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努力で解決する人と、仕組みで解決する人の違い【キンコン西野】

このnoteは2021年8月27日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は「努力で解決する人と、仕組みで解決する人の違い」というテーマでお話ししたいと思います。

ご自身が、どちら側の人間か考えながら聴いていただけると嬉しいです。

本題に入る前にお知らせをさせてください。

お知らせ!スナック西野に手越さんやけんすうさん!

月に2度、僕のお友達を僕のお家にお招きして、お酒を呑みながら、「現在進行形で取り組んでいるお仕事」についてネホリハホリ聞いていく『スナック西野』という月額590円のYouTubeの有料チャンネルがあるんですけど、先々のゲストのラインナップをお伝えすると、まず来週のゲストは、元りらくる創業者の竹之内教博(たけのうちゆきひろ)さんです。
 
そして、その次が手越祐也さん。
 
そして、その次が、「00:00 Studio」や「elu」というサービスを展開されている(株)アル代表の「けんすうサン」です。

とにもかくにも、登場人物全員バッキバキの人達ばかりで、お酒を呑みながら、あれやこれやと喋っております。

全ての回でクリーンヒットを打っておりますので、是非、ご覧ください。

興味がある方は僕の公式YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所』の画面下にあります「メンバーになる」をクリックしてみてください。

よろしくお願いします。


お知らせ!Voicyのプレミアム放送を開始!

そして、もう一つお知らせです。

『白熱教室』と題しまして、このVoicy内で、3〜4日に一度、プレミアム放送をやっております。

内容に関しては、「西野先生のオンライン講演会」です。

そして、毎度、お伝えしておりますが、『白熱教室』の時の西野は熱量がバグっていて、たぶん、声のボリュームが間違っています。

現在進行形で取り込んでいることなので、もう、スイッチが入りすぎちゃうんです。

一番最近の放送では「集客」ではなくて、「お客さんが離れる理由」をテーマに、深堀りさせていただきました。

んでもって、たぶん、今日の夕方か夜に、また新作をブチ込もうと思っております。

フルテンションで熱い授業を展開しておりますので、もしよかったら覗いてみてください。

Voicyのプレミアムリスナーのところから、チョコチョコっと入れると思います。
よろしくお願いします。

そんなこんなで本題です。

資産か日銭、仕組みか努力

今日は「努力で解決する人と、仕組みで解決する人の違い」というテーマでお話ししたいと思います。

冒頭で申し上げましたが、自分が「努力型人間」なのか、それとも「仕組み型人間」なのか考えながら、聴いていただけると嬉しいです。

まず、僕自身のことを白状させていただくと、僕は基本、「資産を作ること」と「仕組みを作ること」しかやっていないです。

話を分かりやすくする為に、「資産を作ること」と「仕組みを作ること」の反対を言っておいた方がいいですね。

「資産を作る」の反対は「日銭を稼ぐ」で、「仕組みを作る」の反対は「努力でなんとかする」です。


僕のやっていることが「正しい」とか「間違っている」とか、そういうことじゃなくて、
僕の目標と、自分の性格を鑑みた時に、「日銭を稼ぐ」と「努力でなんとかする」では、僕の目標には到達できないし、僕は続けていけないんです。

もう一度、言っておきますが、「日銭を稼ぐこと」や「努力でなんとかすること」を否定しているわけではありません。

向き不向きの話をしています。

なんか「日銭を稼ぐ」というとチマチマとしたイメージがありますが、そんなこと全然なくて…たとえば一回の出演料がウン百万円の人もいるわけで、その人達だって、「日銭」を稼いでいる。

ボクシングでいうと、フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの一戦のファイトマネーは、マニー・パッキャオに入ったファイトマネーが150億円で、フロイド・メイウェザーに入ったファイト・マネーは200億円と言われています。

メイウェザーやパッキャオが不動産やら何やら「資産」と呼ばれるものを増やすことに励んでいたら、それだけの額が稼げる人になっていたかどうかは分からない。

おそらく、彼らは「日銭を稼ぐこと」に集中した方が、実入りが大きい。

なので、やっぱり向き不向きの話なんです。

努力ができないから、仕組みを作る

で、今日は主に「努力でなんとかする」と「仕組みでなんとかする」の話をしたいのですが、僕のまわりには「プログラマー」と呼ばれる人が結構いるんですね。

要するに「仕組みを作るプロ」です。

たとえば、僕の会社の社長もプログラマーで、僕のVoicyにもチョコチョコ登場する「けんすうサン」もプログラマーです。

堀江さん(ホリエモン)もそうか。

それを聞くと、プログラマーって、なんか「すごい人」みたいな感じがするじゃないですか?

もうバッキバキの仕事人で、動くに無駄の無い、殿上人感がある(笑)。

ただ、実際はそんなことなくて(怒られる!)、堀江さんはチョット分からないですけど、基本的には、誰よりも先に「自分のダメダメっぷり」を認めている人達なんです。

彼らの前提は「自分は努力ができない」なんです。

自分に、まったく期待してないんです。

なので、「こんな努力もできないヤツが生きていくには、努力ができないヤツでも結果が出せる仕組みを作るしかない」という、前向きなのか、後ろ向きなのか、よく分からない動機でプログラマーになっているんです。

「徹底的にサボる為の努力をしている」みたいな感じです(笑)

ちょっと、よくわからないですよね(笑)?

でも、そうなんです。

彼らが社会に適合するために仕組みを作る

僕のまわりには「努力型人間」と「仕組み型人間」の両方がいますが、明らかに、「仕組み型人間」の方が、「サボること」に対して、すっごいストイックなんです。

もう一度、言いますが、彼らは自分に期待してないんです。

ぜひ、けんすうサンが出られる回の『スナック西野』を観ていただきたいのですが、「ここ、むっちゃスゲーじゃん」という部分と、「そこ、もっと頑張れるだろ!」という部分のムラがメチャクチャ激しくて、部分だけ切り取ったら、けんすうサンとかって、ポンコツの極みなんです。

家入一真さんとかもそう。

もう、ホント、ダメダメなんです(笑)

前、家入さんと外で飲んだ時に、家入さんが酔っ払いすぎて、足元の砂をかき集めて、小さな山を作って、その前に膝まづいて、「僕はもうダメです」とか言いながら、砂山に手を合わせてました。

そんな酔っ払い方、あります(笑)

もう完全にヤベー奴じゃないですか?

彼らが社会不適合者であることは間違いなくて、頑張ることができなくて、「それでも社会に参加する為にはどうすればいいか?」を考えた結果、「こんな自分でも社会に参加できる仕組み」を作っている。

プログラマーさんって、そういう人達だったりします。

早い段階で、諦めている。見極めている。

小学校の頃に先生から「偉いね〜」と褒められるような人達から、一番遠い場所に生息している人達です。

でも、そういう生き方もあって、そして、優秀なプログラマーさんほど、早い段階で、「頑張る自分」を諦めている。

いい言い方をすると「見極めている」

これがメチャクチャ大事で、やっぱり「頑張れる人」と「頑張れない人」って実際にいると思うんですね。

そして、それは性格であって、「良し悪し」ではない。

しいて言えば、悪いのは何かというと、「【頑張れない自分】をいつまでも受け入れずに、頑張りでなんとかしようとすること」でしょうか。

なので、自分が「努力型人間」なのか、「仕組み型人間」なのかを、早い段階で決めちゃうのは、結構オススメです。


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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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