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メールに「ネガティブな感情」を載せないように。

もうすぐ50歳Pです。

最初のお話は、メールについて。

お酒を飲むと人格が変わる人がいますが、同じようにメールで人格が変わる人って、あなたの周りにいませんか?


私は、意図的に、自分の感情をメールにのせないようにしています。

部下を持った時に、基本的には部下にやりたいようにやらせていましたが、いくつか注意したうちの一つが、このメールのことでした。

その部下は、普段はそこまできつくないのですが、メールだと人格が変わったように、仕事仲間を詰問口調で攻めたり、きつい質問を繰り返したり。

本人に問いただしたのですが、本人はあまりそのこと(相手にどんな印象を与えているか)がわかっていないようでした。


これはいろんなところで言われていると思うのですが。

人間は相手とのコミュニケーションにおいて、その内容だけでなく、声のトーンや表情、しぐさ、すべてを含む形で受け取っています。

メールは、その文章通りしか、相手は受け取れません。

自分にはそこまでのつもりでなくても、ネガティブな表現は相手を必要以上に傷つける可能性があります。

面と向かってのコミュニケーションであれば、相手の様子を見てすぐフォローもできると思うのですが、それもできません。


また、メールは、ずっと残るもの。

いつ誰にそのメールが転送されるかわかりません。

また、本人にそのつもりがなくても、パワハラやセクハラの証拠として、人事や弁護士に提出される可能性もあります。

これはLINEなどでも同じです。

PCメールでなく、LNIEになった途端に、感情をのせてくるコミュニケーションをとってくる人がいますが。

LINEも同じですから気をつけてください。


ただ、事務的なメールだけだと味気ないという方もいらっしゃると思います。

その場合には、「ポジティブな感情表現」はありですね。

「ありがとう!」「助かりました!」など。

そういった表現をされて、いやになる人はあまりいないので、潤滑油としてはありかと思います。

ただし、イケてない絵文字を多用して、若手にウザがられないようにはしてくださいませ。



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