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ヒンメリ作りワークショップ開催しました

クリスマスを数日後に控えて、 「冬を飾る、冬を贈る。~フィンランドのクリスマス飾り「ヒンメリ」をつくろう~」 を開催しました。 北欧の国、フィンランドではクリスマス前に麦わらのモビール「ヒンメリ」を作って天井に飾ります。 一年の収穫に感謝し、来年の豊作を祈って飾るもので、日本のしめ縄と似ています。 今回ヒンメリを教えていただくのは、フィンランド出身鳥取在住のアーティスト、マリ・宮本さん。 ギャラリーそらでご主人と一緒に個展をされたこともある、素敵な女性です。 http://news.gallery-sora-kuu.moo.jp/?eid=919861 午前の部、午後の部と、河原町内外から小中学生が参加してくれました。 ヒンメリの作り方はいたってシンプルで、カットした麦わらを、糸で一文字につないでいきます。 まずは基本の形をマスター。 基本が分かれば、あとはどのくらいの大きさで作るか、ふっくらした形にするかほっそりした形にするか、何本で作るかを決め、出来たものを複数つなげていくと、自分だけのヒンメリの完成です。 中央に飾ってあるのはマリさんのお手本。 等辺にすると四角いヒンメリになり、辺の長さを変えるだけでしずくのような形にもなります。 形をくずさないように保ちながら糸を結ぶのが難しい部分で、大人に手助けしてもらいながら組み合わせていきます。 今回ヒンメリを作るにあたって、子どもたちには事前に一年の感謝を伝えたい人を思い描いてもらい、その人のことを想いながら作ってもらいました。 「お母さんに」 「お父さんに」 「きょうだいに」 「自分に」 「犬(?!)に」 出来上がったヒンメリは、ラッピングして、メッセージを添えて持って帰りました。 クリスマスって、サンタさんの来る楽しみな日ですが、もらうだけでなく、あげること、感謝を伝えること、そういう気持ちも同時に持ってもらいたいと思い企画しました。 そんな話をマリさんにすると、 「フィンランドでは、親からもクリスマスプレゼントをもらうけど、子どもも親へプレゼントをあげるんですよ」 と教えてもらいました。 クリスマスは何かを伝えるいいチャンス。 それぞれのお家で家族一緒にヒンメリを見上げながら、いろいろなお話しをする機会になりますように。 講師のマリさん、 マリさんにつないでくださった方々、 当日お手伝いに来て下さった方々、本当にありがとうございました。 フィンランドがぐっと身近に感じた冬になりました。 ヒンメリのしまい時、迷うところですが、諸説あるそうなので、 http://himmeli.jp/himmeli.html 自分の込めた願いに合わせておさめて下さい。 I hope you will have a happy new year!!

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