感情の灯火を消すな
今日はnoteを書くつもりはなかったけど、明日で1ヶ月だし、心の整理にもなるので、書こうと思う。
社会人になると、学生の時より沢山のストレスに囲まれる。
満員電車や上司からの叱責、クライアントからの無茶な要求、納期、頑張らないとという焦り、etc。
怒りや悲しみ、心の痛みを感じる頻度が多くなると、感情ってめんどくせぇなと思う時がある。それこそ機械のように何も感情をわきたてず、目的に沿って淡々と仕事をこなせるようになればと思う。
だけど、そういった負の感情を抑えると喜んだり、感動したり、熱くなったり、正の感情の起伏も徐々になくなっていく。どっちかの感情だけ抑え込むなんて、都合の良いことはできない。
編集者の仕事は、誰かの代弁者として、熱量を凝縮させ他の誰かに届ける仕事だ。インタビューで熱量を感じ取れないと、のっぺりとした企業の調査レポートのようなアウトプットしか出せなくなる。たとえ編集者ではなくても、仕事をやりきるには熱量という感情が必要だ。
しかし、機械のようにロジカルさだけを追求すると、なんのために仕事をしているのかわからなくなる時がある。自分のためでも誰かのためでも良い。熱量がこもらなくなると、突然心の灯火が風に吹かれたように消えてしまう。
感情が厄介なのは、自分で気づかない時でも、無意識下で溜まっているこということだ。それが負の感情の場合、押し殺し続けていると、ダムが決壊したように自分が思いもよらないタイミングでドバッと押し寄せてくる。
感情は人が人らしい仕事をするためにはうまく折り合いをつけて付き合わなきゃいけないモノだ。まさか27歳にもなって、感情との折り合いのつけかたでここまで悩むとは思わなかったが、これもまた乗り越える一つの壁なのだろう。
何か夢中になれるコトを無理に見つける必要はないと思うが、生きるための熱量だけは決して失ってはいけない、そう思った水曜日であった。
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