【感想】Uru「ドライフラワー」「別の人の彼女になったよ」

 両方とも、前に付き合っていた女性と別れてからしばらく原曲の方を聴いていた。
 前者は、別れる前に向こうが「最近よく聴いてるんだ」と言っておすすめしてくれた曲だ。この段階から別れを見越しているであろうことに別れた後に気づいて(というより勝手に想像して)泣けた。
 後者は、別れて3ヶ月ほど失恋ソングをなぞっていたある日にYouTubeのおすすめに出てきて、聴いてみたら泣けた。別れて新たな恋に進んでもまだ前の人の良さを思い出してしまう女心を聴き、自分もこんな素敵な過去の人になれていたら良いなと思って浸ってしまった。

 一昨日、夕方に友人と田舎町をドライブしている時に、Uruがカバーするこれらをおすすめだと言って流してくれた。
――やばい。つらい。(本当に心動かされた時、私は台詞が稚拙になる)
女性が歌うこれらは更に泣けた。Uruがカバーしているというのもまた良い。初めてUruの曲を聴いたのは「Love Song」推しの王子様の主題歌だったが、この曲を聴いたときから、静かで落ち着いた声とサビの力のこもった訴えかけるような声に心打たれた。歌詞も言うまでもなく良い。

 大きな失恋をしたことのある人には一回聴いてみてほしい。
(私は失恋ソングを聴くと感情を揺さぶられて頭が働かなくなり時間を無駄にしてしまうことが多いので、本当に暇な時か人といてダメージを軽減できる時だけにしている)

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