極端な政治主張の背景

右翼でも左翼でも極端な主張をする人がたまにいます。数は少ないけれど、声が大きかったり、発信力が強かったりします。

賛同者も少しは出てきます。

なんでだろう？と思って一つの結論が出ました。極端な政治主張をする方は、右翼でも左翼でも環境が似ています。なにか、貧しいのです。金銭的な貧しさでも、精神的なそれでも、なにか喪失感や切実なほしいものの欠乏を感じていて、怒っています。

怒りの矛先が、現在の為政者に向けられるのか？異質な社会の一部に向けられるのかで、右翼になったり左翼になったり差別主義者になったりしますが、極端な人たちは、目を付けた何かを攻撃します。

自分の経験ですが、たまに我を忘れて怒ることがあります。最近は少ないですが、数年前、結婚していたころは、我慢の限界まであと１ｍｍくらいまで怒りを覚える経験がありました。小さな社会単位である家庭の中での経験ですが、怒ると、視野が狭くなり、怒りの対象にほぼ全神経を集中します。

愚かな自分は、周りが見えなくなり、自分が哀れな被害者だと思い込み、ただ、自分の置かれた状況を怒りました。幸い、１ｍｍで限界を突破しなかったので、最終的には、円満離婚になりましたが、限界突破していたら、自殺したり、あるいは、家族に暴力や暴言を言いまくっていたかもしれません。

結局、家庭の不仲なんて、自分に人間的魅力がないとか自分のせいなんですが、あいつが悪い、俺は悪くないのにみじめだだとか、うじうじ考えました。そして、家庭の人間関係を改善したい、改善はきれいごとで自分の思い通りにしたいのにままならない一種貧乏状態で、もがき、苦しみました。

バカですね。心のパワーと時間の無駄遣いを３年くらいしました。切り替えたらよかったのに、怒って視野、思考の視野ともに劇的に狭くなっており、自分を客観視できませんでした。

自分の失敗はここまでです。たしかに、大失敗をしました。そして、もしかしたらとおもって極端な政治的な主張をする方を観察してみると、たぶん何かがものすごく足りていないと思い込んでいます。現に足りていないのか、いまはそうでないけど、かつて足りていないことがトラウマになっているのかはわかりませんが、金か精神かそれ以外かわかりませんが、何かについてものすごく貧しい、貧乏状態なんです。

そして、貧乏な理由を他人のせいにしています。気づけていないのがかわいそうなんですが、自分は悪くない。ちょっと遠いけれど見たり聞いたりしたことがある何か誰かのせいで自分は今の境遇にある。と信じたくて、信じ込んで、怒り、攻撃をします。

極端な政治主張をする人の共通点は、そういう意味で貧乏、貧困と思います。

ここまでもし読んでいただいて、ここまでのセンテンスは、まるで、地球はだいたい丸いみたいに、当たり前のことをさぞ大発見のように言っているように感じた方は、おそらく普通の方です。

へえ、なるほどって思っていただければ、幸いです。

極端な主張は、悪でしょうか？極端な主張に対策はあるのでしょうか？このへんは、おいおい書いていければと思っています。

最後に、政治についての自分の考えを述べます。

憲法は、一度廃案にして書き直すのが最善と思いますが、自民党案ではだめと思います。もし、廃案にできない場合は、改憲すべきです。今の９条は、削除。自衛隊は、軍とします。ほかの規定で問題のあるものはそうありませんので、全文を書き換える必要はないと思います。

ほかは、自由にやったらいいと思います。ゲイもそうでない人も老人も大人も子供も自由でいい。自由には責任が伴いますので、責任感をもって自由に活躍したらいいと思います。

今積極的な支持政党はありませんが、ほぼ一貫して自民党に投票しています。さらに、二階幹事長の下で力をつけようと一般党員になりました。

人生最大の政治的後悔は、鳩山政権を誕生させた選挙で民主党に投票したことです。その行為は、東北の方々に本当に申し訳なく思っており、恥ですが公にいたします。

宗教観は、自由です。神道に良さ、仏教の良さ、新興宗教の教祖の人間的魅力、伝統宗教の良さいろいろつまみ食いをしていますが、神様はいないと今は思っています。みんな好きなものを信じたらいいと思います。一応経をいくつか読みました。聖書も新約、旧約ともに読みました。しかし、私が信じるに足りるものに巡り合えていません。

国土について、竹島、北方領土、尖閣諸島は、未回収の日本として、取り戻すべきと考えます。尖閣は、維持を強固にすべきです。取り戻し方で武力の行使は最終手段で、まずは、交渉と思っています。最終手段を行使して負けたら意味はないので、やる場合、もっと今の自衛隊を強くしないとだめと思います。特に、対ロシアで領土を戻させるのは一番大変です。一番簡単そうな竹島から取り戻しのためのプロセスをすぐにでも踏むべきと考えます。

人種問題。黒いの白いの黄色いの茶色いのどうでもいいです。おなじ黄色い仲間内で朝鮮、中国、大和民族、アイヌ、琉球と差別をしあうのは、意味がないと思います。まずは、人間として好きか嫌いか個人を見て話して決めます。

近代歴史。慰安婦問題。売春を強要された女がいたと思います。しかし、軍や大日本帝国政府が運用していたとは思いません。だから、韓国が言うことはでたらめです。しかし、中にはかわいそうな女がいたということは確信しています。あと、日本独特の責任の所在を明らかにしない集団的意思決定というかだれが決めたのかわからないまま何となくことを進める状態が戦時中もあったならば、朝鮮人の一部が国営の売春組織で売春させられたと誤解してしまう可能性は、ないことはないと思います。そして日本政府は、誤解を解く努力をもっとすべきです。

個人的趣味としてですが、二階さんも安倍さんにも人間的魅力を全く感じません。理由の多くは会って話をしたことがないからです。二階さんを遠目でみてスピーチを伺ったことはありますが、だめでした。しかし、やっている政策の多くは、一番ましです。だから、自民党を消極的に応援しています。日本維新の会には、期待をしています。立憲民主党には、何も期待していません。

倫理観。ひとの妻を寝取ろうと思いません。ワンナイトのえっちは、ありと思います。同性同士のえっちもやりたければやればいいと思います。自分は試したことがありますが、無理でした。ヘテロが自分の趣味ですが、他人の趣味を非難しません。

麻薬、賭博。法改正したら自由化したらいいと思います。大日本住友製薬の覚せい剤のほうが、アングラの何が入っているかわからないしゃぶより安全です。やくざやさんのやっている手本引きより合法な賭博のほうが安全です。やりたい人がコストをかけて合法的に人に迷惑をかけない遊びをすることを止めるのは意味が薄い時代になったと思います。個人的には、麻薬、覚せい剤をしようと思ったことはありません。誘われても断るタイプです。

うわべしか書いていませんので、課金してまで読む必要はないと思います。もし、頑張れよとおもって買っていただけたら嬉しいですが、変わっています。ジャンルでいうと愛国リベラルとおもいます。