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【解説】パンツに「魂」を込める~パンチラ・概論~

はじめに


本テーマは絵師等の表現者、クリエイターだけでなく、エンターテイメントとして楽しんでいただけるように「パンツ」について追究しております。本内容が絶対というわけではなく、あくまでも一つの視点として楽しんでいただけると幸いです。

もくじ


1.パンツはただの「衣類」ではない

2.パンツの世界観

3.「こだわり」に対する落とし穴

4.ギャップ(コントラスト)

5.さいごに


1.パンツはただの「衣類」ではない


子供から大人まで、全人類を熱狂させる「パンチラ」。しかし、パンチラ表現も奥が深く、魅力的なパンチラとそうでないパンチラが存在し、単なる惰性で魅力的なパンツ表現ができるほど甘くはないのがパンチラ道である。

その第一歩として、まず、そもそもパンツを単なる衣類のディテールとしてではなく「特別感」を演出しなければならないと意識する必要がある。

パンツが特別に感じられる条件とは

「非日常感」と、それが見えたことによる「高揚感」

コレが基礎にあたり、重要な部分である。

2.パンツの世界観


例えば、セクシーさを全面に押し出した青年誌より、健全なイメージの少年誌におけるパンチラのほうがグッとくるという読者は多い。

これは「子供のころ見た作品の思い出補正」もあると思うが「非日常感」も影響していると筆者は睨んでいる。

元々、エロチック表現がインフレ化している青年誌では、パンチラはさほどドキッとするようなものではなく、他のエロチック表現の下位の位置付けになってしまうのだ。

その点、少年誌においては「希少性の原理」も働く上、その雑誌全体の健全な世界観の中に存在するインモラリズム、すなわち「本来見せちゃいけないもの」というスケベ心をくすぐる要素が備わっているのである。

3.「こだわり」に対する落とし穴


簡素なパンツは物足りないが、逆に「パンツというデザイン」に対するこだわりが強いがために、ファッション性が高くなり、読者から見て「コスチューム」という位置付けになるという落とし穴も存在する。これは、「見せパン」や「水着」のような、見られることが前提の「恥ずかしくないパンツ」に見えてしまうのだ。

ファッション性の高さ(お洒落さ)がNGというわけではないが、他人に見せる事を意識しない「生活感」が感じられるパンツであることが重要である。

例えば、オマタの部分に「恥ずかしいシミ」がついているとか「食い込んでいる」とか、そういう工夫で一気に「見せてはいけないモノ」に変貌する。

4.ギャップ(コントラスト)


人が色気を感じるポイントとしては「緊張感」の中に存在する「緩さ」というものがある。フォーマルなスーツを着崩したとき(シャツの腕捲りやネクタイを緩める仕草)に感じるセクシーさ等がこれにあたる。

これの応用として、緊張感のあるキャラクターに緩さを感じるアンバランスなパンツを穿かせると上記の効果も狙える上、パンツに孤立した存在感を演出できる。

例:制服ギャルJKのポップな綿パン

しかし"過度に"年齢不相応なパンツを穿かせるのも現実離れしているため、わざとらしくなってしまい同様にコスチュームに見えてしまうというおそれがある。(ただし、そういったフェチも存在するので、そこをターゲットにするのであれば全く問題ない)

あくまでも「これくらいならありそうかな」という絶妙なラインが重要であり、少し難易度が高い。

5.さいごに


もちろん、一言で「パンツ」と言ってもグッとくるポイントや好みは十人十色であり、個人の主観・趣味嗜好によるものもあるが、そのベースとなる「法則」を見つけ出すことにより再現性を高めることが本研究目的である。

そのためには、一つの「正解」が必要であり、山ほど存在する例外的なマニアックなフェチを省き、基礎・原理原則に焦点を当てる必要があった。

下着フェチが「感覚」として理解しているものを「ロジック」に落とし込んだ「パンツの教科書」は、まだまだ少ない。

「パンツの正体」を知り「パンツをコントロール」することで応用を考えたり発展させたりすることができ、パンチラ道を極めることができるのである。

そして研究してゆく過程で、一つの答えが導き出された。この不思議な存在、パンツとはなにか──

これを端的に言えば「おマンコの魂が憑依した布」である。

以上

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