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『イエスマンを集めている』という都合のいい意見【キンコン西野】

このnoteは2021年9月30日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は、「『イエスマンを集めている』という都合のいい意見」というテーマでお話ししたいと思います。
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 

お知らせ!『映画 えんとつ町のプペル』限定上映

 
映画 えんとつ町のプペル』に関するお知らせです。

詳しくは全て、公式ホームページでご確認いただきたいのですが…
 
10月22日〜10月31日に『映画 えんとつ町のプペル』が劇場に帰ってきます。
ハロウィン限定復活上映でございます。
 
HELLO MOVIE」というアプリをダウンロードしていただけると、劇場で、キングコングの副音声なんかも聴けちゃいます。
 
映画の映像を見ながら、キングコングが二人で1時間40分喋り倒しています。
 
多分、映画の内容は入ってこないと思いますので、くれぐれも、もう何度も観た方にオススメします。
 
映画であり、ハロウィンイベントなので、泣いても笑っても上映は10月31日にキッパリと終了します。
 

お知らせ!『えんとつ町のプペル』キャラクターになりきれるAR

 
そして、今回の公開に合わせて、『えんとつ町のプペル』のキャラクターになりきれるARを開発しました。
 
インスタやFacebookで写真を撮れば、ARが起動して、プペルやルビッチのコスプレが自動で貼り付くやつです。

 
そして「映画館に行けないよ〜」という方に向けて、『映画 えんとつ町のプペル』のDVD&Blu-rayの発売が決定しました。

Loppi &HMVさん、Amazonさん、楽天ブックスさん等で販売していますが、それぞれ特典が違いますので、詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。

 


エンタメで世界を獲る、そのための作品力

 
「結構な数の人が自分に都合良く(自分を肯定する為に)課題をすり替えているか、シンプルに勘違いしているなぁ」と思うことがあるので、今日はそんな話をしたいと思います。
 
まず、最初に断っておくと、僕の目標は「エンタメで世界を獲ること」で、これ以上でも、これ以下でもありません。
 
その為に認知が必要であれば認知を獲得しにいきますし、
その為に予算が必要であれば予算確保に走ります。
 
そうして動いていると、いろいろと見えてくるのですが、「認知はまったく必要ない」とは思わないですが、ある程度のラインを越えると、「認知」だけでは結果に繋がらないケースが出てきます。
 
 
たとえば、映画なんかが分かりやすいですが、有名人が作ったからといってヒットするとは限らないし、有名人が出ているからといってヒットするとは限らない。
 
世界戦になると、ここは更に顕著で、日本での認知度なんてまったく機能しません。
そこで求められるのはシンプルに『作品力』です。
 
ちなみに、現地時間の10月23日16時から、ハリウッドで『映画 えんとつ町のプペル』の全米プレミアがありますので、LA界隈にお住まいの方は是非、御家族でご参加ください。
僕も、オンラインで、舞台挨拶に参加させていただきます。
 
詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式HPまで。


  

あの日の母ちゃんの胸が踊るようなオンラインサロンに

 
とにもかくにも「たしかな強度を持った作品」を作ることが、僕らのチームの最重要課題で、ここに向かって何ができるか? どう立ち回ればいいのか?を日々考えています。
 
 
そして、僕のオンライン『西野亮廣エンタメ研究所』では、その裏側を全て共有しているんですね。
 
サロンを運営していく上で、一つ決めていることがあって、それは「僕の母ちゃんの胸が踊る内容を届けること」です。
 
ウチはサラリーマン家庭の四人兄弟だったので、母ちゃんは、家計にも、時間にも、余裕がなかったんですね。
 
なので、いろんなエンタメを諦めていたと思うんです。
 
子供の頃、母ちゃんが「舞台観てきたわ」と言っている現場に一度も立ち会ったことがなくて、子供ながらに、「この人は僕を育てる為に、きっと、いろいろ我慢してるんだろうなぁ」と思いました。
 
