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60代からの作文ドリル(19)

問題「身の回りで最近見つけた面白いことを書いてください。それを見つけるために何をしましたか?」


2024年8月16日(金)

最近、田園では稲刈りが始まり、その稲刈り後に何やら白くマシュマロの形に似た直径が1メートル以上ありそうな物体が並べられているのを見かけます。

数年前には、牧草地ぼくそうちでも同じような巨大マシュマロを見かけたことがあり、一度だけその巨大マシュマロが製造されるシーンを遠目とおめに目撃したことがあります。
その大きなマシュマロ製造機は、まるで鬼蜘蛛おにぐもが、お尻から出した糸の束で獲物をぐるぐる巻きにする様子にそっくりだった記憶があります。その時、そのマシュマロ製造機は、鬼蜘蛛おにぐもして開発されたものと思い込んでいました。

数年前から再会を心待ちにしてたマシュマロ製造機でしたが、結局一度も再会できないままでした。田園で見かけるマシュマロも、あの牧草地ぼくそうちで見かけた大きな鬼蜘蛛おにぐもマシンで作られているものと想像して止みませんでした。

巨大マシュマロ製造機との再会だけを心待ちにして日々を過ごしていましたが、牧草ぼくそうや稲刈り後の稲がロール状に巻かれ詰められた巨大マシュマロが何と呼ばれているものなのか、その巨大マシュマロを製造する農機具についても、なんと呼ばれているものなのか知りませんでした。

最近見つけた面白いこと

今回の作文ドリルを機に、数年越しに巨大マシュマロの名前と、その製造機の名前を確認しました。

稲の詰まった巨大マシュマロは、「稲発酵粗飼料いねはっこうそしりょう」、「稲ホールクロップサイレージ」と呼ばれる牛の飼料しりょうになるものとのことです。

そしてその巨大マシュマロを製造する農機具は、前工程まえこうてい牧草ぼくそうや稲をロール状にするロールベーラという機械と、ラッピングするためのラップマシーンまたは、ベールラッパーという機械であることを確認しました。

また、最近の稲用のラップマシーンは、以前見かけた鬼蜘蛛おにぐもマシンよりは半分ぐらいに小型化されているようでした。

それを見つけるためにしたこと

みずから遥か遠く離れた、田園や、牧草地ぼくそうちに巨大マシュマロ製造機を探しまわり、苦労した末に念願の再会を果たし、ようやく現場で作業されていた方に確認することがかないました。と、書きたかったのですが、実際は、目を閉じて、鳥になった気持ちで、遥か遠く離れた、田園や、牧草地ぼくそうちを空高く飛び回りながら巨大マシュマロ製造機を探している事をイメージした後に、ネットで検索して確認しただけでした。

明日、また、ドライブの途中、田園に巨大マシュマロを見かけたら、きっと「ロールベーラとラップマシンで作られた、いねはっこうそしりょう、みっけ」と小声でつぶやくことでしょう。決して同乗者に気づかれないように…



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