【前代未聞】映画公開前に映画のエンドロールを全公開!【えんとつ町のプペル】 byキンコン西野

このnoteは2020年12月21日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:上司運がほとほとない下っ端サイエンティスト かいぶちさとる さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

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本題に入る前に近況報告を二つさせてください。

一つ目は、昨日、札幌で、一昨日、大阪(心斎橋)・名古屋(栄)でスタートした『えんとつ町のプペルができるまで展』の評判が非常に良いです。

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完成品を展示するような、いつもの個展と違って、本当に、「できるまで」のスポットを当てた珍しいタイプの個展なので、僕はこういうのが大好きだけれど、面白がってもらえるかなぁという不安も多少あったのですが、「そういうものだ」ということを理解して来ていただけているみたいで、本当に嬉しいです。

会場内のメッセージにも書きましたし、今日、この後その話をしたいのですが、やっぱり『映画 えんとつ町のプペル』の主役は、朝から晩まで何年感もこの作品と向き合い続けてくれたスタッフの皆様なので、そのことは、どうしても伝えたいんですね。

会場内には、初期段階の映像が流れていたり、まだまだ形を探っている途中のキャラクターが展示されていたりするのですが、それらを世に出せるレベルまで持っていくには、相当な労力が必要で、彼らはコロナ中も、コロナ前も、その前の冬も、ずっとやっていたんです。

近道なんて全然なくて、泥だらけの道をただひたすら歩いてきたのですが、一つの感動が生まれるまでには、そういった過程があるということが伝えることができれば嬉しいです。

『えんとつ町のプペルができるまで展』は現在、大阪、名古屋、札幌で開催中で、この後、東京、仙台、福岡と続きます。チケットは公式ホームページでご確認ください。

そして二つ目。

新刊『ゴミ人間』と『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』の評判がメチャクチャいいです。

こちらも「評判が良いよ」というご報告になるのですが、『ゴミ人間』の方は、僕が絵本作家に転身して、そして映画『えんとつ町のプペル』に至るまでの十数年間の日記です。

先日、『win win wiiin』という番組で、オリラジの中田君が「12年間夢を追い続けた男の死闘」として紹介してくれましたが、歴史を振り返ってみて、「あの日、あの時、キングコング西野はどんな気持ちでいたのか?」という部分を掘り下げてます。

あの時、僕が浴びた批判の類は、そのボリュームはさておき、今まさに挑戦している人達、そしてこれから挑戦する人達がが味わうことになるので、そういった方々への手紙のつもりで書きました。

そして、『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』の方は、『ゴミ人間』が僕の気持ちにスポットを当てた一冊だとするのであれば、こちらは僕の仕事現場にスポットを当てた一冊で、絵本やイベントや個展や映画といった、僕らが手がけているエンターテイメントが「どのようにして生まれているか?」という部分を特集しております。

これもメチャクチャ面白いのでオススメです。

キングコング梶原君による「西野評」もあります。是非、『ゴミ人間』と二冊セットで手にとってみてください。

 

そんなこんなで本題です。

もうタイトルにありますとおり、『映画 えんとつ町のプペル』のエンドロールを本日、映画公開前に公開させていただきました。

あんまり映画公開前に、エンドロールを公開するのって、見たことないと思うんです。

そうなんです。

これ、事件なんです。

映画って、一つの会社が作っているわけではなくて、そこにはいろんな会社が入っているので、権利やら何やら、本当に色々あるんです。

先日、映画のオープニング映像をノーカットで3分間公開しましたが、それも実現させるんのは大変でしたが、このエンドロールの公開も、そこそこ大変でした。

でも、僕らは、まだまだ名も知れ渡っていない弱小作品なので、まずは「こんな作品があるよ」と知ってもらわなくちゃいけないんですね。

弱小と申し上げましたが、それはあくまで認知度の話であって、クオリティーはブッチちぎっています。

ただ、「クオリティーがブッちぎっている」ということも知られなかったら意味がないので、どうにかしてイイ感じに中身をお出しできないものか?と探り、今回に至ります。

で、実はですね…

今日、お見せするエンドロールに差し込まれている映像は、映画館で流れる映像とは違うんです。

映画館のエンドロールで流れる映像は、映画の物語を全部見た人じゃないと流石にちょっと分からないと思うので、今回、このために改めて制作させていただきました。

このエンドロールを見れば、映画『えんとつ町のプペル』のクオリティーが、なんとなく測れると思います。

そして、自分で作っておいてなんですが、曲がイイ!自画自賛です。

もちろん、これはこの曲を歌ってくれているロザリーナや、編曲にあたってくださった音楽チームの皆さんのおかげなのですが、本当に曲がイイ。

ここからはYouTubeで無料で聴けるので、何度でも聴いてください。

そして、YouTubeの概要欄の方で、この曲が収録されているロザリーナのミニアルバム(12月23日発売)のリンクを貼っておきましたので、そちらも要チェックでございます。

『ロザリーナII』というミニアルバムなのですが、他の曲もすこぶるイイんで超絶オススメです。

とにかく、このエンディング曲一つとっても、丁寧に丁寧に作りましたので、すぐにYouTubeに飛んでください。

そして、YouTubeのリンクを貼りつつ、『♯えんとつ町のプペル』で感想を呟いてもらえませんか?

感想が欲しくてたまらないんです。

それがどんな感想でもね、「作って良かったな。また作ろう」と思わしてくれる。

本当に、早く、早く、聴いて欲しいです。

エンドロール、早く見て欲しいです。

まさか僕一人で作ったものではなくて、チームの皆で一丸となって作った作品です。

映画『えんとつ町のプペル』には、たくさんのたくさんのスタッフがいることを知ってもらいたいです。

映画公開まで、あと4日と迫りました。

何年も何年もかけて作った作品が、まもなく皆様の手元に届きます。

ちゃんと届くかはやっぱり不安です。一方で、内容に関しては自信しかありません。

いろんな感情を抱えながら、あと4日間を過ごしたいと思います。

そんなこんなで、映画『えんとつ町のプペル』の公開ちょっと前に、映画『えんとつ町のプペル』のエンドロールを公開させていただきます。それでは、ご覧ください。


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