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耳ざわりの良い言葉と、実際のところ【キンコン西野】

このnoteは2022年4月5日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は、「耳ざわりの良い言葉と、実際のところ」というテーマでお話ししたいと思います。

内容はタイトルそのままで、「巷ではそう言われているけど、実際はこうだよね」みたいな話を二つほどしたいと思います。


お知らせ!「キンコン西野と学ぶオンライン勉強会『DAO』って何?」の参加者1万400名突破!


本題に入る前にお知らせをさせてください。

コチラはすでにアーカイブ配信となっているのですが、「キンコン西野と学ぶオンライン勉強会『DAO』って何?」の参加者が、「1万400名」を突破しました。
 
コチラは、ブロックチェーンに詳しいエンジニアが、
技術に詳しくないスタッフ、そしてお客さんにわかりやすく説明する
ビットコインやブロックチェーンの初心者に優しい勉強会となっております。
 
内容は、ビットコインをはじめとして、ブロックチェーンやNFTについて簡単にまとめた(復習した)あと、「DAO(自律分散型組織)」について勉強します。
 
仕組みを学ぶための勉強会ですので、「儲かる」とかそういう話は一切ありません。
 
我らが世界のNISHINOが絶妙な生徒をしております。
 
西野の相槌の上手いこと上手いこと(笑)
 
このあたりも注目です。
 
仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーンの未来について興味がある方は、ぜひご参加ください!
 
チケットは800円です。
 
参加ご希望の方は、「キンコン西野 DAO」で検索してみてください。

よろしくお願いします。


お知らせ!『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』チケット800円


そして、もう一点。

5月21日の20時から開催するオンライン勉強会『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』の参加者が「350名」を突破しました。

自分で会社を起こして、資金繰りをして、作品や商品を作って、売って、従業員を雇って…という活動は「お金」の問題と常に隣合わせなのですが、そこでは「お金の勉強をしていない人の弱さ」をまざまざと見るんです。

お金の勉強をしていない人が、自分や、まわりの人達を不幸にしていく様を、まざまざと見るんです。

でも、どうやら学校では今後もまともに「お金教育」をする気配がない。

今年からは高校の家庭科の授業でやるらしいですが、「そもそも誰が教えるの?(教えられるの?)」という問題がある。

「まさか、投資をしたことがない先生が『投資のイロハ』を教えるわけじゃあるまいな」…という。

やっぱりこのあたりの心配は拭えないので、今回、久しぶりに手を挙げて見ました。

こちらはFacebookグループを使った勉強会になるので、参加者の方の声を拾いながら、授業を進めて行きたいと思います。

アーカイブは6月30日まで残りますので、当日参加できない人でもお楽しみいただけます。

参加料金は「800円」です。

参加ご希望の方は『BASE 煙突屋』で検索してください。

よろしくお願いします。



日本以上に村社会の海外


そんなこんなで本題です。

今日は、「巷ではそう言われているけど、実際はこうだよね」みたいな話を二つほどしたいと思います。


一つ目は「日本って村社会だよね」という意見です。

日本人が「出る杭を打つ人達」であることは間違いないし、
以前、Yahoo!ニュースの調査か何かで少し話題になってましたが、Yahooで芸能ニュースが報じられる割合が、イギリスが12%で、アメリカが3%で、日本が35%という驚きの結果が出ていました。

要するに、日本人って、政治経済の話題より何より、「あのタレントとあのタレント、付き合ってるらしいわよ〜」みたいな話ばかりしている実に、井戸端会議に参加している主婦的な人達である、と。

嫉妬や妬みが凄いし、何の生産性もないホレタハレタの話をよくするし、このへんにガッカリしている人も多いと思いますし、このへんを指して「日本は村社会だよね」と言っている人も多いとは思うのですが…じゃあ、海外はどうなんだ?と。