僕のオンラインサロンの値段を980円にした理由というのは、「僕の母ちゃんが支払える金額」で、そして、サロンでお届けしている内容というのは、家事や育児で忙しい僕の母ちゃんのような人が、家事や育児の合間に覗いて「あぁ、今回のハリウッドの挑戦の裏側は、こんな感じになってるんだぁ」と胸が踊るような内容をお届けすると決めています。
 
母親になったからといって、いろんなものを犠牲にしなきゃいけない世界が僕はあまり好きじゃなくて、「あの日の母ちゃんを世界戦の興奮に巻き込む」という感じで、毎日、記事を投稿しています。
 

自分を肯定する為の都合がいい勘違いと批判

 
なので、ときどき、オンラインサロンを批判する人達が、「西野のサロンに入ったところで、西野にはなれないよ」と言ったりするのですが、そもそもの前提がズレていて、僕のサロンは「お金持ちになる方法を教えます」とか「僕のようになれますよ」みたいなところからスタートしてないんですね。
 
そもそも、サロンの記事を読んだだけで、西野になれてしまうような西野には、何の価値もないじゃないですか?
個人的には「西野になれるわけねぇだろ。僕がどれだけやってると思ってるんだ」と思っています(笑)
 
 
…話を戻します。
 
 
ただ、サロンメンバーさんとは、「これを試したけど、ダメでした」とか「このやり方は意外と刺さりましたね」といった感じで、情報共有は積極的にさせていただいていて、ときどき、一緒に事業を立ち上げたりしています。
先日も、サロンメンバーさんからプレゼンされた結果、個人的に1000万円ぐらいを出資させていただくことを決めました。
 
そんな感じなので、サロンのコメント欄は、すごく建設的な議論が毎日おこなわれているのですが、極々稀に、コメント欄で、汚い言葉を撒き散らして、暴れる人がいらっしゃるんです。
 
その場合は当然、退会していただくのですが、退会お願いした後に、必ず「西野はイエスマンしか集めてない」みたいなことを言い出すんですね。
 
サロンを退会させられた方じゃなくても、「オンラインサロンはイエスマンばかりが集まってる。よくない!」みたいな意見を言っている方を皆さんも時々、目にすると思うのですが、これこそが、自分に都合良く(自分を肯定する為に)課題をすり替えているか、シンプルな勘違いだと思うんですけど…
 
イエスマンを集めているわけじゃないんです。
「建設的な議論をする気がある人」を集めていて、「建設的な議論をする気がない人」を排除しているんです。
 
 

相手の意見を尊重した上の反対意見が必要

 
サロンのコメントでも、「ちょっと分からないです」という意見はガンガンあるんです。
ただ、その時に、「なるほど、そういう考えがあるんですね。僕は、西野さんとは置かれている環境が違うので、もしかすると今回の話は僕には当てはまらないかもしれません」と言うのと、「お前は間違ってる!俺の立場になってみろ?」と言うのとでは、同じ反対意見を出すのでも、全然、違うじゃないですか?
 
なんか、皆、オンラインだから麻痺してますが、実際に、モノ作りの現場で、こういったモノ言いをする方は、次から呼ばれないんですね。
 
モノ作りの現場なので、反対意見は必要なんですよ。
 
ただ、
相手に対する尊敬も必要なんです。
 
そのアイデアが使えなかったとしても、アイデアを出してくれた方への感謝も必要なんです。
 
「それを持ち合わせていないのであれば出ていってください」というのがオンラインサロンですね。
 
「キミがNOを出したから追い出されたわけじゃなくて、キミのNOの出し方が良くなかったら追い出されたんだよ」という話です。
 
 
僕が誰かと対談しているところを見たことがある人なら知っていると思うのですが、お相手の方の話を受けて、その後、僕がどんな意見を言うにしても、まず最初に「なるほど!たしかにっ!」と言っているシーンを見たことありません?
 
自分で言っちゃぁ世話ないですが、まずは相手の意見を尊重するというが、建設的に話を進める上では、とっても大切だと思います。
 
 
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『 https://chimney.town/ 』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
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