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12月地蔵会無事終了しました。

施餓鬼供養の施主さまには引き続きあと3日間
お勤めよろしくお願いいたします。

地蔵会祈願の施主さま、また無料祈願にご参加の皆さま、
今月もありがとうございました。
ご感想等いただけると嬉しいです!

行法を行ってる時はほとんど忘れてたんですが
お地蔵さまのご供養をして壇を降りたあたりで
そういえばクリスマスイブだったねえ、と思い出しました。

今回お供えにはきなこ棒とかあられとか、割と古風なものを
買っていたのですが、なぜか前日に急にチョコクロワッサンを
買った方がいい気がして買ったのですね。

何の意味があるのかはよく分かりませんけども。
でもチョコはなんかクリスマスっぽいな、と思ったりしました。

供養法を修している時に、悲しみや怒りや不安な感じとか
そういう感情が湧くことがあるのですが、以前お話しした通り
そういうものもあるねえ、と観察してそのままにしておきます。

自分の感情が出てきているということもありますし
どなたか別の方のものを映しているという可能性もあります。

悲しみや不安などのネガティブな感情も否定するのではなく、
怒りや対抗しようという気持ちが湧いたときには特に
慈悲の気持ちを起こし微笑みを以ってそれを受け止める。
そういうことができる心になるために智慧が必要だよ
ということを今日はお伝えになりたいのかなあ、
と思ったりしていましたよ。

別に今、具体的に誰かに怒ってるわけではないのですが、
感染症だの不穏な世界情勢だの、そういったものを
見ているとそういう気持ちになりやすい気はしますね。
不満というか、フラストレーションがたまる感じ。

しかし、そういうときにこそ智慧と慈悲が必要です。
泣き寝入りするのではなく、むやみに八つ当たりするのでもなく、
自分を責めるのでもなく、十分に自分としてそこに在るために。
そしてできれば、微笑みを浮かべて。

お地蔵さまはいつもほんのり微笑みを浮かべていますが、
それは「微笑三昧」というお地蔵さまの達した境地を示しています。

大慈悲と広大な智慧によって全てをあきらかに見たうえで
微笑みを浮かべておられるのですね。

お地蔵さまと同じ境地になるのにはまだまだ時間が必要でも、
微笑みをまねるのはすぐにできます。

年末年始、忙しいときだからこそ時々微笑むことを
思い出しておきたいものです。

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