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行けないイベントをシェアした方がいい理由【キンコン西野】

このnoteは2021年8月31日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は、『行けないイベントをシェアした方がいい理由』というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前に、お知らせです。

お知らせ!Voicyでオンライン講演会

『白熱教室』と題しまして、Voicy内で、3〜4日に一度、プレミアム放送をやっております。

内容に関しては、「西野先生のオンライン講演会」です。
  
そして毎度、お伝えしておりますが、『白熱教室』の時の西野は熱量がバグっていて、たぶん、声のボリュームが間違っています。
 
現在進行形で取り込んでいることなので、もう、スイッチが入りすぎちゃうんです!
 
収録前にチョコレートを放り込んで、糖分MAXで熱い授業を展開しておりますので、もしよかったら覗いてみてください。

お知らせ!11月8日イベントチケットが本日発売!

そして、もう一つ。
  
 
11月8日に日本武道館で開催する学校イベント『サーカス ~世界で一番楽しい学校~』の第2弾チケットの抽選が開始しました。

エントリーは、9月6日までです。

ちょっと、ややこしいのですが、昨日、「かなり観やすい席」というのが出て、こちらは抽選じゃなくて、いわゆる「早いもの勝ち」でして、ありがたいことに、発売開始から30秒ぐらいで SOLDOUTとなりました。

今、抽選をしているのは「SS席」と「S席」でございます。

『サーカス ~世界で一番楽しい学校~』は、各業界のトップランナーが先生となって、一人あたり持ち時間20分で、とびっきり面白くて、学びのある授業をするイベントなのですが、ちなみに言っておくと、私、西野の授業はすでに仕上がっております。

僕の講演テーマを先にお伝えすると、日本人が最も苦手とする「生き延びる為のV I P戦略」です。

これは僕のオンラインサロンでもお話ししていない内容なのですが、もうバッキバキに仕上がっておりますので、お客さん、スタッフ、共演者全員をビチョビチョにしてやります。

イベント料金は西野の20分だけでモトが取れます。
 
そしてそして、古い仲なので、本人の性格を僕はよく知っているので、これも間違いないですが、オリラジの中田先生も、バッキバキに仕上げてくると思います(笑)
 
出演は、私、キングコング西野と、オリエンタルラジオの中田君。
 
そして、OWNDAYS代表の田中さん、ROLANDさん、
そして、堀江貴文さん…となっております。
 
たぶん、堀江さんがトップバッターを務めることになるのですが、「一曲歌うかも」という不穏な噂が流れております。

ご注意ください。
 
もう、どう考えたって面白いイベントになるので、この機会をお見逃しなく。

チケットの詳細等は『OWNDAYS サーカス』で検索してみてください。

よろしくお願いします。

サーカスが立ち上がった頃の話

そんなこんなで本題です。

今日は『行けないイベントをシェアした方がいい理由』というテーマでお話ししたいと思います。

まずは、言葉を整理したいと思います。

主語は「行かないイベント」じゃなくて「行けないイベント」であって、言い換えると、「都合が合えば、行きたかったイベント」ということです。

結論から言うと、「都合が合えば、行きたかったイベント」は絶対にシェアした方がいいです。

「それは一体、何故なのか?」ということを、プロのイベント屋が、生々しい実例を交えて、ご説明しますね。

冒頭でもご案内させていただきましたが、11月8日に『サーカス』という学校イベントが日本武道館であるんですけど、なんかサラッと「日本武道館であります」とか言ってますけど、人気アーティストのライブならまだしも、「起業家が授業をする学校イベントを日本武道館でやる」って、あんまり聞いたことなくないですか?

自分がやっておいてあれですが、少なくとも僕は初めて聞きました。

日本武道館って、学校イベントをするような場所じゃないんです。

ただ、いきなり一発目に日本武道館でやっているわけじゃなくて、徐々に、会場キャパが大きくなっていって、ついに日本武道館なんです。

最初は、400人ぐらいのキャパからスタートしたんです。

厳密に言うと、最初のお客さんは350人ぐらい。

僕もオンラインサロンとかをやる前で、プペルとかを発表する前で、オリラジ中田君もパーフェクトヒューマンや、YouTubeをヒットさせる前だったんです。

オリラジ中田君と二人で始めたイベントだったんですけど、初回の『サーカス』のチケットの売り上げは350枚ぐらいで、「関係者が入って、ようやく400席が埋まった」という感じだったんです。

初回のチケットの売り上げこそ苦戦したものの、僕と中田君の中では、初回の感触をみて、「これ、いけるな」となって、で、第2回からは全公演チケット即完です。

まぁ、一晩にして、人気イベントになったんです。

大阪で2回目のサーカスが開催されない理由

そんなこんなで、会場のキャパが徐々に大きくなっていって、今回、ついに日本武道館での開催に至ったわけですが、実は、ここに来るまでに一度、大阪公演をやっているんです。

確か2014年とか、2015年とか、そのあたりです。
「東京で大人気のイベントが、大阪上陸!」みたいな感じです。

ですが、結果を言うと、大阪公演はチケットがあまり売れなかったんです。

大阪公演に出ていたのは、僕とかオリラジ中田君の他に、落合陽一さんとか、宇野常寛さんとか…錚々たる面白メンバーが集結していたんですけど、当時、大阪の方にはあまり興味を持ってもらえなかったんです。

「学校イベント? 何それ?」「起業? なんか意識高い系?」みたいな感じです。

東京との温度差にビックリしたんですけど、まぁ、これが現実です。

「失敗」というほどでもなかったですが、「成功」と呼ぶには難しいレベルでした。

そこから、東京に戻って、『サーカス!』は続いて、やっぱり東京だと相変わらずチケットは即完です。


そうこうしているうちに僕はプペルをヒットさせて、
中田君はパーフェクトヒューマンをヒットさせて、
僕はオンラインサロンを始めて、
中田君はYouTubeを始めて、
お互い忙しくなっちゃいました。


前回が舞浜のアンフィーシアターという2200キャパぐらいの会場だったのですが、そこも即完で……そんなことをやっていると、『サーカス』の噂が広がって、「大阪でも開催してください」という声をいただくんです。

ただ、ここからが生々しい話なのですが、「大阪でも開催してください」も何も、開催したんです。でも、あまり受け入れられなかったんです。

で、イベント屋というのは、「前回の数字」を参考にせざるをえないので、僕個人の意見というよりも、チーム『サーカス』の結論としては「大阪はお客さんが集まらないから、やめておこう」になるんです。

これ、『サーカス』だけじゃないです。

地元に、未来の自分の席を確保しておこう

世の中の、ほぼ全アーティストは、ほぼ全てのイベント屋は、「どの地域がチケットが売れて、どの地域がチケットが売れないのか?」という前回のデータを参考に、会場を選んでいます。

なので、地元で開催される回に、都合が合わなくて自分は行けなかったとしても、地元で開催される(行けない)イベントというのは、未来の自分のことを考えたら、盛り上げた方がいいんです。

お客さんがたくさん入った方がいいんです。

自分が行けなかった回のお客さんの入りが悪かったら、基本、アーティストは、次から自分の地元を候補から外すんです。

もちろん外したくて外しているわけじゃないですよ?

生きていく為に外すんです。

だから、「自分が行けないイベント」というのは、絶対にシェアした方がいいです。

もっとも、今回の『サーカス!』に関しては、おそらく最終回になるので、「シェアしたところで、どうなるの?」というところではありますが。

この「行けないイベント」との向き合い方というのは覚えておいた方がいいと思います。

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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