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咲く場所を見極めるスピードが大事【キンコン西野】

このnoteは2021年8月23日のvoicyの音源、『えんとつ町新聞』の内容をもとに作成したものです。

今日は「咲く場所を見極めるスピードが大事」というテーマでお話ししたいと思います。
 
もうタイトルで、ほぼ結論を言っちゃったので、あとはウイニングランです。
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 
 

お知らせ!7年で270億の男×スナック西野

 
月に2度、僕のお友達を僕のお家にお招きして、お酒を呑みながら、「現在進行形で取り組んでいるお仕事」についてネホリハホリ聞いていく『スナック西野』という月額590円のYouTubeの有料チャンネルがあるんですけど、来週のゲストは、元りらくる創業者の竹之内教博(たけのうちゆきひろ)さんです。
 

 
最近、『無名の男が7年で270億円を手に入れた物語』という本を出されて話題の竹之内社長に、お忙しい中、我が家にお越しいただいて、ネホリハホリ話を聞かせていただきました。
 
楽しくなりすぎちゃって、後半はベロベロに酔っ払っておりますが、酒のツマミに見ていただけると嬉しいです。
 
竹之内社長の会社経営の向き合い方が超絶面白いし、背筋が伸びまくるので、めちゃくちゃオススメです。
 
興味がある方は僕の公式YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所』の画面下にあります「メンバーになる」をクリックしてみてください。
 

  
よろしくお願いします。
 
 
そして、もう一つお知らせです。
 
 

お知らせ!別冊カドカワ 総力特集 西野亮廣

 
昨日、ちょっとした調べ物があって、去年出版された『別冊カドカワ 総力特集 西野亮廣』を読んでいたのですが、時代を牽引するクリエイターさんや起業家さんのインタビュー記事が入っていて、気がついたら丸々最後まで読んじゃったのですが、もし、まだ読まれていない方がいたら、面白いので本当にオススメです。
 
書店やAmazon等でも買えますし、サイン本をお求めの方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。
 
西野がサインを入れて、梱包して、郵便ポストにブチ込んでみせます。
 

 
この『別冊カドカワ 総力特集 西野亮廣』は本当にオススメで、僕も書き下ろしエッセイを何本か投稿しているのですが、その中で『プロセス・エコノミー』というタイトルでエッセイを書いていて……ちょっと触りだけ読み上げますね。
 
 
===
 
【「メインコンテンツ」よりも「メイキング」のほうが、利益率が高い】
 
「メインコンテンツ」の〝おおよその価格〟を決めているのは市場です。
 
同じ商品棚に並んだ他の商品群が、おおよその価格を決めています。
 
宮崎駿監督が映画最新作のチケットを「1万円」で出したら、流石に「おいおい、高いだろ」となっちゃうわけですね。
 
映画のチケットは、周りとの兼ね合いで「1800円」。
 
宮崎駿監督の最新作がどれだけ面白くても、僕らは宮崎駿監督に「1800円」以上を支払うことができません。
 
 
でも、どうでしょう?
 
 
『宮崎駿監督の作業机に固定したカメラのL I V E映像を、好きな時に好きなだけ観ることができる月額1万円のサービス』があったら、買う人が結構いるんじゃないでしょうか?
 
僕は迷わず買います。
 
 
宮崎駿監督の筆の動きとか見たいもん。
 
そんな人が仮に1万人いれば、新作制作の〝過程〟で、宮崎駿監督のもとには毎月1億円が入り続けます。
 
こうなってくると、「メインコンテンツを販売するよりも、メイキングを販売した方がいいじゃん」となり、「メイキングを販売していることを一人でも多くの人に知ってもらう為に、ガッチガチに作り込んだメインコンテンツを無料でバラ撒こう」と考える人が出てきてもおかしくありません。
 
僕です。
 
===
 
 
…とまぁ、この調子で、このあとまだまだ続くわけですが、「お前、エッセイで随分踏み込でるな」といった内容になっています。
本当に読み応えがある一冊になっているので、是非、手にとってみてください。
 
 
よろしくお願いします。
 
 

