朝日新聞の北京オリンピックにケチをつける社説を読んでみた。

朝日新聞が、社説をネットで公開していました。
全文を読んでみて、感想を入れようと思います。感想は、・・・以下にいれます。

以下本文です。

強大な隣国の首都で、間もなく冬季五輪が始まる。・・・OK事実です。

選手はもちろん、多くの人が開幕を待っていることだろう。・・・多くの人は、待っていないかもしれない。

一方で、指摘されてきた数々の懸念や不信の解消は遠く、いまも引きずったままだ。・・・だれがどのように指摘をしたのか?はっきり書かないと誤解が生じます。

収束する気配のない感染症への恐れ。中国が抱える深刻な人権問題。それらに目をふさいで、開催ありきで突き進む国際オリンピック委員会(IOC)の独善的な体質――。・・・コロナと分かるけれど感染症と抽象的に言う意味がわからない。中国は、人権問題を抱えているのではなく、中国政府が人権問題を引き起こしている。IOCが独善的体質というが、それよりも金満体質、利権となったこと、朝日新聞も金を払ってオリンピックのスポンサーやっていたことをどう弁明するつもりだろうか?
また、朝日新聞のウェブサイトでは、特設ページもできている。オリンピックに自分らも便乗してる
サイトはこちらです。

何をめざした、誰のための五輪なのか。大会中も、そして閉幕した後も、この疑問に向き合い、問い続ける「冬の祭典」になるのは間違いない。・・・ずるい。主語がない。誰がどのように問い続けるのか?いかようにも取れる非難。

 ■隔絶された環境で

今回の五輪は、世界の感染者が連日のように300万人を数え、約1万人が命を落としていくなかで挙行される。・・・中国の感染状況の中には非公開情報もある。毎日1万人が死んでるってそれ以上かもしれないし、出してる数字が正確なのか?微妙なように思う。

昨年の東京五輪パラリンピックについて、社説は地元国のメディアとして、予定されていた夏の開催の中止を求めた。・・・決して正義感から中をを求めたわけではないと思われるが、理由が「地元国のメディアとして」だけで、国家のプロジェクトを邪魔したのは、非常に国益に反する行動である。

心配したとおり、期間中に感染爆発と医療逼迫(ひっぱく)が起き、診療を受けられぬまま自宅で亡くなる人が相次いだ。一方、大会組織委員会をはじめとする主催側は、大会参加者に絞った陽性率の低さなどをもとに「成功」をアピールし、現実社会と五輪がパラレルワールド(並行世界)にあることを浮き彫りにした。・・・実際オリンピックが原因で感染が爆発してはいない。うそをついてはいけない。

その構図は北京も変わらず、一層顕著になっている。・・・その構図が朝日新聞が東京五輪を中止せよと言った原因であるならば、一層顕著になっている北京オリンピックを開催中止せよ!と何故言わないのか?

ワクチンの普及や公表されている現地の感染状況、夏季大会と比べたときの規模の小ささ、そして、その強権的なやり方の是非はともかく、「検査と隔離」を徹底する中国政府の措置によって、リスクは低減されるとの見方が一般的だ。・・・ここも何のリスクか?書いていない。コロナのと読めるけれども、リスク低減が本当に一般的な見方だろうか?

しかし、それと引き換えに失うものは多い。

外国からの訪問者と開催地の市民が、人種や国の違いを超えてふれ合う機会はない。国内観客も競技会場に入ることを許されず、選手は東京大会よりもはるかに厳しい「バブル」の中で行動を著しく制約される。一番リラックスでき、親交を深める場であるはずの選手村でも、食事は天井から機械経由で届き、「孤食」を強いられる。・・・これは、主催国の主権の問題。強いられるのが嫌ならば、出なければいいだけ。つまらないケチつけてるだけにしか見えない。

市民不在、交流不在。この「隔絶」こそ、東京から引き継がれる今大会の大きな特徴といえるだろう。・・・ただ感染症予防対策をしているだけ。

 ■大会の「成功」とは

 国際社会と中国の間にも、深い隔絶がある。

 各地で北京五輪に反対するデモは絶えない。香港や新疆での重大な人権侵害に多くの人が心を痛め、中国での開催を支持できないと訴えている。・・・正しい。

共産党政権はこうした声に正面から向き合わねばならない。異論を力で封じ込めようとしても、反発は高まるばかりだ。・・・共産党に向き合え!って言って聴くわけない。日本国内の発言だろうけど、この1文で中国に逆らったといわれ中国政府から意地悪されるかもしれない。

ところが現実は、いつもの統治手法を五輪に持ち込むのではないかとの疑念が渦巻く。

例えば、条件つきで認められるようになった選手の政治的な発言や行動への対応だ。東京五輪の際、サッカー女子の試合で日英両チームがともに片ひざをつくポーズをとり、人種差別に抗議したのは記憶に新しい。・・・素直に東京オリンピックを誉めればいいのに!

