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自分にとっての「いい仕事」とは何かを考える

inquireでは月に1度、代表のジュンヤさんと月の振り返るをする1 on 1があります。1ヶ月仕事をしてきた中で、成長したことや学んだこと、課題に感じていることから人生の悩みまで、面談シートに記入して思考の整理をします。

先週体調を崩したため、今日その1 on 1をしました。ジュンヤさんは自分の仕事でめちゃくちゃ忙しいはずなのに、日々の微かな変化やチャットでのやりとりから、本当にメンバーのことをよく見ているのだと、面談を通じて感じています。

いくつか話をした中で、これはちゃんと考えないと、と思ったのは自己評価と他者評価のバランスです。

僕は、中学高校を演劇に大学時代をバンド活動に費やしてきました。どちらも共通するのは、1:nの関係性で自分から一方的にお客さんに対してセリフや音を伝えながらも、その反応をリアルで感じる点と舞台や演奏の良し悪しはお客さんからの評価に委ねられている点です。

個人的にはよくできたと思ったライブでもお客さんの反応がいまいちでも、結構ミスをしてしまってもお客さんの反応がよくても、どっちにしろ自分のテンションは上がりません。

仕事をしていても同じです。自分があまり貢献できていない仕事を結果として評価されてもあんまり嬉しくないし、その逆も然り。どちらかに偏り過ぎてしまうと、他人の目ばかりを気にしてしまったりうぬぼれが強くなってしまったりと、そのバランスをどう調整するかが、仕事を一定のモチベーションで続けるために大事です。

自己評価と他者評価は常に一緒ではなく、むしろずれていることが多い中で、自分にとっての「いい仕事とは何か」、それを考えて自分の答えを出すことが、2つのバランスを取る上で肝になってきます。

「いい仕事」の定義は人それぞれです。とにかく売り上げをあげればいい仕事だという人もいれば、過程を含めて納得できたらいい仕事だと思う人もいるでしょう。仕事は基本的に誰かとの関係の中に成り立ちます。相手に不快な思いをさせていない限りは、最低限の「いい仕事」ではあるでしょうが、そこから一歩踏み込んで、自分にとってのいい仕事を見つけ出せると、仕事の質も自分の質も上がっていくのだろうなと思います。

僕はまだ自分にとっての「いい仕事」を見つけられていません。これまではどちらかといえば目的思考の結果主義で、数字こそが大事だと思ってきましたが、他人の感性に判断を委ねる編集という仕事は、数字だけでは割り切れないところがあります

「3月はそれを探すのが宿題だね」とジュンヤさんに言われたので、自分にとっての「いい仕事」のヒントが見つかればいいなと思いつつ、2018年度最後の月も頑張ろうと思ったのでした。

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