努力で埋められない差は絶対にある

 
そんなこんなで本題ですが、今日の話は、何か公的な統計データに基づいた話ではなくて、あくまで「西野調べ」になるのですが、「仕事が上手くいっている人」と、「仕事が上手くいっていない人」の違いって何かなぁ?と考えたら、結論、「自分にあったポジションを見つけられた人であるか、否かである」と。
 
何でもできるように見えるスーパースターも、「とはいえ、あのポジションじゃなかったら、他の仕事に就いていたら、あそこまでの結果は出ていなかったんじゃないか?」みたいなのって、あると思うんですね。
 
これはよくある「適材適所」の話で、まぁ、ここに関してはこれ以上、説明する必要もないかなぁと思います。
 
おそらく皆さんも経験がおありだと思うので。
 
で、今日は、もう少し踏み込んだ、もう少し残酷な話をしようと思うのですが……やっぱり多くの人は、最初は「花形」に憧れるんです。
 
でも何だろうな…もちろん、どのポジションに就くにも努力は必要なのですが、やっぱり「努力じゃ手に入らないポジション」ってあるんです。
 
以前、ダウンタウンの松本さんが何かの番組で、「ツッコミの人間は努力で上がってくるけれど、ボケの人間は最初から面白い。あとは見つけるかどうか?」と言っていて、ホント、その通りだなぁと思います。
 
僕の場合だと、梶原君がそれにあたるんですけど、もう、初めて会った瞬間に決着がついていたんです。
 
メチャクチャ頭悪いし、梶原君が書くネタは1ミリも面白くなかったんですが、「この人には絶対に勝てないな」と思いました。
 
まぁ、だからコンビを組んだんですけども、もうね、パフォーマーとして「積んでいるエンジンの種類」が違うんです。
 
あのタイミングで、キングコングのサブというか裏方に回る決意ができたのは、本当に恵まれていて…もし、あの時、梶原君に会わず、フォワードとして生きていたら、なかなか厳しい展開が待っていたと思います。
 
可視化できないから、どこまでいってもフワフワした話になっちゃいますが、「努力では埋められない差」って絶対にあるんです。
 
 

「諦め」を、どれだけ早くできるか?

 
実は逆もあって……絵本を作ったり、映画を作ったりしているもんだから、「僕も、私も、自分の世界観を作品に落として、世の中に届けたいんです」と言われることが少なくなくて、チラッと見せていただくんですけど……
 
「絵が上手いor下手」「文章が上手いor下手」といった技術的な部分じゃなくて、むしろそんなものは後からどうにでもなる部分で、そうじゃなくて、「そもそも、この人の脳内に広がっている世界が小さすぎる」というのは全然あるんです。
 
基本的には、作品というのは、脳内にある景色を、絵や文章や映像や音楽に落とし込む作業じゃないですか?
 
なので、やっぱり、脳内に変態的な景色が広がっていないと、どうしようもない。
 
そこは、今さら努力でどうこうできる領域じゃなくて、生まれ育った家庭環境まで遡らないといけない。
 
「じゃあ、その人はクリエイターとして食っていけないのか?」というと、そんなことは全然無くて、「町を作る職人」にはなれなくても、「家具を作る職人」として花開くみたいなことは、全然ある。
 
要するに、「あ、俺のポジション、ここじゃねぇな」と気づけるかどうかで、そこの「見極め」と言うか、「諦め」を、どれだけ早くできるか?がメチャクチャ大事だなぁと思います。
 
「じゃあ、どうすれば、早く見極めることができるのか?」というところなんですけども、これは、『直接会う』が一番てっとり早いと思います。
 
アウトプットされたものだけで判断すると、少しボヤけるんですが、やっぱ本物と直接会うと、「積んでいるエンジンが違う」ということが一発で分かる。
 
僕も梶原君と直接会えたから、「あ〜、もう絶対にフロントマンなんてやらない」と秒速で白旗を上げることができた。
 
西野調べでは、「お前が咲く場所は、そこじゃないよ」という人が少なくないので、一度、自分が目指しているポジションにいる人に会ってみるといいと思います。
 
 

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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 

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