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60代からの作文ドリル(4)

問題「新しいおもちゃやゲームのアイデアを考えて、それがどんな風に遊べるか教えてください。」


2024年7月29日(月)

私の考えた新しいおもちゃのアイデアは、四次元魔法陣パズルです。

この四次元魔法陣パズルは、すべて透明な素材で成形された立方体81個のピースと、台座で構成されています。

81個の立方体のピースには、「1」から「81」までの数値が埋め込まれていています。この「1」から「81」までの数値のうち逆さまや、裏面から見た際、異なる数値と誤認される数値については、短い下線や、表裏の色に変化を付け正しい数値が判断出来るようにしてあります。

台座は、立方体のピースをX、Y、Z軸方向に3つづつの計27個のピースで構成される立方体を、ダイヤ状に積み上げられる逆三角錐の凹みが3箇所あるものです。

このパズルを使った遊び方には、以下に紹介した四つの基本的なルールありますが、それ以外にもユーザー自らの自由な発想で様々なルールを考えて楽しめるパズルになってます。

一つ目のルールは、「1」から「9」までのピースを使った縦3×横3の二次元魔法陣を完成させるものです。この際の魔法陣は、ピースの数値のそれぞれの行の合計、列の合計、中心のピースを含む斜めの合計が全て同じ値になるように配置します。

二つ目のルールは、「1」から「27」までのピースを使った3×3×3の三次元魔法陣を完成させるものです。この際の魔法陣は、ピースの数値のそれぞれのX軸方向の合計、Y軸方向の合計、Z軸方向の合計、中心のピースを含む斜めの方向合計が全て同じ値になるように配置します。

三つ目のルールは、「1」から「81」までのピースを使った3×3×3の三次元魔法陣を3つ並べた四次元魔法陣を完成させるものです。この際の魔法陣は、それぞれの三次元魔法陣のピースの数値のそれぞれのX軸方向の合計、Y軸方向の合計、Z軸方向の合計、また、それぞれの三次元魔法陣の同じ位置にあるピースの合計が全て同じ値になるように配置します。

四つ目のルールは、三つ目のルールに加えて、中央の三次元魔法陣の中心のピースを含む斜めに並ぶピースの合計が全て同じ値になるように配置するものです。

これらのルールは、一つ目が最もやさしく、二つ目、三つ目、四つ目と難易度が高くなっています。

個人的には、四つ目のルールで完成させた四次元魔法陣を、台座に積み上げた状態で置物として書棚に飾り、アイデアに行き詰まった時に眺め、思考のクールダウンに役立てたいと思います。


この作文で書いた内容は、2017年7月から2019年6月にかけて筆者本人が趣味のプログラミングで試作したアプリ「Magic Hypercube(仮名称)」の一部の機能を、おもちゃとして現実化したものをイメージしています。

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