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受け取るものも全て如意宝珠。

18日は十一面観音さまのご供養をしてました。
相変わらずクリスタルクリアな雰囲気。

十一面さんは天部の神さまを拝んでいると何につけ現れるお方。
弁天さまのご祈願の時も、なんとなくどこかでご覧になっている
感じがあります。

今回の弁天さまは本当に珍しくああいう形で
メッセージをくださいましたけども。

この時の
「口から喉へ流れ込む液体が全て如意宝珠であると思って飲む」
というアクションなのですが、これは実は、いつもこういうふうに
思って行って良いもの。

今回のタイミングで行うと弁天さまのご利益を受け取りやすいもの
になったのですが、これは結局食べたり飲んだりするものに
「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」という気持ちを
持って食べたり飲んだりする、ということですね。

一般的な日本人なら、ご飯の時にはたいていやっておられると
思いますけども。

自分の身体を養うために食べる、飲む。
その時に、目の前に出てきた食べ物が出てきた経緯、
関わった人、原材料となったいのち、そういったものの
全てに感謝をするのが食事の時のあいさつ。

いただきます、という日本語は他の言語に訳せないと
よく言われますが、この独特の日本語の感性は命の恵みの
循環に対する繊細な意識から来ているように思います。

「みたまのふゆ」という言葉があります。
漢字で書くと「恩頼」。
辞書的な意味としては神や天皇を敬ってその威力、恩恵、加護を示すと
されています。

それとは違う解釈もあって、
ある神職の方、また神道に詳しい方からお聞きしたところでは
生き物がそれぞれ一つづつ持っている生命、
それが「みたまのふゆ」。
生命それ自体でもあり、ものを生きさせている力や生命力のこと
でもあります。

以前、如意宝珠は魂の形と同じ、ということを書きましたけれども。

水の粒子の一つ一つ、口に入れる食べ物の一口一口が
如意宝珠の形と思うと、それは「みたまのふゆ」をいただいている、
ということと同じという気もします。

食事をするということは、自分の生命力を増すために
他の生命力を取り入れているということ。
自分自身の持つ「みたまのふゆ」を増やしていることです。

そして一切衆生が皆如来と同じものでできていることを思うと
生命を養うための循環はより深い感謝と尊重とともに行いたい、
という気持ちになるのではないかなと思います。

たくさんのみたまのふゆをいただいて生きている私たち。
私たちの側からも他の生命に対して恩恵や加護を与える
という気持ちで生きてみるのもいいかもしれません。

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