見出し画像

イベント初心者が陥る!やってはいけないイベント運営【キンコン西野】

このnoteは2022年3月28日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は「イベント初心者が陥る!やってはいけないイベント運営」というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前にお知らせをさせてください。

お知らせ!『映画 えんとつ町のプペル』3月30日と31日に石垣島で特別上映


来る3月30日と3月31日に、沖縄県の石垣島にある「石垣市民会館 大ホール」にて、『映画 えんとつ町のプペル』が特別上映されます。

チケットは大人1000円、そしてなんと、「子供(高校生以下)無料」となっております。

上映時間ですが、3月30日、31日の「11時〜」「15時〜」「19時〜」となっております。

明日ですね。

参加ご希望の方は、「石垣島 プペル」で検索してみてください。

おそらく一番上に、『えんとつ町のプペル 石垣島上映会プロジェクト』というインスタアカウントが出てくると思うのですが、そのアカウントのプロフィール欄に「予約フォーム」がございますので、そちらから。

https://www.instagram.com/poupelleishigakijima/

これが、どうなるのか気になるので、僕このあと石垣島に飛ぼうと思っております。

夜はサロンメンバーさんと飲もうかなと思っているので、街中で僕を見かけたら声をかけてください。

もし、このラジオをお聞きの方の中に、石垣島に住んでいるお友達やご家族がいらっしゃったら、このことを是非、お伝えいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

お知らせ!「キンコン西野と学ぶオンライン勉強会『DAO』って何?」参加者1万名突破


そして、もう一点。

コチラはすでにアーカイブ配信となっているのですが、「キンコン西野と学ぶオンライン勉強会『DAO』って何?」の参加者が、ついに「1万名」を突破しました。

コチラは、ブロックチェーンに詳しいエンジニアが、
技術に詳しくないスタッフ、そしてお客さんにわかりやすく説明する
ビットコインやブロックチェーンの初心者に優しい勉強会となっております。

内容は、ビットコインをはじめとして、ブロックチェーンやNFTについて簡単にまとめた(復習した)あと、「DAO(自律分散型組織)」について勉強します。

仕組みを学ぶための勉強会ですので、「儲かる」とかそういう話は一切ありません。

我らが世界のNISHINOが絶妙な生徒をしております。
西野の相槌の上手いこと上手いこと(笑)

このあたりも注目です。

仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーンの未来について興味がある方は、ぜひご参加ください!

チケットは800円です。

参加ご希望の方は、「キンコン西野 DAO」で検索してみてください。

よろしくお願いします。


初心者の勇者モードで集客の相場を見誤る


僕が「本当に迷惑なのでやめてください」とお願いしていることのツートップは「差し入れ」と「イベント初心者の勇者モード発動によるデカ箱公演」です。

後者について、もう少し具体的にご説明すると、時々、僕は講演会のゲストにお呼ばれするのですが、その時、講演会の主催者さんが、なんか「やってやるぞ!」という謎のスイッチが入って、1000キャパとか2000キャパの会場を押さえちゃうんです。

2000キャパの会場ともなると、ちゃんとしたプロが入っていないと、音響とかメチャクチャ難しくなるし、お喋りの内容ウンヌンの前に「西野の講演会に行ったけど、何、言ってるか聞き取れなかった」みたいなことが普通にあるんですね。

なので、「イベントは500キャパ以下でお願いします」とお願いしているのですが、「せっかくやるならデカ箱で!」という気持ちが働くみたいです。

最近は、かなり厳しめに「500キャパ以下で」とお願いしているので、もう無くなりましたが。

ただ、僕以外の「ゲストで呼ばれる人」は、そうはなってないです。

僕が500キャパ以下をお願いしているのには、本当にいろんな理由があって、そもそも、イベントに500人呼ぶのって、メチャクチャ難しいんです。

今日は、「イベントをやったことがない人って、集客の相場を完全に見誤ってるよね」という話をしたいんですけども、結論から申し上げると(そのままですが)イベントをやったことがない人って、集客の相場を完全に見誤ってるんです。


僕は芸人の中だと(芸人かどうか分かりませんが)、普段から、まぁまぁ大きな小屋でイベントをやっている方だと思うのですが、これって全然当たり前じゃないんです。

めちゃくちゃ頑張って、ドブ板営業を何年も続けて、ようやく大きな小屋でイベントがやれるようになったんです。

でも、イベントを打ったことがない人(あるいはイベントに行ったことがない人)からすると、たとえば、テレビをつけたら野球中継をしていて、東京ドームにお客さんがいっぱい入っているところをとかを当たり前に見ているので、1000キャパとか、2000キャパの小屋に対して、「大きすぎる」という認識がないと思うんですね。

お笑い芸人や、お笑いファンからすると、基本、1000を超えたら超ビッグイベントです。

おそらく、ここにメチャクチャなズレがあると思います。

「認知」と「人気」の認識の大きなズレ


たとえば、僕、『西野亮廣独演会』という単独のトークライブをやっていたんですけども、最後の方は日比谷公会堂という2000人キャパのとこで毎年やっていましたが、その数年前は地方公演となると、本当に20人とか30人とかです。

ちなみに、『はねるのトびら』をやっていた頃だったので、毎週2000万人ぐらいには観られていて、それです。

「いや、それは西野が極端に人気無いだけじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思うのですが(それも一理ある!)、それこそ、そこそこ有名な吉本芸人が7〜8組出ていた沖縄の劇場でイベントをやった時は、お客さんが「7〜8人」とかザラにありました。

もう少しイメージしやすいところでいうと、カジサックがYouTubeを始めて、盛り上がりまくっている時(チャンネル登録者数40万人ぐらい)に、オフラインイベントをやったんです。

その時、チケットが完売して「泣きそう」という感激ツイートをしていたんですけども、そのイベントのキャパ、どれぐらいだと思います?

「124席」です。

これ、梶原君が謙遜しているわけでも何でもなくて、お客さんを「124人」呼ぶのって、難しいんですよ。

たぶん、ここに大きなズレが生じているんだと思います。

「認知」と「人気」の認識のズレです。
「カジサックだったらいけるでしょ?」的な。

カジサックも、そして僕も、イベントをする時は、今でもヒヤヒヤしています。

相応のキャパを見誤ると誰が傷つくのか


「皆の為」みたいなスタンスのクセに、自分の保身も含まれているから少し卑怯だなぁと思いつつ、それでも、ゲストに呼ばれる側の人(使われる側の人間)と、そして、何より、お客さんのことを思って少しだけ言わせてください。

主催者さんが勇者モードで2000人キャパの劇場を押さえて、たとえば、お客さんが100人だった場合、主催者さんは「失敗した〜」で済みますが、「空席だらけだった」というマイナスの評判というのは、呼ばれた側に付くんですね。

そして、お客さんからしても、せっかくイベントに来たのに、どこか悲壮感漂う客席で、イベントを見ることになる。

「相応のキャパ」というのはあって、「そこを見誤ることで、誰が傷つくかを考えて欲しいなぁ」ということと、

「自分で責任が取れないアクションのことを『挑戦』とは呼んで欲しくないなぁ」ということ、そして、

「その上で一緒に面白いことをやりたいなぁ」ということを、普段「使われる側」の人間はなかなか言えないので、これは「悲鳴」や「祈り」の類として受け取っていただけると嬉しいです。


====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================

★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓

\海外発行のカードが利用できるようになりました/

▼Instagram版はコチラ↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?