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『お前はどこに行っても通用しない』というマウント【キンコン西野】

このnoteは2022年6月21日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

今日は「『お前はどこに行っても通用しない』というマウント」というテーマでお話ししたいと思います。


お知らせ!『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催


本題に入る前にお知らせです。

西野亮廣講演会』のお知らせです。

全国各地で続々と開催が決まっています。
7月16日(土)に豊橋、
7月18日(月)に福岡、
8月20日(土)に熊本、
9月4日(日)に岐阜で、それぞれ『西野亮廣講演会』がございます。

私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。

チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。
サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。

会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

よろしくお願いします。


アドバイスをしてくる人の足元を、ガッツリと見た方がいい

そんなこんなで本題です。

今日は、「『お前はどこに行っても通用しない』というマウント」というテーマでお話ししたいと思います。

タイトルから、大体の内容はお察しいただけると思うのですが(笑)、たとえば、会社を退社する時に「ウチの会社でダメなら、どこに行っても通用しないよ」というアドバイスをしてきたり、「そんなの社会じゃ通用しないよ」というアドバイスをしてきたり、「そのやり方じゃ、こっちの世界じゃ通用しないよ」というアドバイスをしてくる人っていますよね?

ちなみに僕は、高校を卒業して、芸人になって、そのあと絵本作家になって、そのあと自分の会社を作って、ビジネス書なんかを書いて、広告のお仕事なんかもして、そのあと映画を作って、そのあとミュージカルを作って…という世界的にも奇妙な経歴を辿っているのですが、その都度、お邪魔している業界の先輩方から「そのやり方は、この世界じゃ通用しないよ」というアドバイスをいただいてきました。

海外でも、よくあります。

「そのやり方じゃ、ウチの国では通用しないよ」みたいな(笑)
「その表現はインドでは通用しないと思います」みたいな。

今後、さらにたくさんの方が副業や、転職を経験されると思うのですが、こういったアドバイスは本当に気をつけた方がイイと思います。

お邪魔する時というのは、自分は「右も左も分からない」という情報弱者なので、そういった意見にも、ついつい「そうなのかな…」と耳を傾けがちですが、これに関しては、アドバイスをしてくる人の足元をガッツリと見た方がいいと思っていて、「お前も通用してねぇじゃねえか」というケースがほとんどです。

「『この商品は通用するor通用しない』『この表現は刺さるor刺さらない』という答えをお持ちなのであれば、どうしてあなたの商品は通用してないのですか? どうしてあなたの表現は刺さってないのですか?」という。


中には、「その業界で通用しているスゴイ人」が本当のことを言ってくださっている場合があるので、だからこそ「相手の足元を見た方がいい」と思うのですが、
多くの場合は、「その人が気に入っていないだけで、『社会』や『こっちの世界』という言葉を隠れ蓑にして、感想を伝えているだけ」だったりします。

これ、ホントそうなんです。

昔、はじめて絵本を作った時に、とある出版社の人間から、「子供はカラフルで、丸いモノが好きだから、こんなモノクロで描き込んだ絵本はヒットしない」というマウントをとられたんですけど、その人、「ヒット作」を生んだことなんて無いんです。

つまり、その人に「ヒット作」を選定できる能力なんて無いんです。
ただ、僕より先に、絵本業界にいただけ。

なので、そのアドバイスをガン無視して、ヒット作を生んでみました。

「ウチの会社でダメだったら、どこに行っても通用しないよ」と言ってくる上司とかいると思うんですけど…ちゃんと、その上司の転職経験を見た方がイイですね。

転職経験が無いなら、そのアドバイスは上司の「願望」あるいは「寝言」です。
もしくは「メンヘラ」です(笑)

全然関係ない話ですが、駆け出しの頃、僕にも女の子にキャーキャー言われている時代があって、その時に、あるファンの子がやってきて、すっごい涙目で「私、西野さんのファンやめます」と言ってきて、「あ、そうですか。これまでありがとうございました」とお伝えしたら、「(ファンをやめようとしている私を)止めないんですか!」と言われて(笑)

いや、「止めないんですか」も何も、夫婦や恋人ならまだしも、ファンって、そういう「お願いして、なっていただくもの」じゃないじゃん(笑)

こちらのパフォーマンスがつまらなかったら、疎遠になるというサバサバした関係じゃん。

「ウチの会社でダメだったら、どこに行っても通用しないよ」と言ってくる上司って、その女の子の心境にちょっと似てるのかもしれません。


根拠なきアドバイスはガン無視でOK、個人の感想には耳を傾けよう


今日の話はくれぐれも「他人のアドバイスなんて聞くな」という話ではなくて、「アドバイスの根拠を探った方がイイと思います」という話で、情報弱者の時は、この「アドバイスの根拠」をどうしてもスッ飛ばしてしまうので、本当に気をつけた方がイイと思います。

一つ確かなことは、どの業界でもそうなんですけども、「大体のヤツが通用してない」ということ。

正解・不正解のアドバイスが正しくできる、そんなセンサーびんびんのヤツなんて、そんなにいないです。

ただ、これは僕個人の経験上の話なので(正確なデータではないので)話半分で聞いていただきたいのですが、「通用するかしないか分からないけれど、『僕は好きじゃない』」という人の意見は、ありがたく受け取った方がイイのかなぁと思います。

それって、「キミのことを思って」という綺麗事なアドバイスじゃなくて、ぶっちゃけ誰のことも考えてなくて、すごく個人的な感想を(少し勇気を振り絞って)言ってくださっているわけじゃないですか。

で、その感想を持つ人が「世界に一人」なわけがないので、「割合は分からないけれど、こういう感想を持つ人もいるよな」ということは素直にインプットしておいた方がイイのかなぁと思います。

「根拠なきアドバイスはガン無視でよくて、個人の感想には耳を傾けた方がイイんじゃね?」というのが今日のなんとなくの結論でございます。


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