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🇹🇭タイのタクシー事情最前線【タクシーカラー編】

この記事は、Mobility Technologies Advent Calendar  11日目の記事です。

サワディカップ🙏
タクシーアプリ「GO」のデジタルプロダクトデザインを担当しているTakeです。家庭事情によりタイのバンコクに住んでいるため、せっかくなので現地で過ごしていて気になったタクシー事情について書いてみます。

そもそもタイってどんな国?

日本(羽田空港)からだと約6時間ほどのフライトで到着するので意外と近く感じます。また、日本との時差は2時間で、日本時刻から-2時間が現地時刻です。

日本語でいう正式名称は「タイ王国」ですが、タイがお馴染みの言い方かなと思います。

タイのざっくり特徴

タイは温暖な気候で雨季と乾季はあります。
平均気温約30度前後(日本は冬に突入ですが、こちらは半袖短パン暮らし)

転載元:weatherspark バンコクの年間平均気温

寒いのが苦手な人には良い気候かもしれませんね。

日本の大企業メーカーの海外駐在員も多いタイは日本人街もポツポツ存在しています。
この間は、大戸屋を見つけました。

それと日本人が移住する国としても人気ですね。
定年を超えてゆったり過ごしたいシニア層や、最近はFIREブームの影響もあって若年層にも人気の移住先です。

 

タイの産業

タイの主要産業は観光業も盛んですが、自動車生産数が東南アジア内で第1位の国です。

というか街中は日本車だらけ

TOYOTA、HONDA、ISUZUなどが大半でたまに欧米メーカーの車が走っていたりします。

しかし最近は中国産のEV自動車も徐々にタイに進出して行っているようですね。

タイの交通事情

産業のおかげ(?)か、タイは渋滞都市としても有名だったりします。


タイの移動手段は様々

タイといえば、トゥクトゥク!というイメージのかたも多いかもしれませんが、タクシーも含め様々な移動手段があります。

夜のトゥクトゥクは刺激的な発光を放っています

ざっと見ると以下の種類があります。

  • タクシー

  • バイクタクシー

  • トゥクトゥク

  • 路線バス

  • BTS(高架鉄道)

  • MRT(地下鉄)

  • タイ国鉄道(バンコクを起点に東西南北の主要都市を結んでいる路線)

  • 水上バス

わたしが普段の生活で利用するのはBTS、MRT、タクシーあたりです。
ビビりなので、バイクタクシーはまだ乗れてませんがいずれは。。

タクシーはスマートフォンでタクシーを呼べるGrabもよく利用しています。

この記事では触れませんが、Grabの利用した体験なども別途まとめてみようかと思っています。

タイのタクシーはカラフル!その訳は…?

はい、というわけでようやく本題に入っていこうと思います。

ビビットなピンクやイエロー&グリーンのツートンカラーのタクシーも…

タイに来てからまず目に入ったのは、タクシーのカラーがカラフル!
個人的に特に目に留まるのがピンクカラーのタクシーでした。


ピンクの他にもブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、ツートンカラーのタクシーも。

日本だとブラックやイエロー、ホワイトカラーが主な配色かなと思います。

タイでもブラックカラーの車両も走っているようですが、私はまだ見かけられていないです。


なぜカラフルなタクシーが多いのか?

実際にタイ在住歴が7年ぐらいの知人に聞いたのですが、以下の2つの観点があるようです。

  1. 目立つため

  2. タイはカラーを大切にする国

1. 目立つため

目立つため…。そう、タイは車社会です。

その上、街中はバス、バイクタクシーやトゥクトゥクといった交通手段が所狭しと移動しています。

観光客でもひと目でわかるように、タクシー組合各社ごと決まったカラーを取り入れているようです。


個人タクシーはツートンカラーが目印

また、タイは個人タクシーも多いです。
タイの個人タクシーはツートンカラーが目印

個人タクシーは規定が緩いのかはわかりませんが、車内にネオンの電飾を飾っていたりしているタクシーを見かけることもあります。

最近ではコロナ禍を機にフードデリバリーが盛んになったようで、GrabFoodやLINE MAN、foodPandaなどのバイク便が多く走っているので、なおさらタクシーに乗りたい人が目に留まりやすいカラーは大事な要素になりそうですね。

2. タイはカラーを大切にする国

実はタイでは曜日ごとにカラーが割り当てられているそうな。
ヒンドゥー教の影響で、曜日ごとに神様がいると信じられているからのようう。

神様にも色があるとのこと。

タイ人は自分の誕生日以外はもちろんのこと「誕生曜日」も大事にしているようで、その曜日の色を自分のシンボルカラーにしていると聞きました。

どうりでタイ人は服装もカラフルな色を着ているな〜と思っていたので、腑に落ちました。

カラーを大切にする文脈は違えど、デザイナーとしては親近感を覚えてしまうのです。

また、お国柄ですが国王様、女王様の誕生した曜日には、国民はそのカラーを取り入れた服を着ていたりしていて、王室の存在はタイ国民にとって讃えられている存在なんだなと実感させられます。

このようにタイでは生まれた瞬間からカラーを大切にする文化が根付いているため、タクシーにも大切にしているカラーに取り入れているのかなと伺えます。

終わりに

今回はタイで走っているタクシーの見た目(カラー)について触れてみました。
タイではカラーを大切にする文化が根付いているため、色濃くタクシーボディにも反映されているため、見ていてすぐわかるし楽しいです。

タイに行く機会があるときは、ぜひタクシーの見た目についても注目してみてください。

それではまた。

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