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プレイヤーの引き際の正解はいつ?【キンコン西野】

このnoteは2022年5月13日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

今日は「プレイヤーの引き際の正解はいつ?」というテーマでお話ししたいと思います。

お知らせ!名古屋と宮崎で『西野亮廣講演会』開催!

『西野亮廣講演会』のお知らせです。

6月5日(日)に、『西野亮廣講演会in名古屋』があり、
6月25日(土)に、『西野亮廣講演会in宮崎』がございます。

名古屋は「レジェンドホール」という会場で、19時から。
チケットはお一人様「4500円」となっております。

そして、宮崎は「メディキット県民文化センター」で、18時から。
チケットはお一人様「3500円」となっております。

 
名古屋や宮崎に行かせていただくこともあまり多くないので、この機会に是非、ご参加ください。
 
チケットをお求めの方は、『西野亮廣講演会in名古屋』『西野亮廣講演会in宮崎』で検索してみてください。
「Peatix」のサイトで買えます。
 
よろしくお願いします。


お知らせ!『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』参加者3200名突破


そして、もう一点。

 
5月21日の20時から開催するオンライン勉強会『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』の参加者が「3200名」を突破しました。
 
僕は、自分で会社を起こして、資金繰りをして、作品や商品を作って、売って、従業員を雇って…という活動をしているのですが、この活動は「お金」の問題と常に隣合わせなんです。
 
そして、そこでは「お金の勉強をしていない人の弱さ」を見る。
 
お金の勉強をしていない人が、自分や、まわりの人達を不幸にしていく様を、まざまざと見るんです。
 
やっぱりこのあたりの心配は拭えないので、今回、久しぶりに手を挙げてみました。
 
こちらはFacebookグループを使った勉強会になるので、参加者の方の声を拾いながら、授業を進めて行きたいと思います。
 
アーカイブは6月30日まで残りますので、当日参加できない人でもお楽しみいただけます。
 
チケットは「800円」です。
 
参加ご希望の方は『BASE 煙突屋』で検索してください。

よろしくお願いします。


やりたいことを最大化するために、「裏方」として生きている


そんなこんなで本題です。

今日は「プレイヤーの引き際の正解はいつ?」というテーマでお話ししたいと思います。

役に立つ話でも何でもなくて、シンプルに僕の近況報告です。

内容は、タイトルそのままなんですけども、最近、サポートにまわる機会が増えてきたなぁと感じています。

前までなら、自分でゴール前までボールを運んで、自分でシュートを打っていたんですけど、最近は自分でシュートを打つ回数が減りました。

「流れに身を任せていたらそうなった」というわけではなくて、そっちに意識を向けた結果、今の感じに至るんですけど…たとえば昨日の僕のスケジュールは、新作制作でひたすらアトリエに籠っていて、まぁ、コレ自体は自分が打つシュートの準備なんですけども、そんなことをやりつつ、合間の時間を見つけて、『えんとつ町のプペル』のバレエ公演のサポートをしていたんです。

突然、話に出てきた「バレエ公演」とは何かというと、これはオンラインサロンメンバーであり、都内でバレエ教室を運営されている方の企画で、僕のプロジェクトではないのですが、せっかくやられるのであれば上手くいって欲しいじゃないですか?

なので、「ここに地雷が埋まってるので、気をつけてください」と御本人にお伝えしたり、挙句、「ビジュアルデザインはこんな感じでやるといいですよ」と提案したりしてるんです。

ポイントは、仕事としてやっているわけではない…という点です。

あとは若手スタッフが仕掛けているプロジェクトのサポートですね。

今、アメリカで頑張っている後輩スタッフがクラウドファンディングをやってるんですけども、これも上手くいって欲しいので、なぜか、リターン(返礼品)で「西野が○○します」みたいなのを出したりしています。