「海外はあまり村社会ではなくて、カラッとした性格なのか?」と。

これに関して、僕は全ての国の全ての地域に行ったことがあるわけじゃないので、「こうだ!」と言い切れないのですが、僕の知っている海外で言うと、たとえばアメリカのブロードウェイあたりなんて、日本以上に「村社会」です。

「実力があれば上がっていける」という一面もありますが、それだけでは無理で、「誰と繋がっているか?」とか、「誰からのハンコを貰っているか?」とか、あとは人種の壁が確実にある。

仕事柄、絵本や映画をいろんな国に持っていっては、その国の文化に触れる機会が多いのですが、どこも大体似ていて、「実力至上主義であるけれど、陰湿な差別はガッツリとある」というイメージです。

少なくとも僕の中では、「日本=村社会、海外=開放された社会」みたいな棲み分けにはなってないです。

海外に出ても「人付き合い」とか「あの人に気に入られる」とか、超大事だし、印象としては、日本よりも大事なイメージです。

お酒の席で見つけるチームの潤滑油


次に、「巷ではそう言われているけど、実際はこうだよね」というネタは、何かというと、『お酒は百害あって、一利無し』とか『お酒の席は生産性がない』みたいなスタンスがイケてるけど、実際のところは、「お酒の席がモノをいう現場って、まぁまぁある」ということですね。

僕なんかは、ただのアル中で、おっしゃる通り、生産性のある呑み会はできていないし、二日酔いで翌日1日ブっ潰してしまうこともあるので、今すぐくたばりたいのですが…

でも、「お酒の席は生産性がない」というのは、「ポジショントーク」の面(=そう言える立場の人が、そう言っている)もあると思っていて、
実際のところ、20代前半の若手が「僕、面白いアイデア持ってますんで、コラボしましょうよ」と言ったところで、「知らねえよ。アイデアぐらい、誰でも持ってるよ」と相手にされないことだらけで、
他方、「お酒の飲みっぷり」が良かったり、お酒の席での立ち振る舞い(相手を気持ちよくさせる受け答え)で、「お前、面白いな。一緒に何かやってみる?」となっている場面を、よく見ます。

まぁまぁ、「ただ明るいだけのヤツ」が、「呑みの席で盛り上がっちゃって、このプロジェクト、任されたんですよね」と言っている場面を本当によく見ます。

でも、自分も、経営者や上司の立場になって考えてみると、「お酒の呑みっぷりが良い人」や「お酒の席の立ち振る舞いが気持ちが良い人」というのは、結構、「一緒に働きたい人」だったりします。


というのも、野球とかもそうだと思うのですが、チームを作る時に「ホームランを打てる人」だけを集めても、上手くまわらないんですね。

むしろ、そんなメンバー編成をすると、衝突を繰り返すこともあったりします。

「繋ぎ役」とか「潤滑油となってくれる人」って本当に大事で、それって、「履歴書」からはなかなか探せないんです。

呑みの席で出会った山口トンボ


昔から一緒にやっている「山口トンボ」というスタッフがいるんですけども、一応、本人は「作家」を名乗っていますが、じゃあ、キングコングの漫才を書いたことなんて一度もないんです。

今はカジサックの企画とかをたくさん考えてくれていますが、当時は、ただ顔が丸いだけの名古屋人でした。

本名は「山口大介」というのですが、「山」と「口」と「大」と「介」という、各数の少ない漢字しか取り使っていないので、「漢字が苦手なご両親に育てられた子」というキャラクターとして扱っていました。

ただ、場を明るくしてくれるし、いい感じに繋いでくれる。


それって、すごい才能で、チームには絶対に必要で、それが見つかったのって、「呑みの席」なんですね。

僕、一緒に呑んでなかったら、山口トンボとは出会っていなかったので。

他にも、そういう人、メチャクチャいます。

「お酒は生産性が低いので辞めました」というのは、たしかに一理も二理もあるのですが、一方で、「お酒の席で開かれる未来」もメチャクチャあることは知っておいた方がいいと思います。

特に、今の20代なんかは、ここを抑えておけば、かなり入れ食いだと思います。

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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