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キンコン西野の右腕(スタッフ)が凄すぎる

このnoteは2020年10月14日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:映画えんとつ町のプペルに全力応援コミットします YouTube講演家 鴨頭嘉人 さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

今日は、
「キンコン西野の右腕(スタッフ)が凄すぎる」
というテーマでお話しします。

御存知の方もいらっしゃると思いますが、YouTube講演家の鴨頭さんが立ち上げてくださったクラウドディングが(開始から1週間で)ドえらいことになっておりまして、今現在で、支援者が4500名以上。

支援総額が4700万円。

もう、本当に、とんでもないこと事態です。

 
さらに驚くのが、このクラウドファンディングの収益は、鴨頭さんご自身の活動に充てられるわけじゃなくて、映画『えんとつ町のプペル』の応援に回されるんです。

映画『えんとつ町のプペル』のチケットを買って、全国の子供達にプレゼントしてくださるそうです。
そんなことあります? 
ていうか、こんなことできます?

 

でも、鴨頭は「ここらで西野亮廣を勝たせなきゃダメだろう」の一点張りで、チームを挙げて『えんとつ町のプペル』を応援してくださっているんです。
本当にありがたいです。

 

んでもって、今日は、同じぐらいヤバい方をご紹介したいのですけども、それが誰かというと……ウチのスタッフの田村有樹子です。

スクリーンショット 2020-10-21 12.20.52

彼女は、僕がやっていた番組に、途中からプロデューサーとして入ってきて、そこからの繋がりです。

最初はタレントとプロデューサーという関係だったのですが、一緒に呑みに行ったりしているうちに、いつからか個展のお手伝いとかをしてくれるようになって、それこそ『えんとつ町のプペル』の発売に合わせて表参道で個展をした時に、「呑み友達の個展の手伝いに来ました〜みたいな感じじゃなくて、オーガナイザーとしてスタッフにガッツリ入ってよ」とナンパしまして、そこからズルズルと今の関係に引きずり込みました。
まぁ、だいぶ割愛させていただいておりますが。

一つ確かなことは「こんな根性があるスタッフはいない」ということです。
女性に対して、これが褒め言葉になっているのかどうかは怪しいところではありますが(笑)

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、僕、絵に描いたようなワーカーホリックなんですね。
 
とにかく、起きている間、ず〜っと仕事してるんです。
そして、基本、寝ないです。
 
20歳の頃からこの調子で、これまで僕のペースに合わせられた人なんて、一人もいなかった。
過度のプレッシャーと、シンプルに働きすぎで、デビュー2〜3年目に梶原君が精神的に病んじゃって、失踪した時も、今だから言えますが「まぁ、大変ちゃ大変だけど、そんなに大変だっけ?」と思っていました。

「そもそも好きなことをやっているのだから、1日20時間でもイケるっしょ」と今でも本気で思っています。

労働基準本を、日本で一番守っていない自信があります。
もちろん、他人には押し付けないですよ。


田村さんは、そんな僕に唯一食らいついてくれる人です。
スピード感もある。

この世界では「週明け確認します」という台詞がまかり通っているのですが、僕は「先方が週明けまで待たすのなら、その方と組むのは辞めよう」と言うことを知っているので、それでもって先方の事情も知っているので、そこのバランスを絶妙にとってくださる。

ここだけ聞くと、コスパコスパの人のイメージになっちゃいますが、先ほど「根性の人」と評したのは理由があります。

彼女、そんな感じなのに、例えば、Facebookのコメント欄に、悩んでいるコメントが届いたら、とことん付き合って、極め付けは夜中に入ってきた一般の方からのメールに対して、「あんた、今、どこおるんや?」と返して、夜中にファミレスで集合して、朝まで話を聞いたりするんです。

仕事ができるというか、頭がおかしい。
 
最近、そのヤバさがジワジワとバレ始めていて、彼女がやっている月額1000円のオンラインサロンは、もう会員が2000人を突破しているんです。
フォロワー2000人じゃないですよ。有料のサロン会員が2000人です。
これまで、そんなスタッフいました?

【田村サロン】

その彼女が先日、鴨頭さんと同じように映画『えんとつ町のプペル』を応援するクラウドファンディングを立ち上げてくれて、是非、観ていただきたいのですが、すでに1200万円が集まっています。

もう一度言いますが、彼女はスタッフ。

裏方の人間です。

今や、そこらのタレントさんや、インフルエンサーよりも影響力を持っていて、「なんで、こんな人になったんだっけなぁ?」と振り返って考えてみたのですが、そういえば、彼女はどんな仕事であろうと、最初から「なんとかする」ということを決めて臨んでいました。

つまり、その瞬間は、実力不相応かもしれませんが、彼女の中では「なんとかする」の一択なので、と大急ぎで成長するしかない。

たぶん、「来年までに畑を耕す」と決めたら、力ずくでなんとかするんです。

 

「できない理由を探さない」とか、そういう賢めの話じゃなくて、もっとバカ。

「なんとかする」の一択なんですww

一度、そう決めちゃった人は、「なんで、私がこの仕事をやってるんやろう?」という迷いがないから本当に強い。

田村さんと出会えたは僕の才能で、僕がここまで言うことも珍しいと思うので、誰かをサポートする仕事をされている方は要チェックです。
 
これまで「そこはサポートする人間の仕事じゃないだろう」と思われていたようなこともガンガンやって、結果、それが全て還元されているので。
新しいスタッフ像だと思います。


今日は【キンコン西野の右腕(スタッフ)が凄すぎる】について、お話しさせていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。


※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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