見出し画像

平成最後の夏休み、新たな世界観を見つけにキューバへ・・・キューバ入国編

 比較的飛行機には慣れていると思う自分だが、流石にこれだけ乗ると、
途中、もう勘弁と白旗を上げるのだが、エアカナダさんは攻撃の手を緩る事も
無く、容赦ない攻撃を浴びせられる事、12時間+4時間、身体がボロボロに
なりながら、フライトを終え、定刻22時過ぎにハバナの地へ降り立ちました。
飛行機は一度乗ってしまうと少々の事ではギブアップもリングアウトも
出来ない相手なのを忘れてました。東京→ハバナこの戦いは、一矢を報いる
事もなく、廃人になりハバナへ到着、エアカナダさんの圧勝におわりました。

 飛行機を降りて、いよいよ、入国です。色々と聞かれるかなぁ??
わざわざ、用意させた旅行傷害保険はチェックするんだろうな?などなど、
思いながら、入国審査の列に並び、いざ、自分の番、何も聞かれる事も
保険を確認する事も無くあっという間に入国審査完了です。
おい、条件にするなら、保険証書くらい確認しろよと言いたいところですが、
まあ、これも、ネットに書いてあったので、まあ、こんな感じと・・・。
入国後はロストバゲージも無く、一先ずターミナルの外の両替へ向かいます。

画像2↑3CUC

キューバの通貨はキューバ ペソなのですが、少し変わっていて主に
外国人観光客が使用する兌換ペソ(CUC)と現地の人が使う、人民ペソ
(CUP)があります。観光に行く際に、普通にタクシーやホテルや
レストラン等を利用するのだけなら、CUCだけで全く問題ありませんが、
現地で市民向けの路線バスなどを利用する際にはCUPが必要になるそうです。ただ、CUPは空港では両替出来ないみたいでした。自分はチェ・ゲバラが
モチーフになっている3CUPが欲しいが為に、CUPへ両替する為、
後々、苦労する事になるのですが。この両替所(カデカ)ですが、ネットだと¥や$から両替すると出来ない所があったり、手数料が多く掛かると聞いていたので、一応、一番、CUCの両替に間違えの無い€を羽田で両替していたのだが、そこには思いっきり¥マークが!結果、空港でも市内でも¥→CUCの両替は可能でした。

画像2↑3CUP

両替を終えて、タクシーでホテルへ向かいますが、(空港のタクシーは
クラシックカーでは無く普通の今時の車ばかりでした。)道中は走る車も
少なく意外と真っ暗です。治安は良いので、夜も出歩けると聞いてますが、
そんな感じは全く無くここで襲われてもだれも朝まで気付かないだろなぁって
感じです。ただ、走る車は期待通り、クラシックカーが多くそれで、
キューバへ来たなと実感できます。15分ほど車を進めると雰囲気は一変、
ライトアップされた革命広場を経て、旧市街へと入るとライトアップされた
建物も増えてハバナへ来たと言う実感が湧きます。

画像3

そうこうして、30分ほどで、ホテルへ到着、今回の旅での宿は
『メルキュール ハバナ』現地ではセビーニャと呼ばれる伝統あるホテルです。

画像5

車から降りるとなんだか、違和感があります。ふと周りを見回すと明らかに、
宿泊者ではない人たちが、建物の周りに多数います。何をしてるのか
違和感ありありで?でしたが、ふと、ガイドブックを思い出しました。
キューバはインターネットの環境が悪い上に、携帯でネットへ繋ごうと
するほとんどの人が、プリペイドカードのWi-Fiを使っているらしい
のですが、そもそものWi-Fiの電波が飛んでいるのが、公園や一部の
ホテルだけらしく、昼夜を関わらず、公園やホテルの周りにはWi-Fiを
求めて、人が集まって居ました。
このホテル、少し前は1泊$300以上した時期もありましたが、
今回は$100少々でした。建物もクラシカルな感じでいい感じでしたが、
いきなり、キューバ洗礼を受けることに、チェックインして部屋へ
向かおうとしたら、いきなり、エレベーターが止まった。数分で
復旧してくれましたが、流石に焦りました。

画像5

部屋はいたって普通のホテルでしたが、ここでも衝撃の事実が、部屋に
ポットが無い上に、フロントに聞いても貸出のポットもない、ということで、
羽田で買ったカップヌードルは帰宅まで一度も日の目を見る事も無く
終わりました。ここで、時計を見ると既に24時を回っている。

画像6

せめて、シャワーくらいはと思いシャワールームへ向かいます。
以前、キューバの手配をさせて頂いたお客様から、キューバのホテルは何処も
水圧が弱い上に温度が低く、温度高めにしてもお湯が出ないと聞いて
いたので、温度と強さを最大にした所、出てきたのは、熱湯&痛い位の水圧!
どのホテルでもそうですが、試しながらシャワーは浴びないとと改めて
実感でした。ベッドに横になり、携帯でSNSとメールの確認と思ったの
ですが、キューバはお得意の〇モトのWi-Fiが利用できないので、
今回は初めてDoc〇moのパケットパックを利用しますが、このプラン、
契約が1日単位ではなく、24時間単位なので、帰国日の事を考えると、
ここ数分の事で24時間分を使うのは勿体ないので、フロントへ戻り、
1時間分、1CUCのWi-Fiのプリペイドカードを購入してSNSへ
つなぎます。設定は思ったより簡単で、他の国でも、よくある携帯の
プリペイドカードと同じで、カードの裏側の契約番号と暗証番号の部分を
削り、Wi-Fiの電波をひろってネットへ繋ぎ、契約番号と暗証番号を
入力すると、速度は遅いものの、無事にネットへ繋がり、Facebookと
LINEを確認したところで、突然、眠気に襲われます。
翌日は朝から、市内観光の予定が入っているので、と言うか、そんな事を
考える余裕も無く、ベッドに撃沈でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?