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宮迫さんとオリラジ中田君の新番組が面白い byキンコン西野

このnoteは2020年12月20日のvoicyの音源の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:上司運がほとほとない下っ端マッドサイエンティスト かいふちさとる さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。


本題に入る前に近況報告させてください。

昨日ですね、大阪心斎橋と名古屋栄のHMVミュージアムでスタートしました『えんとつ町のプペルができるまで展』が、本日、札幌でもスタートします。

こちらの個展では、『映画えんとつ町のプペル』の完成した映像や絵を展示するものではなく、『できるまで展』という名の通り、制作過程のあれこれを展示したものです。

昨日、voicyの方に大阪と名古屋の【音声ガイド】をアップさせていただいたんですけど、そちらでなんとなく雰囲気を掴んでいただけると幸いです。


【大阪↓】
https://voicy.jp/channel/941/115163

【名古屋↓】
https://voicy.jp/channel/941/115167


僕はですね、モノゴトの成り立ち、構造が好きなので、こういう展示は大好きなんですけど、僕がどれだけ言ったところで説得力がないと思うので、ツイッター上に上がっている声をいくつかご紹介したいと思います。

といった感じですね。

途中の「グッズ買いすぎちゃう」っていうのは会場限定のグッズが結構あったりするので、それのことだと思います。

『えんとつ町のプペル』のナノブロック(レゴのちっちゃい版)があるんですけど、これが激オススメです。超かわいいです。

『えんとつ町のプペルができるまで展』は現在、大阪、名古屋、札幌で開催されていて、年明けの1/16からは東京、仙台、福岡で開催されます。

チケットは『えんとつ町のプペルができるまで展』の公式ホームページからゲットしてみてください。

今回の個展は映画が終わっちゃうと二度としないので、お見逃しなく。

そんなこんなで今日の本題です。

今日はですね、「宮迫さんとオリラジ中田君の新番組が面白かった」っていうテーマでお話したいと思います。

昨日配信されましたが、宮迫さんとオリラジ中田君の新番組【Win Win Wiiin】に行ってまいりました。めちゃくちゃ楽しかったです。

楽しかった理由は明確にあるんですけど、シンプルに【会話ができる】ってことなんですね。会話ができるって幸せだなって思いました。

サロンメンバーさんなら全員知ってると思うんですけど、僕、本当にお金に興味がないんです。

「うそじゃん!」って言われるんですけど、ないもんはないんですよ。

浪費って時間がかかるじゃないですか。美味しいものを食べるのも時間を奪われちゃいますよね。

僕は自分の時間を浪費には使いたくなくて、全部、実験にあてたいんですね。「これをこうやったらどうなるのかな?」とかいう実験。

美味しいもの食べるくらいだったらそういうことしたいっていう奴なんです。高い服とか着ないでいいんで、そういうことしたいんです。

で、もちろん実験をするための予算は確保しますよ。

なので、僕のお金の使い道はすっごいシンプルで、エンタメの投資するか、被災地、途上国、母子家庭、児童養護施設等の支援に使っているんですね。

そして、そういった活動をすることで見えてくる問題を片っ端から潰すことに快感を覚えるんです。

多くの場合、それらは仕組みから再構築していかなきゃいけないので、面白いんですね。ナゾナゾを解くのと同じ感覚です。「こうすればみんなが考えてる社会問題は解決できるよ!」って答えを導き出すナゾナゾですね。

そういったものを提案し続けているんですけど、これがですね、テレビに出た途端に「そんなことよりいくら稼いでるの?」って話になる。

そこには本当に興味がないし、もしあなたがそんなにお金に興味があるなら、なおのこと「何がどうなってその結果になったのか」の成り立ちから一緒に勉強しましょうよって思うんですけど、テレビの人たちの多くは「何かズルいことをしてお金儲けしているに違いない!」ってフィルターを通して話しかけてくるので、会話にならないんですね。