これに対し北京の組織委員会は今月19日、中国の法律や規則に反する行為は処罰の対象になると述べた。大会の成功に向けて、中国に対する異議申し立てを受け付けない姿勢を明確に打ち出し、選手らを牽制(けんせい)したと見るべきだろう。・・・最後の「見るべき」っていうのもめちゃくちゃ上から目線な言い方。しかも、主語がない。誰がそう見るべき?

そもそも中国がめざす北京五輪の「成功」とは何か。

習近平(シーチンピン)国家主席によれば、それは中国の人々が「中華民族の偉大な復興を信じる気持ちを強める」ことであり、「希望に満ちた国家のイメージを世界に提示する」ことなのだという。

国威を発揚して政権の求心力を高め、中国の印象を改善させる。五輪の露骨な政治利用であるのは明らかではないか。・・・1936年のベルリン大会について言及して紙面を割けばよかったのに。

 ■ともる赤信号

こうした中国の振る舞いにIOCは毅然(きぜん)とした態度で臨むべきなのに、女子テニス選手の「失踪」をめぐる対応のように、迎合した姿勢に終始し、不信を深めている。・・・東京オリンピックの時自分らもIOCにお金を払ったくせに!「臨むべき」って偉そうな言い方。

世界大戦による中止やテロ、冷戦下のボイコット、さらにIOC幹部らの腐敗などがありながらも五輪が続いてきた背景には、人間の尊厳、反差別、連帯など、五輪憲章がかかげる理想への共感と期待があった。・・・しらじらしい。そんなこと思ってオリンピックを見てる人なんかいない。しかし東京オリンピックに朝日新聞がスポンサーになった時の動機をホームページ上では、以下に示している。「朝日新聞社は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020)のオフィシャルパートナーです。オフィシャルパートナーとなったのは、オリンピック憲章にうたわれている「スポーツを通じ、若者を教育することにより、平和でより良い世界の構築に貢献する」との理念に共感したからです。」

ところが近年の五輪は商業・拝金主義にまみれ、開催時期から競技の開始時刻までスポンサーの意向が幅を利かす。これに東京大会によってあらわになったIOCの権威主義への反感も重なり、持続可能性に赤信号がともる。開催を引き受けられる都市が極めて限られてきていることが、何よりの証拠だ。・・・朝日新聞もスポンサーしていたでしょう!もう一度同じ文章を引用します。「朝日新聞社は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020)のオフィシャルパートナーです。オフィシャルパートナーとなったのは、オリンピック憲章にうたわれている「スポーツを通じ、若者を教育することにより、平和でより良い世界の構築に貢献する」との理念に共感したからです。」って近年直近の東京オリンピックにスポンサーする動機が書いてある。社説と矛盾しませんか?

環境保護の観点からも疑義が尽きない。巨大施設の建設や周辺整備に、これまで多くの資源が費やされてきた。この大会でも大量の人工雪をつくる必要があり、地域の水不足が深刻化するとの声があがる。・・・だったら反対したらいいのに!

視線の厳しさを認識し、あるべき五輪像を探る。自らの存続をかけて、IOCはこの課題に取り組まなければならない。・・・誰の視線?か明らかでない。IOCに命令する結末であるけれど、中国政府には結局何も言わんのかい!

全文と・・・以下の感想は、以上です。

読んでみて、なんで朝日新聞って偉そうにわかりにくい作文を書いちゃったのか?と驚いた。
東京オリンピックのせいでコロナが感染爆発したとか言っているし。これをありがたがって信じる人が国内にいるのかもしれないと思うとびっくりです。

わざと主語を入れないで、俺の意見、わが社の意見と思わせないものの書き方はとても卑怯に思えました。

偉い新聞記者の方が書かれたんだと思うけれど、最後に命令文でいう先が中国政府ではなく、IOCである点もずるい。中国に面と向かって、中止せよとか人権守れ!とか言う勇気が足りないんじゃないかな?
東京オリンピックの邪魔を散々しておきながら、北京オリンピックを中止せよ!都は最後まで言わない。批判のふりをして、邪魔はしませんというアピールでしかないと感じる人も少なくないと思いました。

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