当然、その分の時間は奪われる。

ちなみに冒頭ご案内した講演会ですが、これに関しては僕がステージに立つ形にはなっていますが、企画運営しているのは僕ではなくて、オンラインサロンメンバーさんです。

オンラインサロンメンバーさんが企画運営している公演を、僕が宣伝している…という形です。

30歳が過ぎた頃には「出役」としては引退して、あとは裏方として生きようと思っていたのですが(時々、梶原君と何かする時だけ出る)、40代になると、裏方として生きるのは勿論のこと、裏方の裏方(裏方のサポート)みたいな方向に向かっています。

これは別に「体力が衰えて、走れなくなったから」というわけではなくて、自分がやりたいことを、最大化しようと思った時に「このあたりのポジションにいた方がいいのかなぁ」と思った結果です。

「僕なんて…」と思っているわけではなくて、むしろその逆で、「欲」はより一層強くなっているんです。


「戦力外通知」を受ける前に、次の準備を進めるべき


で、ここからが本題なんですけども…そういった形で「プロジェクトを大きくする為に、今の自分はどこにいればいいか?」を考えながら生きていると、20代、30代、40代でやることが全然違うことが見えてくるのですが、それと同時に、まわりを見渡すと、40代になっても30代のような仕事をしている人が多いことが分かる。

芸能の仕事をしていると、とくにそれを感じます。

20代や30代の頃に頑張った人の40代は、信用も獲得していて、まわりとの関係も築けているから、たぶんシュートが決めやすいんです。

ただ、一方で、そういった「フォワードの季節」を長くとってしまった人の、セカンドキャリアというか、「流石に、もうフォワードは無理だよね」となった時の次の仕事(役割)のスタートが、かなり苦戦している場面も多々見られる。

特定の誰かを指しているわけじゃなくて、イメージしてもらう為の喩えですけども、たとえば、「イケメン」を売りに40後半までやっちゃった人が、流石に小皺が増えてきて、「さすがにイケメンでは売っていきにくいよなぁ」となった時に、とはいえ、これまでイケメンしか売ってこなかったので(その技術しか身につけてこなかったので)、「え、これから僕は何を売っていけばいいの?」と路頭に迷う感じとか。

…なんとなくイメージつきますよね。

これ、芸能の世界だけじゃなくて、一般社会でも全然あると思っていて、「体力で押し切れる時期」は絶対にあるのですが、体力で押し切れる時期のギリギリいっぱいまで、体力で押し切っちゃダメで、世の中から戦力外通告を受ける前に(=体力があり余っている間に)、コーチやマネージャーや監督になる準備を進めなきゃいけないんだと思うのすが、多くの人が、その損切り(卒業)ができずに、だいたい50歳手前で苦戦しているイメージです。

ここって、メチャクチャ難しいんでしょうね。

だって、僕、今、ウチの若手スタッフのサポートをしていますが、今(41歳)の僕だと、僕がシュートを打った方が点を取れるので。

僕は、伊達や酔狂じゃなくて、彼らの100倍ぐらいは点を取れるんですけど、(時々、自分で取りに行くこともありますが、ほとんどは)彼らにラストパスを出しています(笑)。

これはまぁ、「メチャクチャ走れる時期に引退してみたらどうなるのかなぁ」という僕の趣味でやっている部分が大きいので、やれている感じはしていて、一般的には、自分で点が取れるなら、自分で点をとると思います。点を取る自分を抑えきれないと思います。

だけど、それを長く続け過ぎちゃうと、戦力外通告を受けた時に露頭に迷う。

調べてみると、「インフルエンサー」という言葉が広まったのって、2007年頃なんですって。もう、かれこれ15年です。

インフルエンサーこそプレイヤー中のプレイヤーじゃないですか?
そろそろ多くのインフルエンサーが引退を迫られる頃で、そろそろ、この「プレイヤーの引き際」というのが議論される頃かなぁと思っています。

今日は「プレイヤーの引き際の正解はいつ?」というお話でした。

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★iPhoneの場合
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★Androidの場合
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【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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