そして、それがそのまま、日本人の知識レベルになってしまっている。

それこそ【Win Win Wiiin】の中でも話しましたが、例えば、みんな「お金」は財布とか銀行に入れて大切に扱うじゃないですか。でも、「言葉」は乱暴い扱いますよね。

その結果、ツイッター上では誹謗中傷が溢れかえっている。

でもね、「お金」と「言葉」って性質が似ているんですね。
保存できるし、交換できるし、価値の尺度でもある。

めちゃくちゃ似た性質を持っているにも関わらず、人間は「お金」を大切に扱って、「言葉」は乱暴に扱う。

この違いってなんなんだろう?って考えた結果、「流通量だ」って結論をだしてみました。

「お金」は刷りすぎてしまったら価値がなくなるように、「言葉」も全く同じで、毎日僕らが無尽蔵に生み出しつづけているからその価値を失ってしまっている。

例えば、人生で残り100文字しか使えないってなったら、僕らはその文字を誹謗中傷なんかに使わないと思うんです。タレントの不倫に意見することに使わないと思うんですね。

きっと、大切な誰かに使うと思います。

つまるところ性善説で、元来人間は美しい。しかしながら、無尽蔵に言葉を生み続けられてしまう構造が人間を醜くしてしまっている。

わかりやすいところでいうと、一文字いくらの電報とかがそうじゃないですか。電報で悪口言う人っていなくないですか?

そこに一石投じてやろうと思って冗談で作ったのが「レターポット」というサービスですね。

こんな話をテレビでしたら、また「それでいくら儲けるの?」とか「詐欺ですか?」とか「宗教ですか?」が始まるんですよ。

もちろん、宮根誠司さんみたいに全部わかった上でプロレスでやってくださる方もいます。視聴者側に立ってね。

それは本当に助かってるんですよ。

「西野って面白いことやってるよ」って最初に大声で言ってくださったのは『ミヤネ屋』なんで。すごい助かってるんです。

ただ、それは本当に稀なケースで、多くの場合は「よくわからんけど、怪しいビジネスなんでしょ?」って腐すベースで接してきてて、めんどくさい。いや、めんどくさいっていうか、本当の本当の本音を言うと、西野を腐すと最終的に首が締まるのはあなたたちだぞっていうのがあるので、悲しんですね。

そんな中、僕がやっていることを説明できる数少ないタレントである中田君が【Win Win Wiiin】の中で、「怪しい」「詐欺だ」「宗教だ」って言ってるキングコング西野がやっていることはこういうことですよって言ってくれるんですね。

それを宮迫さんが視聴者側に立ってくださって100パーセントで受け止めてくださる。

副業って選択肢もあるよって言ったら叩かれて、クラウドファンディングって選択肢があるよって言ったら叩かれて、無料公開って届け方もあるよって言ったら叩かれて、オンラインサロンって助け合いの生き方もあるよって言ったら叩かれて、サロンメンバー以外はほぼ誰にも話を聞いてもらえない中ね、【Win Win Wiiin】では話を聞いてもらえるんですね。会話ができるんです。

やっぱ会話ができるってこんなに幸せなんだなって改めて思いました。

僕ね、サロンメンバーさんの気持ち、ずっと一緒にいるので手に取るようにわかるんですよ。

テレビの西野のいじられ方をみて、「いつまでそんなことやってんだよ!」「いつまで村社会やってんだよ!」っていう想いがあると思います。

だから昨日の【Win Win Wiiin】に対しては「それそれそうなのよ!」って思ったと思います。

本当に面白い番組で優しい番組なので、まだ観られていない方はご覧ください。

【前編↓】

【後編↓】

ちなみにその裏でやっていたカジサックチャンネルも死ぬほど面白かったんで(笑)

梶原が僕の仕事現場にきてひたすらボケ倒すっていうなんのためにもならないですが、死ぬほど面白かったんでカジサックチャンネルも併せてご覧ください。

(こちら↓)


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2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』

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