2023年度心不全療養指導士 勉強法

はじめまして☀️現在老健勤務PTのえんです。

循環器疾患に関してほとんど無知だった私が、1から循環器の勉強をはじめて「心不全療養指導士」の資格を取得できた勉強法、使用したツールやYouTubeのチャンネルなどを紹介します😊

使う参考書は「心不全療養指導士認定ガイドブック改訂第2版」の一冊です。

  1. ガイドブック巻末37問の問題集を解く

  2. 問題集の問題を参照し自分で問題を作る

  3. 自分で作った問題を解く

  4. YouTubeでの勉強

  5. 細かい部分の暗記を単語帳を使って暗記する

大まかにこの5ステップでの勉強をして無事に合格することができました。

試験では体感で8割程度は自信を持って正解でき、残りの2割は1/2で迷ったという感じでした。試験終了後に手応えを十分感じることができました。

1.ガイドブック巻末37問の問題集を解く

ガイドブック巻末に問題集がついておりそれを解くのですが、問題の下にすぐに解答が書いてあったり、解説が不十分だったりとなんせ使いにくいんです。

そこで私は、iOSアプリのgoodnoteを使って問題だけで作成しました。
問題を解くときの新鮮さを出すために、問題の順番バラバラにして作成しました。


無料でDLできますので是非使用してください。

次に問題を解き、答え合わせをするときに自分でガイドブックのどのページに記載があるかを調べて書き込んでいきました。

ここでは何ページに記載があるかを書き込むことで後で見直しがしやすいよう工夫しました。

ガイドブック問題集書き込み

私は主にiPad airを使用していますが紙ベースでもいいと思います。

2.問題集の問題を参照し自分で問題を作る

1.で問題集に書き込みをすると同時進行で、ガイドブックを参照し、「自分ならどんな問題を作るか」を想像しながら、問題を自作します。

ここではガイドブックの問題集より少しレベルの高い問題を作ることを意識します。同時に解答、解説も作成します。

実際の試験の選択肢は4つですが、自作問題集では選択肢を5つとし難易度を上げました。
またここでも記載ページを忘れずに入れておきます。

ここが1番時間がかかりますが、私は1番知識を詰め込める作業でした。

私は50問程度作成しました。

自作問題
自作問題、解答、解説

3.自分で作った問題を解く

ここで自分で作った問題を解いていきます。
2週間おき程度で3回から5回解けば、ほぼ満点を取ることができるようになってきます。

ここでの注意点は答えを覚えてしまっていることを自覚しながら問題を解くことです。

しっかり自分で作った設問を読みながら、「なんでこの設問をつくったか」を思い出しながら解いていきましょう。

4.Youtubeでの勉強

このYouTubeでの勉強は、何度も同じ動画を繰り返し見ることをおすすめします。

私はYouTube premium会員なので端末に保存して最初は普通の速度、2回目からは2倍速にして3回同じ動画を見ました。

ハートの会/TOMOチャンネル
というチャンネルで、心不全療養指導士の勉強用の再生リストがあります。

認定ガイドブックにそった内容ですので、わかりやすくてとても勉強になりました。

5.細かい部分の暗記を単語帳を使って暗記する。

私が使った単語帳は2種類で、普通の単語帳とスマホのアプリに対応した単語帳です。

普通の単語帳の方は仕事中ポケットの中に入れて隙間時間に活用しました。


スマホ対応の単語帳はスマホを開くたびにアプリを開くクセをつけていました。

単語帳は最後の追い込みの役割で、試験の1ヶ月前くらいから作成し直前まで使用していました。

以上5ステップで余裕を持って勉強し、余裕を持って合格することができました。

症例レポート作成も老健勤務なので苦労しましたが、外部から定期的に来られていた循環器の先生や施設の常勤の先生とコミュニケーションをとりながら余裕を持って作成することができました。

2023年の合格率は70%程度と例年に比べて低下傾向にありましたが、試験問題自体はそこまで難易度が高いとは感じませんでした。

しっかり計画を立てて、日々勉強していれば必ず合格できます。

心不全療養指導士を目指す方の参考になればと思います。

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