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キンコン西野が完敗「オリエンタルラジオの藤森が天才すぎる」

このnoteは2020年9月24日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:資格を取ることと飲みニケーションをすることを目標にした おくやまえみ さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

今日は、
「キンコン西野が完敗『オリエンタルラジオの藤森が天才すぎる』」
というテーマでお話しします。

今日は、映画『えんとつ町のプペル』のプロモーションについてのお話をしたいと思います。

昨日、ついに映画『えんとつ町のプペル』のアフレコが始まりました。

上映時間が1時間半の作品で、登場人物もたくさんいますから、当然、一気に録音できるわけもなく、声優さんには順々にスタジオにお越しいただいく形になるのですが、狙ったわけでも何でもなくて、皆さんのスケジュールを合わせた結果、たまたま初日の一発目の録音が相方の梶原君になりました。

これはキングコングのYouTubeチャンネル『毎週キングコング』の方でも喋っておりますが、梶原さんには「町人A」という役をお任せしました。

役名から御察しの通り、「ガヤ」です。

「ガヤ」なんですけども、梶原さんったら、見たことないぐらい大きなサングラスをかけてスタジオ入りされて、「気持ちを作るまでに時間がかかる」とか「用意されている水が、ちょっと…」というお決まりの古臭いボケを数十個ほど御用意されて来られまして……おかげで、梶原さんの一言二言のシーンを録るのに要した時間は1時間半(笑)

この模様は「カジサックチャンネル」の方で全てカメラに収めているので、是非、そちらでお楽しみください。

最後は、ビックリするぐらい真面目にやっておりますので、そこも必見です。

梶原君が、「真面目で良いヤツ」ということがバレてしまいます(笑)

もちろん、スタッフ一同、「これは映画のプロモーション」だと割り切っていたから、そんなクダラナイ1時間半に付き合ってくれたのですが、結果的に梶原君が一発目ですごく良かったのが、その後のスタジオの空気がメチャクチャいいんですね。

ゴリゴリに勝負をかけている作品なので締めるところはビシッと締めますが、「ピリついている」という感じはなくて、「こういうのはどう?」というアイデアがカジュアルに飛びかう空気になっていて、その空気を作ってくれたのは図らずもカジサックだったのかもしれません。

感謝でございます。

映画絡みでいうと、近々に発表されるものが二つ。

一つ目はですね、『えんとつ町のプペル』の主題歌のダンスバージョンのMVです。

スクリーンショット 2020-09-27 10.14.36

少し踏み込んだ話になりますが、映画には「宣伝費」というものが用意されていて、その中から、あれやこれやとプロモーションを仕掛けるのですが、『えんとつ町のプペル』の主題歌のダンスバージョンのMVというのは、楽曲制作から撮影まで、映画の宣伝費は使っていなくて、これら全てオンラインサロンの売り上げから、予算を捻出しているんですね。

自分達が100%お金を出しているので、どこにもお伺いをたてなくてもいい。

さらには映画の映像を使っているわけでもなく、MV用に集まってもらったチビッ子楽曲に踊ってもらっています。

さらには『えんとつ町のプペル』の曲は、そもそも作詞作曲が僕なので、「そういうことされたら、困ります」みたいな大人ブレーキが一切無いんです。

なので、クリエイターさん達が遠慮なくフルスイングしているMVになっているのですが、これが本当に最高なんですっ!

映像監督と振り付けは、「バブリーダンス」でお馴染みの登美丘高校のAKANEさんにお任せしました。

これは共感いただけるか分からないですが、一部の歌番組で、カメラのカット割りがせっかくの振り付けを殺している場面をこれまで何度も何度も見てきて、「そもそもダンスは正面から見るように作られているのだから、正面から撮ってくれよ」と個人的には思うんですね。

「なんで、そこでカメラが寄っちゃうんだよ」という(笑)

 

ダンスの映像というのは、映像デイレクターの意図と、振り付け師の意図が綺麗に重なっていないと、なかなか厳しいなぁと思うところがありまして、「それならば、振り付け師のAKANEさんにそのまま撮影もお願いしよう」という運びとなりました。

今回のダンスの答えは彼女が持っているだろう、と。

それが、もう見事にハマって、もう本当に「ダンスのMV!」という仕上がりになっていて、何度も言いますが本当に最高なので、是非、ご覧ください。

近日、『西野亮廣エンタメ研究所』の方で公開されますので、お楽しみに。

 

そして、もう一つ。

こちらも映画の宣伝費からではなく、オンラインサロンの売り上げから仕掛けたものなんですけども…

オリラジの藤森君が彼のYouTubeチャンネルの中で「漫画『スラムダンク』の内容をラップで説明する」という動画が上がっていて、それがもう本当にフザけていて、僕、大好きなんです。

だって、「誰か、スラムダンクの内容ををラップで説明してくれへんかなぁ?」なんて、誰も思って無いじゃないですか?

需要が1ミリもないんです(笑)。

「ただ、藤森君がやりたかったから、やった」というだけ。

そういうのって芸人っぽくてメチャクチャいいなぁと思っていて……映画『えんとつ町のプペル』のプロモーションも、全部が全部オラオラしたもので固めるのではなく、そういった「クスッ」と笑えるのも挟んで【プロモーション自体をエンタメにしよう】と思って、藤森君に映画のシナリオ台本を送って、「映画『えんとつ町のプペル』をラップで紹介してもらえませんか?」と、正式な仕事として発注したんです。

で、昨夜、その動画を見させてもらったんですが、もう、本当にアイツはバカヤロウで、もうね、めちゃくちゃカッコイイんです(笑)。

めっちゃイイ曲なんです(笑)

いや、発注側としては、フザけてくると思って、お願いしているじゃないですか?

だから、「なんで、カッコイイ(やつを作っとん)ねん」って言っちゃった(笑)

でも、それが藤森君なんですよね。

カッコ良すぎて、笑っちゃた。

こちらも間もなく『西野亮廣エンタメ研究所』のYouTubeチャンネルの方で流れるので、是非、ご覧ください。見ていただいたら、皆さんも絶対に同じ感想を持たれると思います。

#なんでカッコええねん

歌詞とかよくよく聴くと、ちょっと泣けてきちゃうんです(笑)

藤森君って、天才ですね、ホント。

いやぁ、笑いました。

 

今、僕のツイッターのトップにある固定ツイートで、映画のポスターがダウンロードできるようになっているのですが、

ツイッターのタイムラインを見たら、映画のポスターをお店や学校に貼ってくださっている方がいて、そのツイートを見つけ次第、リツイートさせていただいているのですが、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

ま、こんな感じで、映画『えんとつ町のプペル』は公開まで待ったなしの状況でございます。

今年は、皆、いっぱいいっぱい辛い目にあって、夢や希望が持ちにくくなっちゃったから、やれることは全部やって、今年の最後の最後で、「あれ? 頑張ればなんとかなるのかも?」と思っていただけるような結果を出したいと思います。

映画『えんとつ町のプペル』の公開まで、あと3ケ月。

どうか、この挑戦を見届けていただけると嬉しいです。

今日は【キンコン西野が完敗「オリエンタルラジオの藤森が天才すぎる」】について、お話しさせていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。


※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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