コロナ禍で苦しむ飲食店を救え【キンコン西野】

このnoteは2021年2月19日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:長野県小諸市のはなおかりゅうた さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。


配信が遅れてしまってすみません。
正直に白状すると、二日酔いで午前中は死んでました。

僕はYouTubeで『スナック西野』という月額580円の有料チャンネルをおこなっているのですが、こちらは僕の自宅に友達を招いて、いつものように呑みながら、ただひたすら仕事の話をするチャンネルとなっています。

友達といっても、地元の友達ではなくて、国内外で活躍するクリエイターさん達です。

で、昨日は、僕が尊敬してやまないアパレルブランド『♯FR2』の石川涼さんに来ていただいて、色々とお話を伺いました。

コロナ禍で、いろんなお店が潰れていく中、『♯FR2』は生き残っているどころか、グイグイ攻め倒していて、その裏側の話が面白すぎて、勉強になりすぎて、呑みすぎたんです。

で、午前中は死んでました。

涼さんの回は次回か次々回になりそうです。メチャクチャ面白いので、『スナック西野』お楽しみに。

そして、もう一点。

これは繰り返しの案内になりますが、何度も繰り返して案内する必要があると思っているので、案内させていただきますが、『映画 えんとつ町のプペル』の副音声第二弾の西野は本当に喋りすぎているので気をつけてください。

「いやいや、とはいえ副音声でしょ…」と思われている方がいると思うのですが、違います。

もう「主音声」です。

最初から最後まで主役のボリュームで喋っております。副音声は映画です。

ぐらいの覚悟で来ていただかないと、確実に事故がおきます。

先に言っておきますが、「西野、喋りすぎ!」というクレームは一切受け付けません。もう録っちゃたから。

そして、こうして「喋りすぎています」という事前アナウンスをしておりますので、それに対して「喋りすぎだ!」というのって、どうなんですか? 間違ってるのは貴方だ!

…すみません。熱くなってしまいました。

とにかく、本当に喋っているので、副音声の第二弾を楽しまれる方は、もう映画の内容を楽しむのを諦めてください。

ただ、

メチャクチャ面白いと思います。

これは、副音声の第2弾を体験された方から直接感想を伺っていただきたいのですが、『映画 えんとつ町のプペル』を観て、副音声の第1弾も体験された方からすると、副音声の第2弾はシビレまくる内容となっております。


「そもそも『えんとつ町』って何なの?」というところに言及しておりまして、最終的には次回作のストーリーまでガッツリ喋っています。

「副音声の第2弾を聴いて泣いた」という感想も届いております。

その方が、誰で(どのキャラクターで)泣いたのかも知っています。今回の悪者役の「トシアキ」です。
宮根誠司さんです。
彼がどういう背景を背負っているのかを副音声の第二弾では語っておりまして、それを知るとグッときちゃいます。

まもなく『映画 えんとつ町のプペル』の公開も終わりますので、この機会に副音声の第2弾を体験しておいてください。超絶オススメです。

さて。

今日は【コロナ禍で苦しむ飲食店を救え】というテーマでお話ししたいと思います。


タイトルそのままなんですが、ご承知の通り、今、飲食店が本当に大変なんですね。

どんどん潰れていってしまって、2020年は過去最大の倒産規模だったらしいです。
今は営業時間も制限されて、その中でギリギリ踏ん張っていて、それでも時には悪者のように扱われてしまう。

嘘か誠か「自短警察」というのもいて、時短に従わない飲食店にオラオラ言ってるとか何とか。


さすがに、やりきれないと思うんです。


今、僕らが、弱い立場にある人達に対してやらなきゃいけないことは、自分の正義を押しつけることなどではなく、「定められたルールの中で、どう救っていくか?」ということだと思うんですね。

そんな中、YouTube講演家の鴨頭嘉人さんが、昨日、『コロナ禍で苦しむ飲食店を救え』というクラウドファンディングを立ち上げられました。

「飲食店に直接お金を渡すのではなく、支援を必要としている飲食店にチップ応援キットを贈ろう」というものです。

「短期的な支援ではなく、支援され続ける仕組みから作っちゃおう」というものですね。

実は少し前から鴨頭さんから「こういうことをやろうと思っているんです」というお話を聞かせていただいて、これには、すっごい共感したんです。

甘っちょろいと言われるかもしれませんが、僕は「努力が報われる世界」が好きで、「チップ」って、まさにそれじゃないですか。

スタッフの現場の働きを一番知っているのは会社のオーナーじゃなくて「お客さん」で、僕はやっぱり、たくさん笑顔を振りまいて接客してくださるスタッフさんにはチップを渡したいです。

で、コロナ禍で「夜8時までの営業」という厳しい規制の中、それでも頑張っているお店や、店員さんを応援する一つの手段として、800円のラーメンに、チップで、「プラス100円」支払える選択肢があったら嬉しいじゃないですか。

いろいろクリアしなきゃいけない課題はあると思うんです。たとえば、「チップを支払わない人が悪者にならないようなデザイン」とか。

そういった課題はいくつかあると思うのですが、まずは、こうして一歩踏み出した鴨頭さんを応援したくて、ここでご紹介させていただきました。

このチップ文化の普及には、外野から「頑張れ〜」と言っているだけではなくて、何かしらの形で、具体的に協力させていただこうと思っています。

そもそもコロナは長期戦ですし、コロナが明けたとしても、文化としてあった方がいいなぁと思うので。

ホントは、タクシーとかにも「チップ枠」があったら、いいなぁと思うんです。

今はせいぜい「お釣りは結構です」しかできませんが、そうじゃなくて、言い方が難しいですが「チップは受け付けてますよ」的なアナウンスがあれば、ドライバーさんの頭の中にも、お客さんの頭の中にも「チップ」のことがある。

ときどき、態度の悪いタクシードライバーさんが話題になってますが、ドライバーさんの身になって考えてみた時に、どれだけ丁寧に接客しても、毎回、新規顧客で、リセットされるわけじゃないですか?

良し悪しはさておき、「頑張っても同じ結果なら、頑張らなくてもいいか」と考えてしまう人がいても仕方ないと思うんですね。

僕は、「悪い人間がダメなんじゃなくて、人間の悪さを生み出すシステムがダメだ」という考えでして、そこって報酬設計を整理するだけでクリアになる部分があると思います。

僕からのお願いとしては、ひとまずクラウドファンディング『SILKHAT』内に昨日立ち上がった鴨頭さんの企画ページを覗いてみてください。
(※こちら↓)

 
で、共感いただけたら、ご支援orシェアをしていただけると嬉しいです。


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