武器を渡すことが目的で、ここでは、とっても基本的な話をします。

たとえば、「クラウドファンディングって聞いたことはあるけど、実際始める時には、どんなリスクがあって、どんな準備をしておけばいいの?」といったようなことです。

お近くに、「これから社会に出ていく子供達」がいれば、是非、この講演会の参加券をプレゼントしてあげてください。
もしくは、そういった子供達をサポートする側になる大人の方々も、復習・確認の意味を込めて、参加していただけると嬉しいです。

隠したって仕方がないので正直に白状しますが、もちろん、今回の企画は『映画 えんとつ町のプペル』に一人でも多くの方に観に来てもらう為のキャンペーンですよ。そこには明確な下心があります。

ただ、「お願いだから、お金の勉強はしようよ」というのは本当に存在する気持ちで…僕、これまで、いっぱい見てきたんです。

お金の勉強を放棄して、お金が回らなくなって、お金が回っているクリエイターを妬んで、叩いて、叩いたことで選択肢を失って、失業していった芸人・役者・ミュージシャン、その他、クリエイターをいっぱい見てきてんです。

そういった人達とも、よく呑んでいたのですが、彼らの言い分はいつも「俺は金の為にやっているわけじゃない」なんです。

そんなことは分かっているし、お金の勉強をしているクリエイターさんだって、お金の為にやっているわけじゃないんです。

活動を続けていく上で必要だから、勉強しているんです。

「楽しいモノを届けたい」という目的に対する手段の一つとして、お金の勉強をしているんです。

お金の勉強をしていない人ほど、そこが見えていない。
お金の勉強をしていない人ほど、拝金主義になりがちです。

「お金を稼ぐ」ということと、「お金に興味がある」ということを、分けて考えられる知識を持ち合わせておらず、「お金を稼いでいる奴は、お金の為に働いているに違いない」という決めつけで、話を進めてしまっている。

これって、日本の教育の最大のガンだと思います。

学校で、1秒も教えないから、お金の話がタブーになっている。
料理人に「包丁は使うな」と言っているようなもので、日本人全員で、日本人全員の夢が叶う確率を下げてしまっている。


日本人にクラウドファンディングの仕組みを説明をしたら、結構な割合で、「そんなにお金が好きなんですか?」という意見が飛んできます。
何を言っているんだ。
自分が何を言っているか、分かってるか?

誰でも分かるように、別のモノに置き換えるとですね…

「『チケットぴあ』というサービスがありまして、ここでは、オンラインで事前にチケットが販売することができるます。そうすることで、前もって、おおよそのチケットの売り上げが分かりますので、それを目安にライブの制作することができます」

と、『チケットぴあ』の説明をしたら、

「本当に、お金が好きなんですね」

と返ってくるような感じです。

「信者から金を巻き上げるんですね」と返ってくるような感じです。

「何を言ってるの?」と思いません?

それを日本人は、ここ10年ぐらい、ずっとやってます。

世の中の需要が分からずに、いつも在庫の山を抱えているハンドメイドのカバン職人さんに対して、「『受注生産』という方法がありまして…」と提案したら、「そんなのは詐欺だー!」と言っちゃうのが多くの日本人です。

 
……会話が成立してないんです。

 
でも、本当に学校で学ばないから、こんなことになっちゃってるんです。

僕、『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロンをやっていて、そこでは毎日2000〜3000文字の記事を投稿しているんですね。簡単に言えばメルマガです。文章をオンラインで販売しているです。

それに対して、「信者から金を巻き上げている」という声が普通にあったりするんです。

ちょっと待て。
お前は何屋さんだ?
魚屋さんか?
お客さんに魚を売るときに、お金をいただいていないか?

いただいているよな?

それは信者から金を巻き上げているのか?


……ここで「うっ」となるのが多くの日本人です。


「こんなバカげたことをいつまで続けて、いつまで可能性を潰し続けるんだ日本人!」という厚切りジェイソンのような気持ちが僕にはあるので、今回、『教えて!西野先生!モノづくりと、とっても大切な「お金」と「集客」の話』というオンライン講演会を開催したいと思います。

参加方法は、『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。

(※こちら↓)


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