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売れるものを作るよりも、売れるところに行く【キンコン西野】

このnoteは2022年5月18日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

今日は「売れるものを作るよりも、売れるところに行く」というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前にお知らせをさせてください。

お知らせ!『西野亮廣講演会』絶賛チケット発売中!


『西野亮廣講演会』のお知らせです。

6月5日(日)に名古屋、
6月25日(土)に宮崎、
7月2日(土)に沖縄、
7月10日(日)に大分、
7月16日(土)に豊橋で、それぞれ『西野亮廣講演会』がございます。

チケットをお求めの方は、『西野亮廣講演会in○○』に地名を入れて、検索してみてください。

「Peatix」のサイトで買えます。
よろしくお願いします。

2022年6月5日(日) 【 西野亮廣講演会 in 名古屋 】19時〜20時30分

2022年6月25日(土) 【 西野亮廣講演会 in 宮崎 】


お知らせ!5月21日開催!『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』


そして、もう一点。 

5月21日の20時から開催するオンライン勉強会『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』の参加者が「4500名」を突破しました。

僕は、自分で会社を起こして、資金繰りをして、作品や商品を作って、売って、従業員を雇って…という活動をしているのですが、この活動は「お金」の問題と常に隣合わせなんです。

そして、そこでは「お金の勉強をしていない人の弱さ」を見る。

お金の勉強をしていない人が、自分や、まわりの人達を不幸にしていく様を、まざまざと見るんです。

やっぱりこのあたりの心配は拭えないので、今回、久しぶりに手を挙げてみました。

こちらはFacebookグループを使った勉強会になるので、参加者の方の声を拾いながら、授業を進めて行きたいと思います。

アーカイブは6月30日まで残りますので、当日参加できない人でもお楽しみいただけます。

チケットは「800円」です。
参加ご希望の方は『BASE 煙突屋』で検索してください。

ザックリとして申し訳ないですが、そろそろ締め切らせていただきます。

※こちらの勉強会は、商品購入後、ご案内したFacebookグループへの参加申請と、申請された際に出る「3つの質問」にお答えいただけないと、ご参加いただけないので、くれぐれもご注意ください。

よろしくお願いします。


「移動」に対して後ろ向きな人がかなり多いよね


そんなこんなで本題です。

今日は「売れるものを作るよりも、売れるところに行く」というテーマでお話ししたいと思います。

「お話ししたいと思います」も何も、もう結論を言っちゃったんですけども…よく、皆さん、「どうやったら売れるかなぁ」と悩まれていますが、売れるものを作るよりも、売れるところに行った方がいいよなぁと思っています。

僕の場合、それを強く感じたのは、海外の映画祭なんですけども、『えんとつ町のプペル』って、海外の映画祭に呼ばれて、そして、いくつかの賞をいただいたんですね。

そこだけ切り取ると、嬉しい話なんですけども、実際に映画祭の中を覗いてみるとどうかというと、その国その映画祭によって、喜ばれるものが本当に全然違っていて、たとえノミネートされたとしても、「もう、絶対に大賞に選ばれない」というのが最初から分かる大会とか平気であるんです。

どこかの国のカレー No.1決定戦では、辛さこそが正義で、「甘口のカレーを作った時点で、優勝は無い」みたいな感じです。

一方で、「あの国では箸にも棒にもかからなかったのに、この国では甘口カレーがメチャクチャ評価される」みたいなことがある。

自分の得意技が「甘口カレー」だった場合、「辛口に転向する」というのと、「甘口が売れる国に行く」の二択があると思うのですが、僕を含む多くの人は、味を変えられるほどの才能なんて無いと思うんですね。

となると、自分の得意技がチヤホヤされる国に引っ越すのが妥当だと思うのですが、これは国民性なのかも知れませんが、「移動」に対して後ろ向きな人がかなり多い。

昔、フランスのアニメ好きが集まる「Japan Expo」というイベントに行った時に、ワンピースのブースとか、ナルトのブースよりも、人を集めていたのが、「おむすび屋さん」で、とにかく長蛇の列だったんですね。

日本文化に興味がある外国人が集まっているんだから、確かに、どうせ「おむすび」を売るのであれば、日本で売るよりも、ここで売った方が良さそうですが、いざ自分が「おむすび屋さん」を開業するとなった時に、「どんな、おむすびが売れるんだろう?」と考えはするけど、「どこで一番売れるだろう?」は意外と考えなさそうです。

「シャケおむすびが一番売れる地域」とかって、考えなくないですか?

たぶん、僕らは移動が下手で、「今いる土地」でなんとかしようとするんだと思います。

スキルを「どう売るか?」ではなく「どこで売れるか?」


僕の友達で、各国でお寿司屋さんを「出しては畳んで、出しては畳んで」を繰り返している人がいるんだけど、その人は面白くて、「お寿司」というコンテンツは何も変えないんです。

変えているのは、出店する国で、一旦、ミニマムスタートで出してみて、ダメだったらソッコーで店を畳んで、次の国に向かうんです(笑)

「売れない国で売っても、売れないから」という考え方ですね。

そうして、辿り着いたのが「ニウエ」なんですけども、「ニウエってどこ?」という話じゃないですか?

場所で言うと、オーストラリアやニュージーランドの右っちょの方にある小さな国で、たしか人口は1500人ぐらいで、世界で二番目に人口が少ない国だったと思います。

もちろん、日本からは直行便なんて飛んでないので、乗り換え乗り換えで行かなきゃいけないんですけど、ニウエって、すごく面白い国で、もう、なんか生態系から違うんです。

たぶん、蛇がいないんじゃないかな。

「蛇のいない国」って皆さん、経験したことないじゃないですか?
蛇がいないとどうなるかというと、鶏の卵を食べるやつがいないんです。

なので、国中(島中)、鶏だらけで、朝になると、国中でコケコッコーが鳴り響くので、その結果、皆さん早起きなんです(笑)

国民総朝方人間です。

あと、悪いことをしても逃げる場所がないから、悪いことをする人が少ない。

刑務所も一応あるんですけど、刑務所の人も休みたいから、週末は囚人が釈放されるとかじゃなかったかな。
週末に釈放された囚人が月曜日には戻ってくるという(笑)

ごめんなさい。その辺はちょっと忘れました。

このへんの話は、ニウエの酒場で聞いた話なので、騙されてるかもしれません。
詳しくは調べてください。

いずれにしても、僕らが知っているような国の形じゃないんです。
そこには、独自の生態系がある。

そんなニウエに「お寿司屋さん」を出したんですけど、これが、すごい人気なんです。

皆、フラッと食べにくるんです。「スシ!スシ!」言ってるんです。

今、お寿司屋さんをしている人って、結構いて、皆さん、「どうやったら、お客さんに来てもらえるんだろう?」と考えていると思うんですけども、「人口1500人の国でお寿司が物凄く求められている」ということを知っているお寿司屋さんは、ほとんどいないと思うんですね。

自分のスキルをどう売るか?ではなくて、自分のスキルがどこで売れるか?は、意外と見落としがちなので、このへんは注意して見る癖をつけておいた方がいいのかなぁというお話しでした。

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
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【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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